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全力教室

あやせん 2月28日


  あやせん 2月28日(月)

 今日で2月が終わる。
 本当に、時が過ぎるのは早い。
 子どもの育ちと共に、別れの日が近づいてくる。
 うれしい反面、ちょっと寂しい。

 子どもたちは、大きな山を越えた。
 25日の「1日公開」。
 「覚醒」の1日だった。

 3月は、さらに伸びる。
 高度な指導が入る状態になった。

 28日は、さすがにパワーダウンしているだろう。
 反動、疲れ。
 いや、25日がすごかったのだ。
 それを基準にしてはいけない。
 25日を基準にするのは、もう少しあとのこと。


 昨日は、メルマガ執筆、参観者に返信、まとめ、今後の構想。
 昼寝をたっぷりした。

 夜、偶然ある番組を見た。
 『愛の貧乏脱出大作戦』?
 店がはやらないラーメン屋の店主3人が、修業するというものである。
 3人を指導するのは、ラーメン界のリーダー。
 番組では、達人といわれていた。
 有名な方である。
 さて…
 見てみると…
 3人は、すごく甘い。
 実力云々ではない。
 ラーメンづくりに、命をかけてない。
 軽く考えている。
 だから、全力を出さない。
「いらっしゃいませ」
 呼びかけ。
「ありがとうございました」
 お礼。
 一杯一杯魂を込めてつくる。
 仕込みの段階から、手を抜かない。
 お客さんのために、できるかぎりのことをする。

 私から見れば、「それって、普通でしょう」
 プロとして、当然のことである。
 客が入らない店…
 教師でいえば、子どもを伸ばせない教師。
「がんばっています」
「やってます」
 本人はそう思っているのだが…
 一般的な基準に達していない。
 客の入り、子どもの伸びが、それを物語っている。
 基準には、
 ・自分の基準
 ・一般的な基準(プロとしての基準)
 ・一流レベルの基準
 
 達人が示したのは、「プロとしての基準」である。
 3人に突きつけられたのは、当然の課題。
 しかし、甘い人にとってはハードルが高い。
 能力、技術の問題ではない。
 やる氣の問題だ。
 「できるかできない」かではない。
 「やるかやらないか」の問題である。
 性格の問題となると…
 改善は難しい。
 いくらいわれても…
 人間動くのは、自分が決心したときである。
 
 いつの間にか、試験に合格することが目的になっている。
 違う。
 達人の後ろに、お客さんを見ているか?
 お客さんに喜んでいただきたい!
 心底そう思ってつくっているか?

 問題は、合格してから。
 達人はいない。
 これからは、一人でやっていかなければならない。
 叱責してくれる人がいない。
 見てくれる人がいない。
 すべて、一人でやらなければならない。
 ちょっとうまくいくと…手抜きするようになる。
 継続できるか。
 その点は、?である。
 人生甘くない。
 さて、どうなるか?

 教育界は、もっともっと甘い。
 なぜ?
 子どものせいにできるから…
 あいてのせいにできる世界…
 他の職業では、ありえないことだ。

 だから、教師は自分に厳しくあるべきだ。
 相当厳しくしても、まだまだたりない。

 そんなことを、考えながら見た。

 『スクール』
 ・限界を突破すればいい。
 自分で自分をしばるな!
 目の前の子どもが苦しんでいる。
 教師としてできることは、もっとある。
 人間としてでくることは、もっとある。

 「1日公開」のあと、2つの番組。
 ・限界を突破せよ
 ・世界水準を目指せ
 天からのメッセージである。

 早めに起きたのだが…
 体が重たい。
 無理もない。
 50をこえると、疲れが取れにくくなる。
 しかし…何とか持ちこたえている。

 学校到着。
 仕事にかかる。
 今日から、成績関係の仕事をはじめる。
 その氣になると、仕事が早い私。
 今日は、その氣になっている。
 ロケットスタート。
 「あゆみ」と要録に取り組む。
 できるところから、進めていく。
 45分間、みっちり成績表作成に取り組む。

 教室へ。
 2人が欠席。
 疲れが出たのかもしれない。
 私は…
 かなり疲れている。
 25日「1日公開」、26日「春の授業セミナー」。
 連日ハードスケジュール。
 夜までびっちり。
 充実していたが、さすがに疲れた。
 しかし…子どもに会うと疲れが抜けていくから不思議。

