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全力教室

あやせん 10月25日


  あやせん 10月25日(月)

 学校公開終了。
 疲れをとるための期間終了。

 今週から、新たな峰に向けて始動する。
 さて、これからどうなるか。
 本番は、これから。
 いつも、こればっかり(笑)


 ◆朝会
 校庭のコンディションがよくないので、放送朝会。

 いつものように、立って待つ。
 あいさつ。
 思いっきり声を出す。
「いついかなるときも、全力を出す」
「人が見ていようが見ていまいが、全力を出す」
 こういった場面が重要。
「まあいいか」
 には、プラス面とマイナス面がある。
 教育においては、妥協と徹底が必要。
 今の教育界は、ほとんどが妥協。
 徹底がない。
 私の場合、徹底するところと妥協するところがはっきりしている。
 人と逆のことが多い。
「そこまでやらなくても…」
 よく言われる。
 学級をよくしようと思ったら、「そこまでやる」必要がある。
 どこまで求めるか。
 どんな学級にしたいのか。
 教師の思いが、実践に反映される。

 今日の朝会。
 ほとんどが、表彰。
 子どもたちは、賞状が渡されるたびに拍手をする。
 当然のことだが、大切なことだ。

 当番の先生の話。
 今週の目標は、「名札を正しくつけよう」
 多くの子が、つけていない(笑)

 ◆あいさつリレー
 声は出ているが、何か違う。
 雑であることは、間違いない。
 よく響く子もいるが、「つなぎ」が悪い。
 響きを消してしまうのである。
 前の子のあいさつを聴く。
 バトンを受け取る。
 「響き」を消さない。
 「響き」を活かすようにして自分があいさつする。
 わずか数秒に、いろいろなことが込められている。
 プロは、「秒単位で意識する」といわれる。
 子どもの場合も同様。
 ある程度育ってきたら、「秒単位」で意識させることが必要。
 ・自分があいさつする。
 ・次の子につなげるようにあいさつする。
 これができていない。
 「人」を意識していない。

 2回目。
 少しよくなったが、根本は変わっていない。
 そろそろ、指導を入れよう。

 ◆あいさつ
 全員の声がそろう。
 教室の空氣が変わる。
 「ぴたっとそろう」
 できそうで、できないことである。
 微妙にずれるのである。
 ぴたっと重なったとき、空氣ががらっと変わる。
 これを感じることができるか?
 感性の問題である。
 差は、微妙である。
 「微差」である。
 しかし…この「微差」が「美差」になる。
 結果的に、圧倒的な違いを生じる。
 店で言えば…倒産するか、大繁盛するか。
 それくらいの差がある。


 休み明け。
 いろいろな迫り方がある。
 一から始める。
 レベルを落とす。
 一つひとつをていねいにやる。
 おもしろおかしくやる。

 子どもに任せる。
 教師は、実態を見る。
 実態調査でありテストでもある。

 今日は、後者を選択。
 実態調査&テスト。

 ◆絶対的な基礎
 身についてきていることは、体が自然に動く。
 頭より体が反応する。
 
 ★なんこれ!
 速い子は速い。
 40秒台。
 「1分切り」する子がたくさんいる。

 ★10マス計算
 いずれも、1分30秒制限だが…
 トップレベルの子は、自分で制限時間を設けている。
 「1分」である。
 1分30秒と1分。
 天と地ほど違う。
 その違いが、30秒間に凝縮されている。
 10マス計算も、「1分切り」が増えた。

 ★あまりのあるわり算
 俵原先生がつくったプリントがなくなった。
 今日は、「プリント 4」。
 そのかわり、制限時間を1分30秒にする。
 負荷をかける。
 「20秒」だと、なかなか速くならない。
 危機感がないからである。
「20秒切れたからいいや」
 となる子がいる。
 15秒となると、そうはいかない。

 ★漢字100問テスト
 「5分で100問」できる子が、増えてきている。
 同じテストなのだから当たり前…
 と考える人は、素人。
 試しに、自分がやってみればいい。
 ものすごい集中力を必要とすることがわかる。
 体験しないと、すごさはわからない。

