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全力教室

あやかぜ 10月29日


  あやかぜ  10月29日(水)

 学校公開5日目。
 最終日である。
 氣合を入れて取り組みたい。

 ◆朝の打ち合わせ
 ・校外学習について
 ・引率者の役割り
 ・セーフティー教室
 ・その他

 ◆看護当番
 昇降口前に立つ。
 全力であいさつする。
 「おはよう先生」で有名になっている私。
 多くの子が、元氣よくあいさつする。

 教室へ。
 半数の子どもたちは、すでに廊下に並んでいる。
 ※今日は、学年合同授業の日。
 ただし、練習を始めている子はいない。
 並んだらすぐ練習。
 常識である(笑)
 すぐに、合同授業始める。
 アンジェラ・アキさんの『手紙』
 「未来の自分に」の部分を使って、発声練習をさせる。
 手を頭頂、鼻の頭、胸などに置かせる。
 響かせる練習。
 手を遠ざける。
 天井に響かせる。
 遠くまで声を飛ばす。
 などなど。
 1回ごとに、めあてを持って練習させる。
 1曲歌う。
 どんどんうまくなってきている。
 しかし、レベル的にはまだまだ。
 基本的な声量がない。
 「歌う声で」声量がある  なかなか難しい。
 
 次は、音読。
 杉渕学級が見本を見せる。
 『はたはたのうた』圧倒声である。
 基本的声量アップのため、全力で読ませる。
 まずは、声を出すこと。
 基本中の基本である。
 
 学年合同で音読。
 最初にしてはよい。
 かなり声が出ている。
  
 次はクラス対抗。
 1組から順番に読ませる。
 ※最初の部分
 
 もう一度、学年全員で読む。

 クラスに戻る。
 私の合図に合わせて、学年全員で読む。
 各教室で音読するのである。
 窓を開けて読む。
 校庭に向かって読む。

 次は、リレー音読。
 1組→2組→3組→4組の順に読む。
 往復する。
 4組→3組→2組→1組

 ◆復習
 昨日の復習。
 あまりにもできない子がいるので、初歩から復習。
 小数のたし算。
 (例) 15、3+6  →位取り

 小数のわり算 →小数点ずらし

 ◆耳を鍛える
 文章題に取り組ませる。
 私が問題を読む。
 ただし、1回しか読まない。
 「聴く力」をパワーアップさせる実践である。
 これをやると、聴いているか聴いていないかはっきりする。
 聴いていないと、式を立てるどころか…着手できない。
 4問出題する。

 ◆国語
  「見えないものを見えるようにする」
 『大造じいさんとがん』
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃  昨晩、つりばりをしかけておいた辺りに、何かばたばた ┃
┃ しているものが見えた。 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 この部分について、発言させる。
 まずは、一人1回。
 ・がんかどうかわからないが、「何か」が罠にかかっている。
 ・「かかった」と思ってうれしかった。
 ・「かかった」と確信している。
 ・何がかかったかはわからない。
 ・残雪がきてから一羽もとれなかったので、とれてうれしい。
 ・がんか残雪かわからないが、罠にかかったことは確か。
 ・特別な方法だから、とれたと思った。
 ・「やった!」と思った。
 このような発言が続く。
 甘いので、つっこむ。
「『がん』と書かず『何か』と書いたのはどうしてか」
 ・草などで、姿が見えない。
 ・はっきり見えない。
 ・離れているから、がんだということがわからない。
 罠を仕掛けたところから、離れているのか?
 ・離れている。
 ・離れているから、はっきり見えない。
 ・離れているのと、草があるのでがんだとわからない。
 など。

 「ばたばたしている」について、いわせる。
 ・罠にかかっている。
 ・罠にかかって逃げようとしている。
 ・逃げようとしているが、逃げられない。
 ・罠を外そうと、もがいている。
 ・まだ生きているということ。

 ◆理科
 『流れる水のはたらき』
 ビデオを見せる。
 機器の調子が悪く苦戦。
 ようやく映るようになった。
 途中でストップする。
  ビデオを見る
   ↓
  ストップ
   ↓
  班で話し合い&書く

 このくり返し。

 全部見せてから書かせると、力が弱い子は書けない。
 ちょっと見る。→限定される。
 班で話し合う。→今どんなことをしているのか、はっきりする。
 書く。→忘れないうちに書く。

 ※見せるのは、答えが出る前まで。
 クイズのような形にする。

 →予想させる。
 →話し合い。
 →ビデオの続きを見る。


 ◆セーフティー教室
 ・子どもたちに問題を出す形で進めていく。
 工夫がある。
 子どもにとって、
  知らなかったこと
  「知ってるつもり」だったこと
 がたくさんあったと思う。
 後半は、万引きについて。
 認識の甘さをただすような説明だった。
 「万引きは犯罪」

 ノートを持って行かせたのだが…
 何も書かない子がいた…
 なんのために持って行ったのだろう。
 ※私は、ノート1ページ書いた。

 ◆まとめ
 ・セーフティー教室で学んだことをまとめる。
 書かないと、すぐに流れてしまう。
 「ふーん」で終わってしまう。
 「書く」ことにより、認識される。

 ◆体験学習に向けて
 ※総合的な学習
 米作り→カレーライスをつくる。
 ・グループ決め
 ・役割分担

 ◆給食
 ・完食
 ・かたづけ
 をメインにする。
 ちなみに、準備時間は7分。

 ◆掃除
 教室と図書室掃除。
 図書室は、秘密兵器を使う。
 子どもたちは、熱中して机をきれいにしていた。

 ◆ゲーム集会
 フラフープくぐり
 高学年の部 第2位。

 ◆研修会
 校長先生が講師。
 特別支援より広い、教育相談関係のお話。
 今の私には、よくわかった。
 ・教育相談とその手法を学ぶ→実践する。
 ではない。
 ・実践しているうちに→教育相談的な手法になった。
 という感じである。
 アプローチは違っても、同じようになってくる。
 「子ども理解」と「手法」
 今自分のしていることを、確認することができた。

 学校公開終了。
 
 一段落?

 いや、明日からが本番。
by sugitecyan | 2008-10-29 19:52 | あやかぜ
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