 ◆朝会
 雨のため、放送朝会。
 今日は、担当の先生が最初にマイクのスイッチを入れた。
 当然のことだが、大切なことである。
 ・校長先生とあいさつ
 今日の当番は、いまいち。
 めずらしいことだ。
 立ってあいさつ。
「おはようございます」
 人がいなくても、全力を出す。
「新しい友だちを紹介します」
 Nさんが、あいさつする。
「Nです。どうぞよろしくお願いします」
 おーっ、私より上手な日本語だ(笑)
 あとで、校長先生に
「相当練習したの?」
 と聞かれた。
 それくらい、よかったのだ。
「いえ、練習していません」
 直前にいったのだ。
 わずかな期間で、日本語をマスターしているNさん。
 すばらしい。
 周りの暖かいサポート合っての話である。

 ◆あいさつリレー&あいさつ

 ◆班学

 ◆ひと班学

 いずれも、今日は様子を見る。
 ・疲れ、反動
 ・成長

 次元は変わったが、休みが入り落ちている状態。
 なるほど。

 ◆新たな山に向かって
 「1日公開」の話をした。
 私が感動した話。
 参観者の感想などなど。
 すばらしかった。
 しかし…
 これで終わりではない。
 ようやく、スタートラインになったのだ。
 新たな次元に入っただけなのだ。
 まだまだ、上がある。
 子どもたちと共に、山を登ろう。

 ◆新しい取り組み
 チームごとに歌う。
 チームが協力して歌う。
 全員で歌う。
 三層の取り組みをスタートした。

 男子と女子にわけた。
 男子は、あいかわらずさっと決まらない。
 リーダーシップをとる子がいない。
 女子は、どんどん話を進めていく。
 いろいろ聴かせたのだが…
 女子チームが選択したのは、次の2曲。
 ・『手紙』
 ・『負けないで』
 いい選曲だ。
 男子は、何とか決まった。
 ・『栄光の架け橋』
 すでに歌っている歌なので、負担は少ない。
 女子は、新しい歌2曲。
 意欲の違いがあらわれている。
 全体では、『蕾』。
 私が選んだ。
 協力して歌うのは、『With You Smile』。
 掛け合いの歌である。
 短期間で、どこまで歌えるようになるか?
 今、挑戦が始まった。

 ◆絶対的な基礎
 ・なんこれ!
 ・10マス計算 三種
 ・あまりのあるわり算
 ・漢字100問テスト
 全体的には、悪くない。
 Nさんは、ガクンと落ちる。
 「休み明け現象」がもろに出る。
 当然だろう。
 また、一から始めればよい。


 ◆プレゼントづくり
 今日、最優先すること。
 本日中に完成させなければいけない。
 6年生に贈るプレゼントをつくる。
 版画とカレンダーを、貼り合わせる。
 一人ずつではなく、班でつくらせる。
 今回のテーマは、「分業」である。
 役割分担してつくる。
 (例)
 ・のりをつける。
 ・貼り合わせる。
 ・押さえる。
 などなど。

 ◆20分休み
 雨のため、内遊び。
 しばらく、教室で仕事をする。
 それから、職員室へ。
 『手紙』、『負けないで』、『蕾』の歌詞を印刷。
 
 教室に戻ると、すでに子どもたちはいなかった。
 机といすは、まあまあか。

 空き時間を使って、仕事をする。

 廊下がうるさい。
 子どもたちが帰ってきたのだ。
「まさか?」
 わがクラスが、うるさいわけがない。
 ともったら、違う学年だった。
 まだ、授業中である。
「他の学級は授業をしているんだ」
「静かに通ろう」
 という認識がない。
 配慮というか…当然のことができていない。
 昨日の番組が、頭をよぎる。

 休み時間になった。
 子どもたちが帰ってきた。
「ただいま戻りました」
 すごい声である。

 昨日の番組でもやっていたが…
 声を出すことの大切さ…
 認識している人は、少ない。
「軍隊みたい」
 違うのだ。
 すべての基本なのだ。
 普段出していない人は、出せない。
 声は、つくられるものだ。
 毎日の積み重ねで、つくられるものだ。
 そのときだけ出せばいいだろう…
 出ない。

