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全力教室

あやかぜ 6月6日


  あやかぜ  6月6日(金)

 朝、ある教室へ。
 「朝の会」がうまくいっていないということだった。
 状況を把握。
 ワンポイント指導。
 「あいさつ」である。
 やる氣は声に出る。
 私が見本を見せる。
「あいさつできる人」
 3人の手が挙がった。
「ブーッ」
「合格」
「ブーッ」
 男子から指名する。
 合格の場合は、○を出し「合格」という。
 不合格の場合は、「ブーッ」という。
 男子4分の1が合格。
「合格した理由がわかりますか」
 子どもたちは、わかるという。
 声が大きければ合格なのである。
「2回目、挑戦する人」
 2人が挙手。
 見事合格。
 躊躇していた子が、手を挙げる。
 もちろん、お情け合格はなし。
 声が出ていなければ、「ブーッ」
 判断基準は、明確。
 声を出せばいいのである。
 出すか出さないかは、自分が決めることだ。
 基準に達すれば、だれでも合格できる。
 まずは、学級の中に明確な基準をつくることである。

 このあと、男子はほとんど合格。
 不合格だった子も、5度挑戦で合格。

 女子は、なかなか声を出さない。
 合格した子は、2人だけ。
 その2人をうんとほめた。
 ・恥ずかしさの克服。
 ・みんなからどう見られるか 変な意識の克服。
「よくがんばったね」
「女の子が、声を出すのは大変なことなんです」
 2人ともうれしそうだった。
 このあと、再挑戦する子続出。
 次々に、合格していった。
 この子は…と氣になる子がいた。
 なるほど、この子か。
 問題が見えた。
 解決策も見えた。
 この子は、声を出させるのがよい。
 最初は出さなかったが、最後はすごい声を出した。
 うちに秘めたものが出た瞬間だった。
 他の子は、びっくり。
 こんなに声が出るとは思わなかったのだろう。
 毎日声を出させる。
 音読でも声を出させる。
 そうすれば、問題は解決していく。

 朝の学習の仕切りは、ある子に頼んでおいた。
 教室に戻ると、10マス計算をやっていた。
 チャイムで終了、家庭科室へ。

 この移動が、まだまだ。
 席を立つ瞬間に、意識が抜ける。
 自分の机、イスを整頓しない子が、たくさんいる。
 やり直し。
 席を立つとき、イスを入れる。
 整頓する。
 当然のことである。
 多くの子は、氣づかない。
「あっ」
 自分の机、イスを見て氣づく。
 遅いんだよ、氣づくのが(笑)

 移動に関しては、限りなく0点に違い。

 ◆家庭科
 空き時間を使って、いろいろな仕事をする。
 学校公開の準備を進める。

 ◆算数
 『四角形をつくろう』
 角度の問題がおもしろい。
 ヒントが絶妙だった。
「あっ、そうか!」
 わからなかったことが、いっぺんにわかった。
 こうなると加速する。
 算数が苦手な子2人を個別指導。
 ついでに、中学レベルのことまで教える。
 名称である。
 
 算数では、見方を教えている。
 工夫すると、見えないものが見えるようになる。
 劇的変化がある。

 ◆体育
 一足先に、体育館で待つ。
 多くの子は、静かに並んで入ってきた。
 一方、後れてきた子は話しながら、走って入ってきた。
「やりなおし」
 教室から体育館まで並んでくる。
 黙って移動する。
 これが、杉渕学級のルール。
 できない場合は、やりなおし。
 子どもたちは、たかをくくっている。
 私の怖さがわかっていない(笑)
 2回目、話し声が聴こえた。
「やりなおし」
 計、3回やりなおしをさせられた子どもたち。
 今年度は、判断基準を明確にしている。
 ・アラウンド・ザ・ワールド
 技を教える。
 私が一番うまい。
 当たり前(笑)
 30秒間で何回ボールを回せるか。
 ※脚の周り。
 バスケのトップ選手は、70~75回だという。
 ものすごいスピードである。
 まずは、10秒から始めた。
 10秒で20回できた子をほめる。
 みんなの前でやらせる。
 まあまあ。
 次に私が行う。
「先生、速い」
 あたりまえだ(笑)
 できることは、教師の権威の一つ。
 
 バリエーションを教える。

 ・シュートゲーム
 久しぶりにやったせいか、ぼろぼろ。
 やはり、シュートは継続して練習しないとだめだ。
 痛感した。
 班ごとにシュート。
 4人が、順番にシュートしていく。
 30秒で何本入るか。
 杉渕学級の先輩たちは、30~25本。
 今の子どもたちは、ベストで20本くらいか。
 入らない班は、4本、悲惨な状況である。

 ・SOHRAN
 表現の指導。
 今回は、いつもと違う教え方をしている。
 私の教え方も進化している。

 この様子は、日曜参観で。

 ◆給食
 ある教室へ。
 給食指導2日目。
 私は、怒らない、叱らない。
 子どもたちは、静かに行動する。
 ただ、いるだけである。
 ときどき、ほめたり、アドバイスしたりする。
 途中、入ってくる人がいる。
 せっかくの雰囲氣を壊す…
 その人は、氣づいていない…
 それでいて…
 うーん、困ったものだ。
 子どもたちの動きは、昨日よりよくなっていた。

 教室へ戻る。

 給食について…
 一部の子が遅いために、集団の行動が遅くなる。
 一生懸命食べてるのだが時間がかかる。
 これならわかる。
 何も言わないで待つ。
 しかし…そうではないのである。
 しゃべっていて遅い。
 このくり返し。
 改善しようとする意識が見られない。
 ちょっと厳しく指導。

 たかをくくっている。
 このへんにも、甘さが出ている。
 ・教室移動 机、イスを整頓する
 ・体育のときの移動
 ・食事時間を守る
 すべてに共通している。
 
 掃除。

 群馬大にいき、1日あけた。
 その分、汚い。
 今日は、私も掃除をする。
 ・進んで掃除
 ・子どもたちに任せる(様子を見る)
 2系統を使い分けている。
 朝、帰りなどは、教師が掃除をする。

 ◆図書
 新聞が終わっていない子は、新聞づくり。

 ◆かがやきタイム
 学年合同授業。
 体育館で、音読、歌の練習。
 ふざけた子(杉渕学級の子)を注意。
 その子を残して指導する。
 これまた「たかをくくっている」。
「ちゃんと歌うまで、残ってもらいます」
 妥協しない。
 逃がさない。
 今日は、表情が違っていた。
 それは、私がいつもと違うからである。
 今日は、許さなかった。
 ・状況的な理由
 ・段階的な理由

 看護当番なので、放送を入れる。
 怖い話バージョン(笑)
 職員室では、うけていた。
 校門を施錠。

 ◆新採の先生と教材研究。
 授業の相談を受ける。
 私なりのアドバイスをする。

 ◆学年会
 ・学校公開について
 ・臨海学校について
 ・その他

 ◆夕会
 生活指導夕会

 ◆学校公開準備
 ・教室掃除、かたづけ
 ・残りの新聞を掲示

「杉渕先生、ちょっといいですか」
 ある若い先生がきた。
 音読について教えてほしいという。
 ・基本
 ・授業の構造
 ・展開
 ・ポイント
 その他いろいろ。
 氣がつくと、1時間経過していた。
 進んで聴きにくる人は、伸びる。

 再び、準備。
 
 校長先生、教務の先生と飲みに行く。

 今週はずっと飲んでいる(笑)
by sugitecyan | 2008-06-06 23:34 | あやかぜ
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