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全力教室

あやかぜ 4月9日


  あやかぜ 4月9日(水)

 学級創り 3日目。
 
 昨日とうって変わって、いい天氣。
 といっても、曇りなのだが…
 傘が折れるほどの強風がおさまった。
 それだけでも、ありがたい。
 今日は、いい男になれない。

 校庭は…まだ使える状況ではない。
 毎日遊べない日が続いている。
 子どもたちにっては、きついだろう。

 朝、転校生(春休みに転出)の書類づくり。
 本日の授業構想。
 生活指導全体会の最終構想。

 打ち合わせ。
 私は、「生活指導全体会」の持ち方について話す。
 看護当番の仕事。

 教室へ。
 入る瞬間、あいさつをする。
 子どもたちから元氣なあいさつが返ってくる。
 
 早速、授業開始。
 8:30~8:45までは、「くり返し学習」タイム。
 杉渕学級は、基礎・基本の学習をおこなう。
 今は、「あいさつ」。

 ◆あいさつ
 「あいさつ」は、基本中の基本である。
 簡単なようで難しい。
 声を出せばいいのだが、出さない子がいる。
 全員が声を出す、簡単なようで難しい。
 ただし、今の学級は荒れていない。
 反抗する子は、いない。
 素直である。
 時間とともに、少しずつ声は出てくるだろう。
 一般的な傾向だが、女子の声が小さい。
 休み時間は、大きな声を出していると思うのだが…
 1回目、一人ずつあいさつさせる。
 合格した子を読み上げる。
 その子たちは、もう一度あいさつ。
 お手本である。
 次は、合格しなかった子があいさつ。
 2回目は、少しよくなる。
 特によかった子を指名。
 お手本のあいさつ。
 全体的に、昨日よりよい。
 グンとよくなった子もいる。
 ※すべて女の子。

 ◆歌
 『COSMOS』さびの部分を取り上げる。
 「光の声が~」のところである。
 高い部分で、声を出させる。
 朝は声が出ない。
 発声練習が必要だ。
 高い部分で、何回か練習。
 1番を歌う。
 昨日より、声のコントロールができている。

 ◆読解
 昨日、課題を出した。
 冒頭の詩『広がる言葉』のある部分からの出題である。
 「『わくわく』と『どきどき』は同じか、違うか」
 ・同じ部分は? 似ている部分は?
 ・違う部分は?
 順番にいわせる。
 シャープな意見を述べる子もいる。
 自分の考えを言語化する、しかも、わかりやすく伝える
 かなり難しい作業である。
 (例)
 ・「わくわく」は前、「どきどき」は、あと。
 ・「わくわく」はうれしいこと、「どきどき」には、いやなこともある。
 ・「どきどき」には、緊張する場合と、「わくわく」する場合がある。
 などなど。

 ◆音読
 次は、音読。
 解釈したことを、音読で表現する。
 まずは、「わくわく」
 「わくわく」した感じを表現できるか。
 上手な子は、お手本となる。
 ・意識しないからできない。
 ・意識してもできない。
 さて、どっちだろう。
 意識して表現できる子は、かなり進んでいる。
 能力が身についている。
 次は、「どきどき」を読ませる。
 自由に、お題を出して。
 ・いやな感じのどきどき
 ・うれしいときのどきどき

 ◆役割分担
 一人一役の当番を決める。
 ※今日は、暫定。
 正式には、明日決める。
 ・人数が多すぎる役の調整
 ・こんな役があった方がいい→提案
 ・これとこれを合体させた方がいい→提案
 (例)
 ・電氣…教室の電氣をつける、消す。
     テレビをつける、消す。
     CD、ステレオの操作。
 ・黒板
 ・名札、保健板
 ・配り
 ・並ばせ
 ・体育
 ・準備
 ・落とし物
 ・教室環境(文庫の整理と掲示)
 などなど。