 生活指導主任時代、毎日校門であいさつした。
 1日、300~400回くらい「おはようございます」という。
 1回1回全力である。
 全力で300回、あいさつしてみればいい。
 どれくらい大変かがわかる。
 しかも、1日ではない。
 1年続けるのだ。
 これくらい続けると、声は本物になる。
 ・全力を出す。
 ・エネルギーを出す。
 トレーニングは、声を出すことが一番である。
 だから、どの世界でも「声を出す」ことが大切。
 なぜか、教育界では嫌われる(笑)

 話を戻す。
 子どもたち、大きな声を出そうという意識はない。
 そのままである。
 つまり、意識しなくても大きな声を出せるようになってきている。
 「大きな声をだすことが当たり前」になってきている。
 「当たり前」になると強い。

 ◆プレゼントづくり
 4校時は、プレゼントづくりの続き。
 ・カレンダーと絵を貼り合わせる。
 ・表紙に桜の花びらをはる。
 ・ネームプレートをつくる。
 役割分担して、進める。
 終わったら、新聞づくり。

 ◆新聞づくり
 「1日公開」の新聞づくり。
 さて、子ども自身はどうとらえているのか?

 ◆給食
 6年生は、バイキング給食。
 豪華版だ。
 いいなーっ(笑)
 わがクラスは、普通の給食。
 A小の給食は、おいしい。
 感謝しなければ。
 「当たり前」と思えることに中に、感謝することあり。
 お代わり、いつもより出足が鈍い。
 最後まで、ちょっと残っていた。
 食べる人募集。
 ようやく、完食。
 「ごちそうさま」
 は定刻。
 お皿は、かなりきれいになってきた。
 牛乳パックの折り方には、その子が出る。
 意識の違いがあらわれる。
 「牛乳パック」をきちんと折るようになると…
 他のことが変わってくる。
 物事すべて、連動しているからである。

 ◆掃除
 役割分担後、掃除にかかる。
 月曜日は、なるべく子どもに任せる。

「先生、続きをやってもいいですか」
 プレゼントづくりが終わっていない。
 2人が申し出た。
 もちろん、オーケー。

 分業し、並行して進める。
 大切なことである。

 ◆昼休み

 ◆読書タイム
 女子は読書。
 男子は、歌の練習。
 『栄光の架け橋』と『With You Smile』
 やはり、次元が変わった。
 ・声がそろっている。
 ・声がきれい。
 今までと段違い。
 ひょっとしては、女子よりいいかも?

 今度は、男子が読書。
 女子が、歌の練習。
 『手紙』、『With You Smile』
 女子も負けてはいない。
 甲乙つけがたい。

 ◆算数
 金曜日の続き。
 プリント2枚。
 おもしろかった。
 子どもによって、重視しているところが違う。
 1問1問、ものすごく詳しい説明を書いている子がいる。
 その代わり、時間がかかる。
 さっとやり、○をもらってから説明を書く子もいる。
 その中間もある。
 全部説明を書くとなると、時間がかかる。
 どのように時間を配分するか。

 ◆指名なし発言 1
 『ごんぎつね』
 金曜日の続き。
 兵十と加助の会話を聞いたごん。
 その翌日の話である。
 くりを持って行った。
 ・つぐないをするため。兵十を元気にするため。 2人
 ・つぐないをしている自分に氣づいてほしいため。多数
 兵十がいる時間に行ったのは、自分の姿を見せたいため。
 自分がつぐないをしていることを知ってほしい、わかってほしいため。
 兵十に見つかったらどうなるか、このときのごんは、考えていない。
 などなど。

 ◆指名なし発言 2
 社会。

 ◆指名なし発言 3
 理科。

 ◆地図帳の使い方
 地図帳の指導に入る。

 ◆歌
 『蕾』、『負けないで』
 新しい歌を歌う
 まずは、覚えること。
『With You Smile』
 男子と女子合わせて歌う。
 それぞれのパートを、しっかり歌う。
『YELL』
 次元が上がったことを確かめるために歌う。

 やはり、次元は上がっている。
 ただし、休み明けでパワーダウンしている。

 ◆百人一首
 リーグ戦。
 緑札 2回戦行う。

 ◆SOHRAN
 魂のSOHRANがすごかっただけに…
 最低ラインは、上がっている。
 しかし…25日がすごすぎたので、いまいちに感じる。
 特定の子が弱い。
 その子たちを指導。
 それぞれ、番ごとに指導。
by sugitecyan | 2011-02-28 19:10 | あやせん
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実践の記録

by sugitecyan
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