人気ブログランキング | 話題のタグを見る

全力教室

こくせん 10月21日 学校公開 メインの日

    こくせん  10月21日(土)
  
   21日(土) 土曜参観日
  
   ◆全校パワーアップタイム
   体育館へ。
   音読の声がする。
   1年生がすでに練習を始めていた。
   他の学年もつられるように練習を始める。
   すでに、場の雰囲氣ができていた。
   今までに、なかったことである。
  
   会場入りすると、すぐ練習。
   しゃべっている暇はない(笑)
  
   全学級そろったところでスタートする。
  
   まずは、あいさつである。
   五反野小は、あいさつ運動に取り組んでいる。
   私も、自分ができることを、できる場面で指導する。
  
   ★あいさつ 8連発
   先生方→1年→2年→3年→4年→5年→6年
   最後は、全員で「おはようございます」
   以前にくらべると、声が出るようになってきた。
  
   先生方から始めるのがポイントである。
   先生は、宣誓である。
   先生は、先制である。
  
   学年ごとにあいさつ。
   いい意味での競争心が火をつける。
   いつもより声を出す。
   
   全員そろうと、かなりの声。
  
   校長先生のお話。
   「短いのがいいですね」
   午後のみに協議会で、いわれた言葉である。
  
   さっと、入ることができたのは、校長先生のおかげである。
  
   ★全校パワーアップタイム
   全校パワーアップタイムスタート
   まずは、練習。
  「1分間、練習してください」
   今度は、そろって練習を始める。
   学年ごとの練習である。
   この1分がすごい。
   わずか1分、されど1分。
   各学年のエネルギーが重なり、体育館にあふれる。
   私は、この場面が一番好きである。
  
   1年生から、音読発表
  
   1年生 『『ひかる まんげつ』
   2年生 『きつねのおきゃくさま』
   3年生 『夕日がせなかをおしてくる』
   4年生 『おおきな木』
   5年生 『あめ』
   6年生 『イナゴ』
  
   今回の特徴は、教師の指揮だろう。
   合唱のときのように、前で、音読の指揮をする。
   
   音読は、確実に変わってきている。
  
   全校合唱
   ・声出し  インディアンの雄叫び
         「かがやいて」(校歌の一部分)
   ・『校歌』
   ・『U&I』
   ちょっと残念、フォルテのところで地声っぽくなってしまう。
   これからの課題である。
  
     ◆1年2組
  
   1時間目は、8:50から授業。
   廊下で校長先生にいわれた。
  「杉渕先生、みんな待っていますよ」
  「えっ、でも授業は8:50からでは?」
   時計を見ると、8:49になるところだ。
   ※電波時計なので、正確な時刻。
  
   教室に入ると、すでに準備ができている。
   さっそく始めることにした。
   
   ★あいさつ
   「おはようございます」
   普通の1年生のあいさつとは違う。
   見る人が見れば、これだけでもすごいと思ったことだろう。
  
   ★音読 『ひかる まんげつ』
   学年で練習している。
   他の学級の子が読むところは、担任の先生が読んでくださった。
   第一連
   わくわくする感じを出させる。
   はずむように。
   私が見本を見せる。
   見本は、大切。
   教師がやってみせることは、想像以上の効果あり。
   とくに1年生にとっては。
  
   第二連
   歯切れよく。
   声があまり出ていなかったので、出すようにいう。
   ここでも見本を見せる。
   声が倍以上になった。
  
   第三連
   ここは、しっとりと。
   見本を見せる。
  「いちめんに」声を広げる。
   1年生にとっては、難しい課題である。
   手と目を使って180度見る。
   見渡すようにする。
   動きをつけて「いちめんに」
   まだ、うまくできなかった。
  
   連ごとに、読み方を変えている。
   メリハリがついたと思う。
   きれいな満月の感じを出せた。
  
   ★音読 『ひろがることば』
   教科書、扉の詩である。
   音読する。
   指導を入れないと、すぐ地声。
   だらっとした感じになってしまう。
  「そんな、おはようじゃないでしょう」
   やりなおし。
   見本を見せる。
   
   音読が、がらっと変わる。
   声をコントロールした柔らかい読みである。
  「校長先生に、あいさつしましょう」
  「三原です。お話しをします」
   校長先生のまねをする。
  「おはようございます」
  「教室に入るとき、教室にあいさつしましょう」
  「おはようございます」
   担任の先生、教室の花にもあいさつ。
   友だちにあいさつなどなど。
   いろいろなかたちで「おはよう」をいわせる。
   いずれも、見本を見せる。
  
   ★音読 『木』 表現&解釈
  
   題名を読ませる。
  「木」
  「枯れている木みたいだよ」
   見本を見せる。
  「木」
   ・小さい木
   ・ちょっと大きくなった木
   ・大きくなった木
   ・うんと大きい木
   など、いろいろな木を表現させる。
  
