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全力教室

あやせん 11月18日


  あやせん  11月18日(木)

 昨日は、区小研。
 家に帰り、すぐ寝る。
 調子が悪い。
 「勤続疲労」だ。
 ということで、7:00に寝る。
 一度起きたがまた寝る。

 今朝は、いつものように4:00前に起きる。
 ちょっとよくなった感じはする。

 しかし…
 電車の中では、半分以上寝ていた。
 まだ、回復していない。
 寒さの影響もある。
 急に寒くなり、体がついていかないのかもしれない。
 そろそろ冬眠の準備をしなくては…

 ◆モードチェンジ
 作品展前だが、昨日からモードチェンジ。
 次なる山に向かって、スタートする。
 ・百人一首 100首に向け、60首マスターを目指す。
  ※現在、50首マスターしているはず?
 ・テストを活用した学習
  これが、けっこうおもしろい。
  今までにない実践である。
   ・学習したこと…解説、説明を書く。
   ・未学習のこと…いっしょに考えて解く。
  両極の学習。
 を入力。

 これから、いろいろなことに取り組んでいく。
 ・指名なし発言  発言の質と量を上げる。
 ・「書く」    重視して実践する。
 ・表現読み
 ・歌
 ・絶対的な基礎
 ・英語      リーディング 中心
 ・新しい取り組み
  そろそろ、杉渕学級定番に取り組む。
  「SOHRAN」「ぞうれっしゃ」などなど。
 学年としては、「2分の一成人式」。
 まだ、いつ実施するかも決まっていない。
 内容についても、大枠のみ。

 作品展が終わると、落ち着いて実践できる。
 いよいよ、「力を伸ばすとき」がきた。
 これからの2ヶ月がおもしろい。
 「超鍛えモード」(笑)
 小さな親切、大きな迷惑(子どもたちにとって)。


 雨が上がった。
 学校到着。
 仕事を始める。


 教室へ。
 学習してはいるが…
 いまいちだな。
 氣迫が感じられない。
 「朝の入り」は大切。
 まだ、教師がいないと身の入った学習はできない。
 「育っていない」ところである。


 ようやく、調子が出てきた感じがする。
 「作品展モード」で、ちょっとパワーダウンしていた。
 ずっとあった違和感が、今朝はない。

 ◆あいさつリレー
 1回目、用意ができていなかった。
 2回目。
 今度は、よい。
 声に張りがある。
 「声を当てる」ことを意識している。

 ◆あいさつ
 一人の全力が集まり、クラスの全力となる。
 次元が変わる。

 おわるやいなや、班学に入る。

 ◆班学
 いいのだが…
 短い。
 3分かからない。
 もう少し量がほしい。
 「5分間の班学」がよい。

 ◆ひと班学
 「返事」の指導をする。
 テンポを上げるように指示。
 昨日より、ぐんとよくなった。
 ちょっとしたテンポの違いが、「大差」となる。
 教育とは、「ちょっとしたこと」が大切なのだ。
 それを追求するかどうか…
 普通の教師とすごい教師の差は、ほんのわずかなのかもしれない。


 ◆絶対的な基礎

 ★なんこれ!

 ★10マス計算 三種盛り

 ★あまりのあるわり算
 トップレベルの子は、2~4秒。
 かなりのスピードである。
 意外なことに、今日は「2分切り」する子が少なかった。
 このへんが、おもしろい。

 ★漢字100問テスト
 また「スピードの時代」になってきている。
 字が雑になってきている。
 昨日指導を入れた。
 今日は、どうだろうか。

 毎日、これだけ漢字を書いていれば覚えるのは当然。
「学年の漢字全部覚えるのは大変」
     ↓
「全部覚えるのは当然」
 意識は、完全に変わっている。
「大変なことを平然と実行している」レベル。
「えっ、普通じゃないですか」

 以前、このような話を聴いたことがある。
「(授業前)どうして、君たちはおしゃべりしないの」
「どうして、しゃべるんですか?」
 朝自習の時間、真剣に取り組んでいる子どもたち。
 日本の子は、教師が来るまでしゃべっている。
 どうして、しゃべらず自習できるのか。
 参観した教師が聴いた。
 フレネ学校の児童は、質問の意味がわからなかった。
 彼らの認識は、
「朝自習の時間おしゃべりすることはありえない」
「真剣に学習するのは、普通のことである」
 文化が違う。
 おしゃべりをがまんしているのではない。
 文化として、そういうことはないのである。
 自然体なのだ。

 この自然体レベルまでもっていくのが、教育。

「教室の、杉渕さん」
「はーい」
「再び、杉渕学級です」

 「ていねいさ」を意識させた。
 そのため、スピードが鈍った。
 まだ、「速くてていねい」に書ける子は、少ない。

 練習させる。
 「ていねいに速く」の練習。

 2回目の、「漢字100問テスト」。
 1日1回では、進歩は遅い。
 できない子は、くり返し練習する必要がある。
 練習とは、「できるまですること」。
 1回書いただけでは、練習とはいえない。
 「練習」に対する認識は、まだ甘い。
 力みがある子がいる。
 運筆指導を入れていこう。

