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全力教室

ろくせん 4月11日


  ろくせん 4月11日(水)

 ◆あいさつ
 校門で子どもたちを迎える。
 校長先生、看護当番の先生、私の3人があいさつをする。
 しんがりが、私である。

 門の中側であいさつする。
「おはようございます」
 氣合を入れてあいさつする。
 子どもたちにエネルギーを伝える。

 だんだん、あいさつする子が増えてきている。
 声も大きくなってきている。

 ◆ひな壇のセッティング
 「1年生を迎える会」の準備。
 ステージ前に、アルミのひな壇をセットする。
 
 朝、板書しておいた。
 2、4、6班の子は、1年生の世話。
 それ以外の子は、体育館に来るように。
 はたして…

 8:10ころいったので、来ていたのは3人。
 すでに、動き始めている。
 立派である。
 いずれも、他の学級(笑)
 4人でひな壇を運び、セットする。
 だいたい終わったところで、どっと集まってきた。
 すでに遅し。
 3人のおかげでセットできた。
 5分かからなかったと思う。

 
 ◆パワーアップタイム

 半数の子が1年生の世話で、出ている。
 そのため、定刻にはじめることができない。
 待っている子は、自学。
 
 全員そろったところで、机の移動。
 杉渕学級の机並び(コの字型)にかえる。

 ★あいさつ
 一人ひとり「おはようございます」
 1回目、氣合が入っていない子が多かった。
 よかった子をほめる。
 見本をやってもらう。
 指導を入れる。
 私が厳しく叱る場合3つ。
 ・生命にかかわるようなこと、友だちを傷つけたとき
 ・同じことを三度いわれたとき
 ・全力を出さないとき

 「全力を出しましょう」
 
 2つの基準を教える。
 ・絶対的な基準…自分
 ・相対的な基準…水準

 絶対的な基準は、自分である。
 前の自分とくらべる。前の自分より成長しているか。
 相対的な基準は、水準である。
 10マス計算でいえば、標準タイムが10秒。
 ハイレベルになると、3秒。

 よかった子を基準にする。
 声の大きさ、張り、響きなど。
 体感させる。
 イメージさせる。

 ・自分なりに努力すること。
 ・相対的な基準を目指してがんばること。

 2回目のあいさつは、ぐんとよくなった。

 ★10マス計算
 今日は、実力チェック。
 ×0~9までテストをする。
 何秒でできるか。
 
 1つずつチェックすると、自分の力が分かる。
 タイムが×0に近ければ、実力があるということ。
 がくんと遅くなる段があれば、まだまだということ。
 人から指摘されると腹が立つ。
 自分で発見すれば、腹が立たない。

 どの段が速くできて、どの段が時間がかかるか。
 知るということは、大切である。

 杉渕学級においては、「認識」とが重視される。
 
 速いところをさらに速くする。
 遅いところを練習する。
 
 ◆国語

 ★発声練習

 おなかに手をあて押すようにして声を出す。
 ポイントは、
 ・声の大きさ
 ・口の開け方
 である。

 意識しないと口は開かない。
 意識しても口は開かない。
 多くの場合、「開けてるつもり」になっている。
 ビデオを撮るとよくわかる。
 自分で自分の姿を見るとよくわかる。
 
 そんなことをしなくても、素直に聴けばいい。
 「私は開けている」→「人から見るとそう見えない」
 このように、意識を変える必要がある。
 ※大切なことである。
 私が氣づいたのは、30過ぎてから。
 12歳で知れば、うんと得する。
 
 ●イメージと実際のずれ
 自分が思っていることと実際はずれがあるのである。
 そのずれを知っているかどうか。
 多くの場合、知らない。
 だから、反省せず相手を責める。
 ※何といっても、ビデオが一番。

 練習。
 口が開いてきた子をほめる。
 見本をやってもらう。

 「口が痛いですか?」
 口を動かすと、周りの筋肉が痛くなる。
 普段使っていないからである
 痛いくらいに動かして、初めて練習したといえる。

 ★超高速読み
 ・漢字の読み
 ・グループ楽習

 「漢字プリント 1」の1~10までを読む。
 ・全員で声をそろえて読む。
 前日より、速い。
 16秒→13秒になった。
 ・個人で読む。
 2度チャレンジさせる。
 速い子は、5秒台。
 昨日16秒かかっていた子が12秒でできるようになった。
 ・グループ(班)で読む。
 班で読むのは、難しい。
 全員がそろわないといけない。
 そろえると、速く読めない。
 この矛盾をどう解決するか?

