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全力教室

ろくせん 6月12日


  ろくせん  6月12日(火)

 ◆朝のあいさつ
 昨日の状況
 ・3日間のブランク(日光に行っていたため)
 ・休み明け
 しかし…、思ったよりよかった。
 それほど落ちていない。
 力がついてきている証拠である。
 今日は、どうだろうか。

 7:57 校門に立つ。
「おはようございます」
「おはようございます」
 最初から、いい声が出ている。

「先生、晴れていてもカエルのかささしたら」
 カエルのかさは、好評である。
 ※ちなみに、私は3種類のカエルのかさをもっている(笑)

 子どもたちがさっと集まってくる。
 2~5人くらいが多い。
 ストップ→固めて(いっしょに)→あいさつ
 こうすると声が出る。
 一人では厳しい子も、友だちといっしょなら声を出す。
 逆に、一人でしたがる子もいる。
 一対一のあいさつが続く。
 彼らは1回、私は毎回。
 10人以上続くと、くたくたである。
 氣を入れて、あいさつを続ける。
 
 かなりよい。
 声が出てきた。
 逃亡者が少なくなってきた。
 国境を突破し自由の国に逃れる子を、そろそろ捕まえるか(笑)

「あいさつ、よくなってきたよ」
 ボランティアの方が声をかけてくださった。
「先生の声が信号まで聴こえるよ」
「それがいい」
「子どもたちに、先生の声聴こえるだろうというと『はい』という」
 このようにいうと、子どもも声を出すそうだ。
 信号のところでも(2つとも)、声が出てきたそうである。
 変化を喜んでくださった。
 ありがたいことである。
 この変化を知っている人は、少ない。

 朝のあいさつを見ずして、学校公開は語ることなかれ。


 ◆学年パワーアップタイム
 今日は、廊下と階段踊り場でおこなう。
 響くところでおこなう。
 条件のいいところで練習する。
 今日は、声を出さない子に、プレッシャーをかける。
 バスケットをやっているスポーツウーマンの子である。
「体育会系が声を出さないでどうする」
「全力を出しているのか」
 次々に、キーになる子を指名。
 声を出させる。
 全体が締まっていく。
 雰囲氣をつくってから、「一人ひとりあいさつ」
 再び、キーになる子に声をかける。
 この子たちががんばると、全体がよくなるのである。

 音読。
 学校公開で発表する音読の練習。
 他学年の音読を聴いていると…
 もろ地声が多い。
 声は大きいが、表現が飛んでしまう。
 昨年度の積み上げが…
 6年生は、音読の声である。
 当日、違いがはっきりするだろう。
 好みの問題か、それとも…

 ◆学年集会
 昨日に引き続き、学年集会。
 昨日も、問題が起こったからである。
 同じ子(2人)が、2つの問題を引き起こした。
 全体にかかわることなので、注意をする。

 ◆みんなで話し合う
 問題について、クラス全員で話し合わせる。
 いろいろな問題が、次々に起こってくる。
 クラスがよくなる前兆である(長年の経験)。

 ◆避難訓練
 千寿第五小学校まで避難。
 想定は、近所の火災である。
 しゃべる子が、ほとんどいなかった。
 学校に戻るまで、静かに行動することができた。
 今まで、なかったことである。

 ◆体育
 体育館体育。
 ドッジボールがあまりに弱いので…指導する。
 まずは、投げ方である。
 スピードあるボールが投げられるように。
 女子を中心に指導。
 ポイントがわかると、ボールのスピードが上がっていく。
 短時間で、かなりよくなった。
 最後に、ゲーム。

 ついでに、全校発表の練習。
 ・位置の確認
 ・体育館に慣れる
 ・響きを感じる
 などなど。
 全体で音読したあと、一人ずつ読ませる。
 詩のある一部分である。
 今日のテーマは、「声を出す」
 小さい子は、やり直し。
 朝の「前兆」を見て、ひっぱる。
 「今日はいける」という予感がしたので。

 ◆国語
 教室に戻ってから、国語。
 先ほどの続きをする。
 詩の一部分を読ませる。
 一人ひとりに読ませる。
 いつもよりよい。
 声が出ている。
 こうなると、一氣。
 今がチャンスである。
 一人ひとりを指導する。
 女子もかなり声が出るようになってきた。
 全員で読むと…今までにない声が出た。
 学校公開までに、もっと伸びることだろう。

 ★表現読み
 いろいろな詩の表現を読みをする。
 久しぶりに読んだ詩もある。
 学校公開では、全部読む。

 ◆漢字
 ・超高速読み
 ・追い読み
 久しぶりにやったのだが、以前よりよくなっていた。
 少し練習すると、ぐんとよくなるだろう。

 ◆給食準備
 氣合を入れて準備させる。
 今日は、7分。
 やる氣が時間にあらわれる。

 ◆掃除
 自問清掃。
 まだ、掃除しているだけの子がいる。
 プラスαがないのである。
 たとえば、階段。
 掃いたら終わり。
 ・壁をふく
 ・手すりをふく
 ・鏡を磨く
 ・階段の済みを雑巾掛けする
 など、することはたくさんある。
 少し教えないと、厳しいかもしれない。
 基本的な知識がないので…

 2年生から留学生あり。
 いつも、騒ぎまくっている子である。
 この子がいると、騒がしくて掃除にならない。
 生活指導主任の私が、直接指導する。
 ありがた迷惑そうな顔をしていた。
 最初は、私の動きを見るだけ。
 私の雑巾を手渡す。
 いっしょに雑巾掛けをする。
 その子が普段拭いたことがないところを拭く。
 杉渕学級はきれいなのだが、要所要所をいっしょに拭く。
 もちろん、口を閉じて。
 その子が静かに掃除するのは、奇跡に近い。
 しゃべるどころか、ふざける。
 他の子のじゃまをする。
 
 私といっしょに掃除すると、静かである。
 私のまねをする。
 ドアのすみなど、細かいところをきれいにする。

 次にその子のくらすにいく。
 いっしょに、雑巾掛けをする。
 先ほどと同じ。
 教室が変わっただけである。

 その子の雑巾は、まっ黒になった。
 今までなかったことだろう。
 いっしょに洗う。
 私の雑巾をプレゼントし、本日終了。


 ◆算数
 
 ★計算の工夫
 「インド式計算」を取り入れている。
 頭の体操もかねて、計算方法を工夫させている。
 得意な子には、考えさせる。
 普通の子には、ヒントを出す。
 苦手な子には、やり方を教える。

 その後、練習問題。

 ★速さ
 速さの問題を出す。
 次のように答えを出させる。
  1 時速
  2 分速
  3 秒速

 わからない子は、時速も求めることができない!
 日光で、授業が中断されたためだろう。
 前できたことが、できなくなっている。

 次に苦戦したのが分速。
 苦戦中の子には、やり方を教える。

 ・問題づくり


 ◆クラブ
 私はサッカークラブを担当している。
 前回氣になったのは、ボールに固まること。
 ほとんどの子が、ボールのまわりに集まる。
 えさに群れる魚状態である。

 今日は、どうするか。
 チームを半分にわける。
 試合を前半後半にわける。
 このようにすれば、ゲームに参加する人数が少なくなる。
 少なくなれば、ボールに固まらないか。
 いや、人数の問題だけではない。

 クラブ前に、主要メンバーと相談する。
 はたして…
by sugitecyan | 2007-06-12 21:20 | Rokusen(ろくせん)
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