  「どうして、木はいいんですか?」
   ・小鳥がくるから。
   ・小鳥が止まりにくるから。
  
   【指名なし発言の導入】
   同じことでもいいから、発言させる。
   聴く姿勢、聴き方を指導する。
   周りを見て立つようにいう。
   いいながら腰掛けないようにさせる。
   まだ2回目。
   本格的な指導は、今日が始めて。
  
   ●どんな木ですか?
   木をイメージさせる。
  
   ●森の中のたくさんあるうちの1本か、野原にある1本か。
   2つにしぼって問う。
   二者択一である。
   このようにしぼるころによって、焦点化する。
   ?の子も、考える。
   挙手させることで、確認。
   「野原にある1本」と考える子が多かった。

   音読のあとは、言葉遊び。
  
   ★言葉遊び  階段
   
   担任の先生の授業で学習している。
   今回は、時間の関係で書かせない。
   あてさせるだけである。
  
    か
    か□
    か□□
  
  「鳥の名前です」
   「亀」という声あり。
   鳥の名前なんだけどな。
   「つばめ」その他…
  「かがつくんだよ」
   このへんが、1年生である。
   平氣で条件無視。
   いや、これがほんとの無条件か(笑)
  「かも」
   ようやく正解。
   私の物まねがよかったか?
  「か□□は、何でしょう」
   ・からす
   ・かもめ
   正解は、「かもめ」である。
  
   もう1問出す。
  
    は
    は□
    は□□
  
   「は」で遊ぶ。
   ・歯を指さして「は」
   ・葉っぱを指さして「は」
   ・かめはめはの「は」
   真似させる。
  「か・め・は・め   はっ」
  
   「は□は、何でしょう」
   ヒントを出す。
  「きれいなは□」
   といいながら、鼻を指さす(笑)
  「その鼻じゃないよ」の声あり。

    は
    はな
    は□□
  
   大笑いは、「はなぢ」
  「それじゃ『花』じゃなくて『鼻』でしょう」
   など、何度もネタにして笑いを誘う。
  
   正解は、「はなび」(花火)である。
  
   ★言葉遊び「○す」 オンパレード
  
   せんたくものを ほす
   やさいは    なす
   こくばんを   けす
   先生の犬は   めす
  
   というように、どんどん問題を出す。
   答えを書かせる。
  
   ★読解『はたらくじどう車』  対比 自動車と自転車
   指名なし発言。
   たくさん意見が出された。
   わりとスムーズにいった。
   1年生でもできる。
   ・タイヤの数が違う。
   ・自転車は2つだけど、自動車は4つ。
   ・自転車は遠くまで行けないけど、自動車は遠くまで行ける。
   ・自動車は小さいけど、自動車は大きい。
   ・自転車と自動車は、ライトの数が違う。
   ・自動車はガラスがあるけど、自転車はガラスがない。
   ・自転車は一人しか乗れないけど、自動車はたくさん乗れる。
  
   などなど。
  
   ★読解 『てんとうむし』  命の授業
  
   ぞうと対比させる。
   体の大きさは、ぞうの方が大きい。
   しかし、「命」は、同じ。
   という考えの子が多かった。
  
   2時間目は、5年生の授業です。
   1時間目が体育、めいっぱいやってきたのでしょう。
   授業開始時刻になっても、教室は空。
   5分遅れで授業がはじまりました。
  
   ◆5年2組
  
   ★あいさつ
  
   ★漢字
  
   体育で疲れているだろうと思い、予定を変更。
   漢字から入りました。
   「漢字宝島」です。
   漢字を探し出し色を塗ります。
   完成するときれいです。
  
   子どもたちは、集中してやっていました。
   体育の興奮、疲れを取るにはよかったでしょう。
  
   教室は、シーン。
   声がありません。
   静かにやっています。
  
   ★音読  『あめ』
   『あめ』(山田今次)の表現読みです。
   ちょっと群読っぽく読ませています。
   1回読ませました。
   指導に入ります。
   「あーめーはー」極端に言うと、このように聴こえます。
   「あめは」というように。
   しかし、なかなかできません。
   癖になっている漢字ですね。
   「ぴたっと止まる」
   ・だるまさんがころんだ
   です。
   早口でいわせます。
   だんだんよくなってきました。
   ・意識する。
   ・意識して練習する。
   ことが大事です。
   
   練習しても、すぐできるとは限りません。
   体が反応しないのです。
   体は、以前のままなのです。
   信号を体に伝える仕事が大変です。
   だから、くり返す必要があるのです。
  