 ◆考え方
 あと一人、リレーの選手を決める。
  Aくん  8.5  秒。
  Bくん  8.5  秒。
 さて、どちらが選ばれるか。
 選ぶ方法を考えさせる。
 考えた子には、説明させる。
「今の説明で、わかった人」
 わかったか、わからないか、どちらかしかない。
 「わかった」方に手を挙げると、何がわかったか答えなければならない。
 もちろん「わかった」には、幅がある。
 「ちょっとだけわかった」も「わかった」うちに入る。
 その場合、自分がわかったことを答えればよい。
 ★説明
 これは、説明の練習でもある。
 聴き手は、意思表示の練習でもある。
 ・聴いていないから、わからないのか。
 ・聴いてもわからないのか。
 ・その他いろいろ
 
 ◆身体測定
 女子は、更衣室を使用。
 並ばせ役が、並ばせる。
 しかし、うまくいかない。
 初めてなので、私が号令をかける。
 階段では、足音を出さないように指導する。
 ポイントは、ひざの使い方である。
 子どもたちは、静かに階段を歩いた。
 4月最初でこのレベルは、すごい。
 未だかつてない!
 保健室でも、静かだった。
 あっという間に計測終了。
 静かだと、無駄がない。
 スムーズに事が運ぶ。
 ※事前に注意しておいたので、おしゃべりふざけなどはほとんどなかった。

 ◆ノートづくり
 算数のノートを配る。
 記名させる。
 まとめを書かせる。
 歴代杉渕学級のノートを提示する。
「これが、標準です」
 かなりレベルが高い。
「ていねいに書かないと、何度でもやり直しになります」(笑)


 ◆給食
 はじめてなので…時間がかかった。
 白衣の番号に苦戦。
 自分の班が何班かわからないのである(笑)
 白衣に番号が書いていない…
 すぐに聴きにくればいいのだが…
 配膳を始めるまでに、5分以上かかっている。
 まあ、最初はこんなものか。

 オレンジが出た。
 杉渕学級は、ゴミを御美にして返す。
 芸術作品に、「おーーーっ」の声。
 はじめて見たのだろう。
 これから、芸術家をつくっていく。
 子どもたちの作品は、デジカメで撮り残していきたい。

 かたづけ、そして、掃除。
 しゃべる子、ふざける子がいる。
 このへんは、できていない。
 指導のしがいがある。

 ◆帰り
 予告
 委員会と募集人数を板書。
 どの委員会にするか考えてくるようにいう。
 
 今日は、班ごとに「さようなら」
 声がそろわないと、やり直し。
 声が大きくないと、やり直し。
 つまり、いい加減にやるとやり直しとなる。
 それが終わったら、教師とあいさつする(班ごと)。
 もちろん、私も全力であいさつする。
「さようなら」

 明日から、本格的な授業をはじめたい。

 午後は、生活指導全体会、各種委員会。
 スクールカウンセラーの先生と打ち合わせ。

 ◆生活指導全体会
 定刻より、5分遅れで始まる。
 校長先生のあいさつ
 1 主任より
 今年度の重点「あいさつ」
 教師から、あいさつ。
 たかがあいさつ、されどあいさつの事例(ある中学校の例)
 
 2 分科会
 ★どんな学級を創りたいか
  生活指導の観点から
  (例)5年生
  ・大きな声であいさつ
   それができるようになったら、次を考える。
  ・メリハリある行動
  ・けじめある生活
  などなど。

 ★生活指導について
  P4~ 確認 主に「校内生活」
  
 ★生活指導について 2 主に「よい子の約束」
  P13~ 確認

 ※6月から、警備体制が変わる。
  →放課後、忘れ物を取りにくることはできない。
   もちろん、休日も。

  欠席など→連絡帳が原則。

 保護者会で、話をすること。

 3 「スクールガード」について
 「スクールガード」の使い方
 担当の先生より

 予定時間を、少しオーバーしてしまった。
 ※2分ほど。
  約32分で終了。
by sugitecyan | 2008-04-09 23:00 | あやかぜ
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実践の記録

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