 班で練習する。
 問題が起きる。
「速過ぎるよ」
「遅いよ」
 など。
 相手を責める。

 ここで指導を入れる。
「相手を責めても、変わらないよ」
 例を挙げる。
 野球でエラーしたとき、その人を責める。
 責めれば、余計にプレッシャーがかかる。
 また、エラーしてしまう。
 だから、みんな「ドンマイ」というのである。
 責めれば、勝てるのか?
 責めてもいいことはないのである。
 エラーした人のモチベーションが下がってしまう。
 失敗を責めるのではなく、みんなでカバーしよう。
 
 速い人は、少しスピードを落とす。
 遅い人は、もう少しがんばる。

 ミニ発表を3回行う。
 1回ごとに、1位が決まる。
  
 発表→話し合い→練習 をくり返す。
 子どもたちは、その過程でいろいろなことを発見する。
 2回目1位になったチームは、「息継ぎをそろえる」ことを発見。
 7のところで、息を合わた そうである。
 なるほど。

 遅い子を見ると、1回1回息を吸っている。
 タイムが上がらないわけである。
「一息で3までいってみよう」
 できるようになったら「5」まで。
 一番時間がかかっていた子に教える。

 ●共同
 相手を責めず、自分にできることを考える。
 相手をよく見て、アドバイスする。
 愛に満ちた鋭い分析(笑)

 速いグループは、8秒台。
 多くの班が、10秒を切った。

 ●認識
 自学ノートに、「超高速読み」のことを書く。
 認識したことを書くのである。

 
 ◆音楽
 2校時は、音楽。
 いっしょについて行く。
 最初は、歌。
 私も指導させてもらう。
 ・声がきれい。
 ・口が開いていない。
 ・声が小さい。
 ・雑。

 課題は、「口が開いていない」こと。
 
 ●心の指導

「だれのために歌うのか」考えさせる。

 『U&I』は、1年生のために歌う。
 五反野小の仲間になったお祝いのプレゼントである。
 『君に会えて』は、離任式で歌う。
 五反野小を離れた先生方のために歌う。
 
 これが心の面の指導。

 ●頭の指導
 イメージさせる。
 「光れ あの海のように」
 きれいな海をイメージする。
 きらきら輝く海をイメージする。
 ただ歌うのと、イメージして歌うのとでは、決定的な差がつく。

 ●技の指導
 歌い方、技術的な面を指導する。
 秘密(笑)
 ・フレーズの指導。
 音楽の先生とペアで指導する。
 指導しないと、平板な歌になる。
 次のフレーズにつなぐ。
 思っているよりのばす!
 これがポイントである。
 声の大きさを微妙に変えていく。
 ふくらませていくという感じである。

 最初の歌とは、別人の歌になった。
 表情がよくなった子がいる。
 口が開くようになった子がいる。
 短時間に、ぐんとよくなった。
 一方、あまり変わらない子もいる。
 これ、ふつう。

 3つの指導が重なり合う。
 三層に折り重なったとき、ぐんと伸びる。


 ◆算数
 5人は、算数の先生の教室へ。
 残りの子は、私が指導する。
 ・公倍数、最小公倍数
 ・約数
 を指導する。
 多くの子が、さっとできる。
 もちろん、時間がかかる子もいる。
 個別指導をする。

 問題が解けた子には、第二段階の指導をする。
 ・問題が解けた。
 これで終わりではない。
 ここからはじまるのである。
   ↓
 ・説明
 問題の解き方を説明する。
   ↓
 ・教える
 わからない子に、わかりやすく教える。
 その子が「わかった!」というように。

 さすが、五反野小。
 鍛えられている。
 高いレベルがねらえそう。


 ◆社会
 歴史学習のオリエンテーション。
 ・原始→現代  通史
 ・人物     好きな人物について調べる。
 ・文化
 ・勝者の歴史、敗者の歴史。
 
 ●江戸時代について
 江戸時代について、語る。

 ●いろいろ
 歴史に関する話。
 私が興味を持ったきっかけ。→伝記を読んで。
 発掘作業をして。
 いろいろな話をする。

 ●動き始めた子どもたち
 自分は何をしたいのか?
 それが問題である。
 いわれるままに学んでもおもしろくない。

 全体で学習する。
 自分で学習する(テーマを決めて)。

 (例)家
  原始時代の家、江戸時代の家、昭和の家
  くらべてみる。

  それぞれの文化をくらべてみる。

  人物をくらべてみる。

 何でもいいから、まずはやってみよう!


 ◆給食準備

 今日は、10分を切った。
 まあまあ。

 掃除はなし。

 ◆登校班会議。

 ◆職員会議
by sugitecyan | 2007-04-11 22:12 | Rokusen(ろくせん)
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