人気ブログランキング | 話題のタグを見る

全力教室

空氣の違い

  【空気が違う】
   2年前も、杉渕学級は午前中から参観オーケーでした。
   校長先生の許可をいただいていました。
   しかし…朝8時ころきた参観者は…
  「公開は、午後からです」
   控え室に入ろうとした人は…
  「ここは、午後からしか使えません」
   怒鳴られた人もいるそうです。
   今回は、8時前からうけつけました。
   勤務時間は、8:15からです。
   それなのに、副校長先生、係の方が受付をしてくださいました。
   2年前とえらい違いです。
  「2年前とは、先生方の空氣が違う」
   みなさん、口をそろえていっていっていました。
  
   全校発表も同様です。
   今回は、ガクンと落ちるところがありません。
   これは、各担任の指導によるところが大きいです。
   ・発表に対して前向きに取り組む
   ・ひかない
   など、発表にかける意識が違います。
   2年前から3回連続で参観した方は、いいました。
  「今年は、違う」
  「今年は、レベルが違う」
  「統一感がある。」
  「今年が、ダントツで一番よかった」
   杉渕学級が最高学年ということも、大きいです。
   トリを飾るところがびしっとしていると、違いますね。
   1~5年生に与える影響も大きいです。
  
   研究報告
   今回は、3本立てでした。
   ・プレゼンテーション トーク
   ・模擬授業
   ・テーマ別協議
  
   プレゼンテーション
   若手に任せました。
   私の担当は、トークのみ。
   「女王たちの教室」おもしろかったです。
  
   模擬授業
  「えーっ、杉渕先生がやるんじゃないんですか」
  「私がやってもしょうがないでしょう」
   杉渕以外に人がやるから意味があるのです。
   しかも、若手がやるからもっと意味があるのです。
   「杉渕先生だからできる」
   確かにそういう面もあるでしょう。
   しかし、ほんとは違うのです。
   やる氣の問題です。
   発表会の2日前、若手は猛練習していました。
   プレッシャーで、悲愴な顔をしていました。
   前日、5年生の前で練習したそうです。
   本番は、「見事」の一言です。
    ・リズム、テンポ
    ・軽妙なトーク
    ・のりのよさ
   など、100点満点でした。
   これだけできるのは、たいしたものです。
   300人?くらいの参加者を動かしました。
  
   テーマ別協議
   4つのブースにわけました。
   ・漢字・計算
   ・音読・歌
   ・カード
   ・人とのかかわり
   ポイントは、ここでも杉渕が入らないことです。
   全員が担当しました。
   「えっ、わたしたちがやるの?」
   「そうです」
   それぞれのチームで話し合いました。
   練習しました。
   私は、聴かれたらアドバイスをしました。
   それ以外はノータッチです。
  「大丈夫?」
   という人もいましたが、私には自信がありました。
  「日頃実践していることを語るのです」
  「先生方は、確かな中味と方法をもっています。大丈夫」
   はたして…
   初の試みは、大成功。
   どのブースでも、熱弁をふるっていましたね。
   みなさん、いきいきしていました。
   輝いていました。
   私は、うれしくてうれしくて涙が出ました。
   みんなが輝いている!
   これぞ、私が目指したところだったのです。
  「杉渕さん、最後にきてね」
   音読・歌のブースでいわれていました。
   しかし、いきませんでした。
  「どうして来てくれなかったの」
   あとで、怒られました。
   行く必要はなかったのです。
   任せてオーケーだったからです。
  
   このへんも、2年前とは大違いだったのです。
   
  
by sugitecyan | 2006-02-06 21:24 | 研究
<< 未来につながる教室 2月7日 自主研究発表会 >>



実践の記録

by sugitecyan
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
以前の記事
ライフログ
フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