こくせん 4月24日こくせん 4月24日(月) ◆全校朝会 ◆2年2組 ・音読 『ひろがることば』 きれいな声で音読させる。 意識させないと、すぐ元に戻る。 リセットされていた。 しかし、声をかけるときれいな声になる。 このへんが、おもしろい。 「じゃあね」 きれいな声で。 「ね」を下げない。 力が抜け、たれ流しのような読みにならないようにする。 軽くいう。 力を入れてしまうと、「じゃあね」という感じがでない。 「またね」も同様である。 語尾を軽くいわせる。 次は、スピード。 「じゃああああね」というように聴こえる。 「あ」でのばしてしまうと、間延びする。 「あね」をつめていわせる。 何度かくり返すうちに、速くいえるようになってきた。 速くするとリズムが出てくる、軽くなる。 男女交互に 「じゃあね」(男子) 「またね」(女子) 役割を交代しておこなう。 「じゃあね じゃあね じゃあね」 こだま。 列ごとにいわせる。 ※3列あるので「じゃあね」三連発。 『つくしだれの子」 声が軽くなってきたところで、『つくしだれの子』に入る。 教材が変わると、読みが元に戻ってしまう。 スローになってしまう。 教師のまねをさせる。 なんどかやって、先ほどのスピードまで戻す。 もどったところで、いろいろな「つくし」を表現させる。 ・小さな赤ちゃんの「つくし」 ・大きくなった「つくし」 ・たーくさんの「つくし」 ・とってもきれいな「つくし」 などなど。 声で表現させるのである。 このへんは、聴いていただきたい。 一つつひとつの読みがおもしろい。 「つくしのぼうやは目がさめた」のあと「パッチン」をつけ加える。 ・漢字 書き順指導 「川」 「川」の線、どの線が一番長いか。それぞれの長さを認識させる。 もう一つの川を教える。「河」である。 「さんずい」を知っているかどうかを確認する。 オーケー。 「可」の部分を教える。 「一」書いて「口」を書く。 最後は、「丁」のちょいずらし。 「丁」も知っていた。 「一丁目」「二丁目」など。 「これは、『町』」 「まち」 町の右側の部分。 川は、小さな川 河は、大きな川 音読させる。 漢字の学習を音読にリンクさせる。 「小さな川」(内緒話のような小さな声) 「大きな河」(うんと広げて響く声) それぞれ手で方向を示して「右がわ」「左がわ」 「側」とう字を教える。 ついでに、「天の川」「三途の川」を教える。 これをすべて、音読で表現させる。 「小さな川」 「大きな河」 「右側」(手で右を指して、教師は左を指す 子どもと反対) 「左側」 「天の川」(きれいな声で、天を見て 遠くを見て) 「三途の川」(低く暗い声で) 「かわ」五連発。 ・読解 読み取りの基本トレーニング。 教材は、教科書9ページ。 「はしもとさんは、大すきな 一りん車のことを はなしました。」 この文を読む。 追い読みさせる(復唱)。 この文章も、表現して読む。 話し合いの形に机を移動。 コの字型に机を並べる。 いよいよ、基本トレーニングに入る。 教師が発問し、答えさせる形である。 ※一問一答にならないようにするところが、ポイントである。 「一輪車が好きなのは、だれですか」 あまりに簡単だと思ったのだろう。 ほとんどのこの手が挙がる。 「はしもとさんでいいですか」 ある女の子が答える。 「いいでーす」 「よくありませんね」 「いいでーす」で終わってしまうと、頭は停止してしまう。 「はしもとさん」で終わってしまうと、授業にならない。 例をあげる。 お店の「いらっしゃいませ」 いろいろないい方をする。 ・しかたなくしぶしぶと。 ・機械的に ・目を見て元氣よく ・目を見て笑顔でさわやかに どれがいい? 他の意見は、なかなか出ない。 さもあろう。 「はしもとさん」は「はしもとさん」なのだから。 ヒントを出そうとした、まさにそのとき、ある子がいった。 「一輪車に乗れなくて、がんばって練習したはしもとさん」 ものすごい答えである。 「いいねー」 ヒントなしでこのような答えをいうとは… センスがある。 突破口を開くと、後に続く子が出てくる。 ・元氣なはしもとさん ・1年生のころ、一輪車に乗れなかったはしもとさん ・一輪車に乗れなくてもあきらめなかったはしもとさん ・一輪車に乗れるようになって、うれしいはしもとさん ・一輪車の練習を一生懸命やったはしもとさん などなど。 「ちょっとずらし」の手法を教えなくても、どんどん意見が出された。 エネルギーあふれる男の子。 今日は、水鉄砲のようにエネルギーを使っている。 ベクトルがプラスの方に向いている。 学習態度は、前回と大違いである。 いい感じである。 「はしもとさんが好きなのは、なんですか」 「一輪車」 ここからが授業。 今度は、後ろにつけさせる。 「一輪車○○○○」 「大好きな一輪車」 ○○○一輪車 前につける意見が出されたので、これを先に扱う。 「どのくらい好きなんですか」 ・大好き ・一番好き ・遊びの中で一番好き ・お母さんより好き(おいおい、それは問題だろう) ※「お母さんとくらべるものではありません」 例を挙げる。 ・ご飯食べるのも忘れて練習するくらい好き ・雨の日でも練習するくらい好き ・映画に行こうといわれても一輪車の練習をするくらい好き などなど。 「好き」の程度をいえばいい。 「大すきな」が、ふくらんできた。 続いて、一輪車○○○○ 「一輪車に乗ることが好き」 「一輪車で遊ぶことが好き」 「ひとりで乗るのが好き」 「友だちと一緒に練習するのが好き」 など、意見はどんどん出てきた。 休み明けの月曜日、4月 3回目の授業でここまでできるのがすごい。 発言の譲り合いもできている。 はやくも、形になってきた。 ◆2年3組 漢字 音読 いろいろ 読解 ア ぼくは、犬をかっている。 イ ぼくは、犬もかっている。 ◆6年2組 熟語クイズ □に当てはまる字は? 高 池 長□学 発□気 歌 動 ※答えは、「校」と「電」 ・読解 『美月の夢』 指名なし発言による。 作文用紙を見ていたら、行と行の間が、どんどん広がっていくような気がした。それと反対に、体はどんどんしぼんでいくような……。 ・書けなくて落ち込んでいる。 ・どんどん元氣がなくなっている。 ・やる氣がなくなってしまった。 ・自分が夢だと思っていたことが消えていく… などなど。 対比させて考えさせる。 わかったこと、氣づいたこと、考えたことなどを書かせた。 「とにかく今は、急いで書いてしまうしかない」 こちらのほうは、すぐいわせた。 「書けない」という子がいた。 シンプルでいい。 思いつかない子は、まねすればいい。 「書けない」という子が続出。 「そろそろ、つけ加えよう」 ・書こうとしても書けない。 ・少しも書けない。 ・書きたくない。 ・夢なんてどうでもよくなってしまった。 その他いろいろ。 後半は、意見がつながってきた。 やはり、休み明けは厳しいか?
by sugitecyan
| 2006-04-24 23:13
| こくせん
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