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全力教室

あやかぜ 10月17日


  あやかぜ  10月17日(金)

 後期が始まって4日目。
 今日で、「最初の1週間」が終わる。

 ◆朝の打ち合わせ
 いろいろ。
 今日は、教員採用試験二次の結果発表。
 A小で受験したのは2人。
 いずれも若手。
 合格しているといいのだが…

 転入生用の教科書到着。

 教室へ。
 窓、廊下の窓ともあいている。
 まさに、今始まるところだった。
 8:28
 ★あいさつ
 あいさつから始まる。
 今日はいまいち。
 「場」に入っていない。
 心構えができていない。
 このような子がいた。
 声は出ているが、雑。
 氣迫を感じない。
 あとで、もう一度やろう。

 ★班学
 いつものメニュー。
 こちらも、違和感あり。
 いまいち。

 ★圧倒声 『はたはたのうた』
 全員でやった方がいい。
 心をそろえるには、全員がよい。
 子どもにはいわないが、「残響」を意識。
 教師の意識が、子どもに伝わる。
 不思議だが、伝わるのである。
 子どもたちも「響き」を意識している。
 いつもより、「残響」時間が長い。
 意識するだけで、変わる。
 教師の意識が、子どもに伝わる。
 怖いのは、マイナスの意識も伝わることである。

 ★表現読み 『はたはたのうた』
 まだ、声のコントロールが十分できない。
 声はきれいだが、ちょっと高め。
 もう少し低くすると、芯のない声、暗い感じになってしまう。
 このへんは、難しいところである。

 ★歌 『手紙』
 「未来の自分に」
 で声出し。
 発声練習を兼ねる。
 こえはきれいになってきている。
 課題は、
 ・響き
 ・低い方のコントロール
 ・声量アップ
 など。
 
 通して歌う。
 全体的には、よくなってきている。

 ◆家庭科
 専科の授業で騒ぐ2人を注意する。
 移動。
 それなりに、机・いすがそろっている。
 そろっていないところは、誰かがそろえる。
 フォローのシステムができてきている。
 
 空き時間を使って、いろいろな仕事。
 ・前期の時数計算
 ・自学&日記チェック
 ・教材研究
 ・新採の先生の授業を見に行く
 ハードリングの指導を手伝う。

 ◆20分休み
 教材研究。

 ◆算数
 『小数のわり算』
 今日は、いきなり「どんなんもんだい!」
 中学入試問題から入る。
 といっても、簡単な問題からスタートする。
 
 ★ミスする子
 ミスを見ていると、おもしろい。
 いろいろなことがわかる。
 今日は…
 いつも一番で持ってくる子。
 ほとんどミスをしない。
 今日は、3問続けてミス。
 実力というより、精神的に不調なのだろう。
 なにかあったはず。

 昨日はミスしたが、今日はノーミス。
 意識して解いているのがよくわかった。

 わり算なのにかけ算をして間違えた子。
 0、8÷5
 間違える子は、基本通りにやっていない。
 1 声を出して問題を読む。
 口を使い耳を使って脳に入力する。
 2 ÷というところを指さす。
 3 ÷の下に線を引く。
 目と指を使う。
 手を使う。
  0、8÷5
      ̄
 こうすると、かけ算にすることはない。
 パッと見るだけ、何も考えないと…
  0、8×5

 かけ算をした子が2人。
 計算をする前に、ふっと意識が抜ける。
 エアポケット状態になる。

 ていねいさ、持久力…
 といった能力的な問題。

 昨日と同じミス。
 ほとんどの場合、復習していない。

 その日の体調、心の状態。

 「問題を解く」だけ見ても、その子のことがわかる。
 その子が見えてくる。
 
 続けて、3問出題。
 さすがに難関中学校の問題は歯ごたえがあった。
 正解者が少なかった。
 桁数が多く、計算が面倒くさい。
 ていねいに計算すれば、難しくない。
 途中で、意識がとぎれる。
 だから、ミスをする。
 うまくつくってあると感心した。

 ◆国語
 『大造じいさんとがん』
 
 見えないものを見えるようにする
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 昨日の続き。
 「なかなかりこうなやつで」

「なかなか」を使った理由
「やつ」とした理由
 発言に対して、コメントする。
 考えを深めるためのヒントである。
 書くためのヒントでもある。

 まだ、慣れていない。
 今は、慣れること。
 感覚としてわかるまで続けること。

「りょうじゅうのとどく所まで」
 簡単だと思う箇所だが、わからない子にはわからない。
 一つひとつはわかる。
 「りょうじゅう」この前みんなで調べたから、わかる。
 「とどく所まで」一般的な意味ならわかる。
 しかし、2つがつながるとわからなくなってしまう。
 箒を猟銃に見立てて、解説する。
 「とどく所まで」というのは、銃の長さのことか?
「ああ、そうか」
 ここでわかった子もいた。
「玉が当たる距離」
「玉がとどく距離だ」
「射程距離」
 その他いろいろ。
 ・残雪に玉が当たる距離。
 ・がんを撃ち落とすことができる距離。
 このような感じで、進めていく。
 思った以上にものを知らない。

 最初から、とどかないところに行くのか。
 人間がきたら移動するのか。
 これは、子どもから出てきた?である。
 両方ではないか という意見が多かった。

 ・「ところ」→ただの場所ではない。
 ・えさがあるところ。
 ・えさがたくさんあるところ。

 作家は、言葉を選んで書いている。
 選び抜かれた言葉、選び抜かれた表現である。
 そこには命がある。
 その命にふれることができるか?

 ◆給食
 7分弱。
 全員が機能していない。

 かたづけ
 12:50になったら、「サイレントタイム」
 それなのに、しゃべる子がいる。
 かすがついたまま、皿を返そうとする子がいる。
 雑である。
 金曜日(週末)は、子どもの力が落ちる。
 疲れてくるからか?
 5年前は、金曜日が一番よかった。
 今は、木曜あたりから疲れてくるような感じあり。
 昔の子にくらべ、スタミナがない。
 ヨーグルトのかたづけ方がよくない。
 ふたをつけたまま返す子がいるので、重ねることができない。
 ※初めて出たのかも?
  記憶にない。
 かたづけ方を教える。

 ◆掃除
 二極化…
 一生懸命掃除している子がいる。
 ほとんどしゃべらない。
 時間まで、ていねいにする。
 一方、途中からしゃべる子がいる。
 話しかけられると崩れる子がいる。
 掃除も、全員が機能していない。

 全体の水準は、低い子に規定される。
 今日でいえば、数人(3人)が崩す。
 他の子は、「お試し」だと思う必要がある。
 崩す子がいても、影響されない。
 →その子がちゃんと掃除するように働きかける。
  ※言葉でなく。
 崩す子の影響を受ける
 →崩れる要素がある。
  きっかけがあると崩れる。
 崩れない子
 →「場」に入っている。
  意識を持って、掃除している。

 ◆図書

 ◆かがやきタイム
 ・基礎学力づくり
 ・今日の復習
 ・「自分のよいところ」新聞
 などなど。

 後期、最初の1週間終了。
by sugitecyan | 2008-10-17 23:21 | あやかぜ
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