 ◆リズム漢字
 ★「書き」
 これができるようになると…
 ものすごい力がついたことになる。
 それだけ、ハードな練習である。
 21~40に入った子もいる。

 ★「読み」
 音読。
 声が小さすぎる。
 ストップをかける。
 全部覚えていないと、声を出すことはできない。
 覚えることが前提となる。
 「読み」のプリントをなくした子がいる。
 プリントを配る。
 表はルビつき。
 裏は、ルビなし。
 
 次は、個別読み。
 まず、ルビなしの方を読む。
 読めないところをチェックする。
 「読める」「読めない」を分類することから始める。

 大きな声で読む。
 →覚えるのが前提。


 ◆英語
 中学校のS先生が来校。
 小中連携の一大事業、一大授業。
 『おおきなかぶ』を発表。
 1回、通して読む。
 せっかくの機会である。
 班ごとに指導していただく。
 発音、その他細かいこと。
 私には指導できない分野をお願いする。
 私は、「表現」の指導。
 コラボの授業である。

 指導を見ていると…
 発音関係よりも、「表現」関係の指導が多い。
 かぶを引っぱるときの表現である。
 この辺の指導は、私の分野。
 越権行為だ(笑)
 いえいえ、英語でも、大切なのは「表現」なのだろう。

 他の先生が入って指導する。
 めったにないことである。
 子どもたちの反応が見もの。
 「育っている」場合、「育っていない」場合、反応が違う。
 ・拒絶するか、すぐ受け入れるか。
 ・素直にアドバイスを取り入れ実行するか。
 などなど。

 子どもたちは、楽しそう。
 S先生も、楽しそう。
 いい感じである。

 私の方は、予定を変更。
 客観的に、学級を見る時間にした(笑)

 2回目の発表。
 グレードアップした。
 アドバイスのおかげである。

 S先生に対して、一人一言。
 (例)
 ・学んだこと
 ・氣がついたこと
 ・感想
 ・その他
 なんでもよい。
 一人一言発表する。
 これは、お礼でもある。
 感謝の氣持ちは、「形」にしてあらわす。
 感謝の氣持ちは、すぐあらわす。
 人間関係の基本である。

 子どもたちの感想は多様。
 ・発音がよくわからなかったところがわかりました。
 ・表現の仕方を学びました。
 ・表情のことを教えてもらって、よかったです。
 ・ほめてもらって、うれしかったです。
 ほとんどの子が、最後に「ありがとうございます」といった。
 このへんは、育ってきている。

 英語の先生とのコラボ。
 おもしろい。
 今回、私は極力表に出なかった。
 それでよい。

 子どもたちは、吸収力がある。
 「もっとよくなりたい」という思いがある。
 素直にアドバイスを聞いた。
 それを、すぐ活かした。
 十分ではないが、活かした子が多かった。
 「表現」の場合、活かすのは難しい。
 わかっても、音読は変わらない。
 多くは、こうなる。
 音楽の授業も同様。
 いくら解釈しても、歌は変わらない(笑)
 解釈と表現は別物。
 まずは、「別物」という認識がないと先に進めない。
 表現技術があるのだ。

「ちょっと違っていてもいい。イメージして表現しよう」
「英語ははじめたばかり。まだ赤ちゃんなのだから、できなくても当然」
 などなど。
 ・十分通用する英語。発音もよい。
 ・おもしろい。
 ・その他いろいろ

 いつもは焼酎連携、今日は小中連携。

 小学校と中学校、協力できることはたくさんあるかもしれない。
 とくに、中学の先生が小学校で授業する意味はある。


 ◆20分休み
 校庭の状態はよくないが…
 看護当番の判断で、外遊び。
 いいことだ。
 状態がよくないところを避けて遊べばよい。
 わがクラスの子も、外遊びをしていた。


 ◆算数
 ★「テストを活かした学習」
 『面積』。
 わかれば簡単。
 わからない→話し合う→教科書で調べる。
 というパターン。
 いつもと、逆。
 教育において、
 ・教師→子ども  教える
 ・子ども→教師  訊く
 両方が大切。
 ここでも、両極が顔を出す。

 今日問題になったのは、複雑な図形。
 正方形、長方形ではない図形の求積である。
 ・ヒントを出す。
 ・教える。
 2パターンで対応する。
 わからないから、訊きに来る。
 ただ教えられた場合より、必要感あり。

 ★どん難問だい!
 難問を出題。
 最近、かなり慣れてきている。
 解き方をマスターしてきた。
 以前にくらべ、サッと解けるようになってきている。
 そろそろ、問題のレベルを上げるか?