   ようやく、できるようになりました。
  
   「ざんざか ざんざか ざんざん ざかざか」
   ちょっと不明瞭です。
   ちょっとテンポが遅いです。
   切れ味が鈍いです。
   ・口の開け方
   ・発音の仕方
   を指導しました。
   ・切れを出す。
   ・言葉をはっきりさせる指導。
   ・歯切れよく。語尾をのばさないようにする。
  
   歯切れがよくなってきました。
  
   次は強弱です。
   緩急をつけながらの強弱。
   スピードの変化、声の大きさの変化。
   2つを同時に意識する。
   かなり高度な作業です。
  
   子どもたちの音読は、どんどん変わっていきます。
   指導を吸収し、レベルアップしていきます。
   最後は、かなりよくなりました。
  
    音読の次は、読解です。
  
   ◆読解  『大造じいさんとがん』
  
   『大造じいさんとがん』定番の教材です。
    大造じいさんの変化を読み取るのがねらいです。
  
    →大造じいさんの三変化
    「1羽とった」
      ↓
    「たかが鳥のことだ」
      ↓
    「ううむ」
  
   指名なし発言。
   発言する子はするけど、しない子はしないという状態です。
   声も小さいです。
   大勢の参観者に囲まれ、萎縮したのかもしれません。
   しかし…
   発言していない子を全員立たせます。
   発言した子から座らせます。
   このようにすると、発言するのです。
  
   しない子は絶対にしません。
   この学級は、全員が発言するのです。
   課題は
   ・自らする
   ・声を大きく
   の2点です。
  
   話し合いの内容は、悪くありません。
  
   「1羽とった」
   ・今まで取れなかったから、うれしかった。
   ・残雪を取ったわけではないから、それほどうれしくない。
   ・「子どものようにはしゃぐ」のだから、相当うれしい。
   ・うれしくて、興奮している。
   ・特別な方法で取れたからうれしい。
   ・取れたあと油断しているから、すごくうれしくなった。
   ・すごくうれしくて舞い上がったから、油断した。
  
   私は、三択で聴きました。
   A ちょっとうれしい
   B うれしい
   C すごくうれしい
  
   どれか?
  
   子どもたちの多くは、Cです。
  
  「たかが鳥のことだ」
   ・油断している。
   ・鳥のことをばかにしている。
   ・残雪のことを忘れている。
   ・残雪のすごさを忘れている。
   ・残雪の頭のよさを忘れている。
   ・残雪の怖さを忘れている。
   ・すごくうれしかったので、これらのことを忘れてしまった。
   ・興奮しているので、残雪の怖さを忘れている。
   ・またすぐ取れると思っている。
  
   「ううむ」
   ・残雪の怖さを思い出した。
   ・負けたと思った。
   ・自分の力のなさがわかった。
   ・初めて、自分がダメだと思った。
   ・残雪はすごいと思った。
  
   ここで、残雪を認めたかどうかを問いました。
   ほとんどの子が、「認めた」と答えました。
   ・以前は、認めようとしなかった。
   ・以前は、認めなかった。
  
   「ううむ」
   ・ここで初めて、認めた。
   ・認めざるをえなかった。
  
   などなど。

    3時間目は、2年生の授業です。
   ◆2年1組
  
   ★あいさつ
  
   ★漢字あれこれ
   変身漢字
    ハンカチ王子→玉子
    手→毛
    大のうんち→太
    大のたんこぶ→犬
    木→本
    土、上の棒を伸ばすと→士
   などなど。
  
   ★表現読み 『きつねのおきゃくさま』
   ・全文音読
    おおかみときつね 表現読み  ペア音読
     1回、2回
  
   いつもにくらべると、パワー不足。
   参観日ということで、緊張していたのかもしれない。
  
   ★読解 『さけが大きくなるまで』
   「大きくなる」の意味 イメージをふくらませる。
   
   さけの赤ちゃん 「おなか」についているものの秘密
  
   4時間目は、6年生の授業です。
  
   ◆6年1組
  
   ★あいさつ
  
   ★漢字あれこれ
   ・「とってもいいかんじ」取っても 感じ、漢字など
   ・漢字の太陽
   ・IQサプリっぽい問題
  
   ★音読 『イナゴ』  表現読み
   ・基本
   ・強弱
   ・響き
   ・視線
   ・いろいろな表現
  
   微妙な部分を指導しました。
   かなり細かいです。
   しかし、この指導をしないと上手になりません。
  
   ○読解 『川とノリオ』
    冬の場面の対比
  
    ・タカオとノリオ
    ・なまり色と白
  
by sugitecyan | 2006-10-21 21:51 | こくせん
<< こくせん 10月25日 学校公開 >>



実践の記録

by sugitecyan
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
以前の記事
ライフログ
フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