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全力教室

あやかぜ 4月18日


  あやかぜ  4月18日(金)

 第2週 5日目(最終日)

 私の場合、「2週間を1クール」としている。
 ・黄金の3日間
 ・最初の1週間
 ・立ち上げの1ヶ月間
 いろいろな切り方がある。
 「2週間1クール」は、かなり有効。
 1週間では、短すぎる。
 1ヶ月間では、長すぎる。
 私にとって、2週間はちょうどいい期間である。

 ◆朝の打ち合わせ
 ・学力テスト 昨日休んだ子について
 ・梅花塾について
 ・その他

 教室へ。
 雨のため、出足がよくない。
「おはようございます」

 遅刻してきた子2人。
 ※チャイムと同時に教室入り。
 すべりこみセーフ?

 8:30になると、授業スタート。
 ◆基礎の時間
 
 ★あいさつ
 ・一人ひとりあいさつ
 あいさつの構えができていない子がいる。
 「これから、あいさつするぞ」
 自分にいい聴かせている子は、目が違う。表情が違う。
 一人氣を抜いている子がいた。
 その子のところで、リズムが崩れた。
 指導を入れる。
「次の人を意識して、あいさつしましょう」
「次の人に、つなぎましょう」
 「つなごう」と意識するだけで、あいさつは違ってくる。
 2回目のあいさつリレーは、スムーズ。
 バトンがきちんとわたっていくのが見える。
 ※初めてのこと。
 全員であいさつ。
「よーい、どん」

 ★なんのこれ式!
 あいさつ終了後、間髪入れずにはじめる。
 用意していない子は、スタートを切れない。
 まだ、鉛筆を出していないのである。
 3日目だが…まだ意識が薄い。
 多くの子は、意識が濃くなっている。
 鉛筆を用意し、さっと取りかかることができるようになった。
 速い子は、1分ちょっと。
 2分できる。
 ★10マス計算
 引き続き、10マス計算。
 ・1列ずつ
 ・10列連続
 今日は、ぐんと速くなった子がいた。
 いつもは、ラスト3の子である。
 今日は、1分40秒でクリア。
 一氣に、20秒近くタイムをあげた。
 いつもと、顔が違う。
 表情がきりっとしている。
 タイムアップが、顔でわかる。

 ★音読(表現読み)
 『広がる言葉』
 最初の部分だけ、やりなおし。
 「わくわく」感が出ていなかったので。
 声はよくなってきた。
 テンポもよくなってきた。
 ダラーーっとした音読から、脱出成功。
 『うぐいす』
 透明感ある声で。
 最初はいまいち。
 Mくんが、ちょっとふざけて高い声を出した。
「いいなー、今の声だよ」
 まねさせる。
 声が変わった。
 はじめて、透明感ある声が出た。
 次には、元に戻った。
 これが現実。
 もう一度。
 以前にくらべると、よくなってきている。
 「うちゅうが 一しゅうん しん、とする」
 はメリハリがついてきた。
 『水平線』
 遠くを見る子が、増えてきた。
 「すみません」は近く、「水平線」は遠くを見る。
 イメージする子も出てきた。

 「きょうのおやつは、ゼリーにする?」
 いろいろなパターンで読ませる。
 
 『五月になれば』より
 「ひどいよ、そんなの。」
 今日は、ゼリーと組み合わせて読ませる。

「きょうのおやつは、ゼリーにする?」
「ひどいよ、そんなの。」

 笑える。
 違うものを1つにしたのである。
 組み合わせると、バリエーションが増える。
 いろいろやってみせる。
 まねさせる。
 爆笑の連続。

 ◆家庭科
 空き時間を使って、仕事をする。

 ◆合同練習
 「1年生を迎える会」に向けての合同練習。
 はじめは、なわ跳びを中心とする体育的なことだった。
 しかし…子どもたちが思ったよりできないので、予定変更。
 私が指導を任された。
 あと1週間しかない。
 やるのは、音読である。
 できたら、歌もやりたい。
 子どもの実態を見て、力を確かめてから決める。

 合同練習スタート。
 3組の子に音読をさせる。
 見本である。
 読み方、スピード、テンポなど。
 聴けばわかる。
 まねをさせる。
 指導を入れるたびに、音読は変わっていく。
 どんどんよくなっていく。
 『広がる言葉』と『うぐいす』
 『うぐいす』は、きれいな声で音読させる。
 なかなか難しい。
 「う・ぐ・い・す」というように、1音ずつわけていわせる。
 このようにすると、声がきれいになる。
 つなげる。
 また、にごる。
 このくり返し。
 だんだん、声がきれいになってきた。
 「うちゅうが、一しゅん しん、とする」
 の部分は、特にメリハリをつける。

 歌 『翼をください』
 3組に歌わせたのだが、轟沈。
 見本どころの話ではない。
 歌を変更する。
 『世界に一つだけの花』
 歌う声で歌えるか。
 歌う声を教える。
 インディアンの雄叫びをさせる。
 『世界に一つだけの花』の練習。
 女子、男子、全員。
 ある学級の女子3人がすごい。
 口を大きく開けている。
 表情がいい。
 生き生きと歌っている。
 すばらしい。

 次は、後ろを向かせる。
 体育館の後ろまで声を届けるようにいう。

 初回としては、300点。
 それくらい、すばらしかった。
 あと1週間で、どこまでいけるか。
 今、挑戦が始まった。

 ◆算数
 「説明」
 ・小数の問題を解く。
 ・説明する。
 説明の練習をすることにより、すべての能力がレベルアップする。

 ◆体育
 初めての体育。
 体育係が、準備運動をする。
 準備運動を見ていると…
 基本ができていない。
 ポイントを教える。
 ・大なわ
 A小で実践している大なわを見せてもらう。
 跳べる子が多いが、苦手な子もいる。
 ・短なわ
 子どもたちが跳ぶのを見る。
 いい子を取り上げ、指導を入れる。
 なわ跳びのポイントを教える。
 ・足をどうするか、そろえるか、ちょっとずらすか。
 ・ひざ
 ・グリップの持ち方
 ・手首の使い方
 などなど。
 ・シュートゲーム
 2つの班がペアになる。
 交代で行う。
 もう1つの班がやっているとき、入った本数を数える。
 「30秒間で、何本入るか」
 全然入らない班もあった。
 3本とか(笑)
 杉渕学級の後半になると、30本をこす班が出てくる。
 少なくとも、20本以上。
 さて、1年後どうなるか。

 ◆給食準備
 体育の授業後なので、厳しい条件。
 教室移動がある。
 修了したのは、12:35前。
 体育を終えたのが、12:20。
 悪くないタイムである。

 ◆漢字の学習
 ・漢字ドリル。
 子どもたちがはまっているのが、漢字パドル。
「先生、もっと問題出して」
 問題を出すだけでなく、つくらせる。
 子どもの作品を、問題として出す。
 解く脳とつくる脳は、別物。
 「問題をつくる」のは、すごくいい楽習。

 ◆学級活動
 ★振り返り
 昨年度、あまり力を入れなかったところである。
 今年度は、これを重視する。
 流さないように、学んだことをとどめるように。
 しっかり認識させる。
 今回は、「5年生になって、2週間」を振り返る。
by sugitecyan | 2008-04-18 23:29 | あやかぜ
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