 一人だけ×××の子がいる。
 面倒くさい問題になると、とたんにテンションが下がる。
 この子だけ。
 残りの子は、ていねいに解く。
 難しいといっても、一つずつやっていけば簡単。
 その作業を継続できるかどうかがポイント。
 その子以外は、かなり育ってきている。
 難問を解く「回路」ができてきている。

 ◆鑑賞
 4校時は、作品展鑑賞の時間。
 ※あらかじめ、割り当てられている。
 A小の場合、体育館だけではない。
 平面作品、家庭科の作品は校舎。
 見て回ると…たっぷり1時間かかる。
 それも、じっくり見てではない。

 ノートを持って行く。
 氣づき、学びを書く(メモする)。

 個人的には、2年生の「グルメタウン」がよかった。
 おいしそうなものばかり。
 おなかがすいてきた(笑)

 わがクラスの「エコ万華鏡」は、すべて手にした。
 すべて、のぞいてみた。
 普通の万華鏡にくらべ、移動に時間がかかる。
 おもしろかった。

 明日も、鑑賞時間がある。



 ◆給食
 今日も、遅くなる予感あり。
 献立が…
 準備も、9分近くかかった。
 子どもたちが、ちょっと苦手な献立?
 定刻に、「ごちそうさま」できず。
 今日は、みかんの皮がよくなかった。
 いつもは、ていねいに皮をむく。
 一筆書きのように、皮一枚。
 今日は、ばらばらにした子がいる。
 意識が低いと、ばらばらになる。
 これが、本当の未完。

 ◆掃除
 昨日は区小研。
 教師による掃除がなかった。
 今日は、ほこりが多い。
 やはり、毎日きちんとやる意味がある。
 見る人が見れば、大きな違いがわかる。
 教室掃除の子どもたちには、細部をきれいにするようにいう。
 まだ、目がいかないところである。
 「細部に目がいく」ようになると、育ってきた証拠。
 人の細部に目がいくのは、育っていない証拠。
 ※「細部のよい点に目がいく」のは、育ってきた証拠。

 ◆昼休み
 私は、引き続き教室を掃除する。
 まだ、ゴミが出る。
 1日やらないと、こうなる。
 何日もやらなかったら…
 1週間やらなかったら…
 1ヶ月やらなかったら…
 教育は、「毎日行う」ことが大切。

 ◆読書タイム
 読書。

 ◆百人一首
 ★一人百人一首
 黄札20枚。
 ここまでマスターすると、60首。
 3分の2をマスターしたことになる。

 ★百人一首リーグ戦
 黄札。
 青赤札。

 ◆作品展を鑑賞して
 鑑賞したことを、新聞にまとめる。

 ◆テストを活かした学習
 ・社会
 ノートにまとめを書く。
 ・理科
 理科は、答え合わせのあと説明させる。
 基本的は言葉が、わかっていない子がいる。
 昔の子にくらべ、極端に語彙が少ない。
 たとえば、「つつ」(筒)、「かさ」(嵩)
 わかる子に説明させる。
 そのあと、私が解説。
 他の問題も、解説を書かせる。

 ◆帰り
 今日は、きちんと帰りをしめる。
 掃除のことについて話す。
 いつも、放課後私が掃除をする。
 まあまあきれいな班と、すごくゴミが出る班がある。
 机の上に消しゴムのかすがある班がある。
 役割分担して、掃除をする。
 (例)
 ・床を掃く。
 ・ぞうきんで、机を拭く。
 ・ロッカー整理
 ・その他
 6人で役割分担する。

 今日は、掃除→帰りの支度→班ごとに「さようなら」
 とした。
 いつもは、教師のところに来て「さようなら」。
 今日は、班のところで(教師の方を向いて)「さようなら」。

 靴をそろえようと思い、下駄箱へ。
 ちょうど、子どもたちが放課後遊びを終え帰るところだった。
「手伝って」
 声をかける。
 このときの反応で、育ちがわかる。
「はい」
 靴のそろえ方を説明。
 6人が、快く手伝ってくれた。
 ときどき、手伝ってもらうのはよい。
 ・手伝って当然
 と考えると、子どもを責める。
 私の場合、毎日黙ってそろえている。
 そろそろ、ちょっと指導しようと思っていたところである。
 「靴のそろえ方」
 悪くはないが、よくもない。
 きちんとそろっている子もいれば、ちょっと乱れている子もいる。
 ※昨日は、乱れた子がけっこういた。
 ●靴そろえ
 ・最後をしっかりしめる。
  移動するとき、イスをきちんとしまうことと同じ。
 ・ものごとの基本中の基本
 など。
 明日にでも、指導しよう。

 ◆打ち合わせ
 放課後は、就学時健診の打ち合わせ。
 私は、知能テスト担当。
 A小に来て、初めての役。
 学校によって、ずいぶんやり方が違うものだ。
by sugitecyan | 2010-11-18 19:39 | あやせん
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実践の記録

by sugitecyan
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