 ★漢字復唱読み
 班ごとにおこなう。
 1~40まで、音読する。

 ★漢字超高速読み
 班ごと。
 1~40。
 ハイスピードで読む。

 ◆理科
 『空氣』に入る。
 指名なし発言。
 「空氣の性質」について、知っていることことをいわせる。
 ・教科書音読。
 教科書を読む。
 『空氣』についての学習。
 この単元は、おもしろい。

 ◆20分休み
 百人一首 黄札の前半(1~10)を印刷する。
 子どもたちのリクエストにこたえた。
 さっそく、つくっていた。

 ◆音楽
 放送委員会の怠慢。
 チャイム前の放送を流さない。
 ほとんどの子が、チャイムが鳴ってから行動を起こす。
 当然のことながら、教室に戻るのが遅れる。
 いつもなら、チャイムと同時に音楽室入りする子どもたち。
 今日は、すでにチャイムがなっている。
 おおきな違いである。
 歩き方も、いまいち。

 私の学級だけではない。
 放送委員が、いつものように放送すれば…
 結果は違ったはずである。
 多くの子は、「2分前です」の声で、遊びをやめる。
 放送があるかどうかは、大きな違いである。
 特に、休み明けは。

 空き時間を使って、しごとをする。
 やるべき仕事は、山ほどある。
 優先順位をつけて、こなしていく。

 ◆『空氣』の続き
 氣づいたことをノートに書く。
 ・指名なし発言
 ・書く
 このミックスが、追究授業の核となる。

 ◆漢字辞典の使い方
 前回の続き。
 今は、漢字辞典に慣れる段階。

 ◆百人一首づくり
 黄札の作成。
 いつもより、札が大きかった。
 95パーセントに縮小。
 いつもは、90パーセント?

 その間、私は授業参観。
 今日は、三年次研究の授業が2本ある。

 1本は、私が2年間指導教官を務めた先生。
 『はたらくじどう車』の授業である。
 歌から入った。
 1年生らしく、体をゆらして歌う。
 声が出ている。
 表情もよい。
 8割は、のりのり。

 音読。
 一斉読→個の音読。
 区の国語部だと、批判される。
「音読より、黙読が大切」
 うーん、素人。
 実践しない人の言葉だ。
 もっと速く読ませるといいだろう。
 ゆっくりすぎる。
 語尾が強くなっている。
 変な癖がついている。
「1年生らしい」という人もいるが…
 そうは、思わない。
 先日、幼稚園の研修に行った人の言葉。
「年長さんは、驚くほどお兄さんお姉さん」
 それが、1年生になると赤ちゃんがえり…
 幼稚園の先生方は、さぞお怒りのことだろう。

 小学校低学年を受け持つ教師は、幼稚園を見に行くべきだ。
 それを元に、1年生の教育を組み立てるべきである。

 教科書に線を引く。
 「つかいみち」、「つくり」、「はたらき」
 3色にわけて線を引く。
 かなり高度な作業である。

 「バス」と「コンクリートミキサー車」でやっている。
 子どもたちは、どんどん線を引いていく。
 おしいかな。
 フリーハンドの子が多い。
 定規を使って線を引いている子は少数。

 この分類は、はたして意味があるのか?

 子どもの発表を元に、教師が線を引く。
 「てつ」を取り上げる。
「紙やプラスチックじゃダメなの?」
 いい問いである。
 他の素材を出すことにより、「てつ」を意識させる。
 もっと意見を出させるとよかったと思う。
 「強度」について、焦点化するとよかった。

「なんで、(うでが)長いの?」
 いい意見が出される。
 おしいかな…
 ・発言者の声が小さい。
 ・聴き手が前を向いている。
  →コの字型にする。

 「バスケット」
 写真を見せたのがよい。
「うわーっ、大きい」
 大人の人が、バスケットに入っている写真。
 横に立っている写真。
 とても、わかりやすい。

 もっといわせればよかった。
 私なら、どんどんいわせた。
 ここで大切なのは、「大きさ」
 なぜ、こんなに大きいのか。
 小さくてはだめなのか。
 つっこんでも、よかった。

「こうじ」について言わせる。
 子どもたちからいろいろでたが…
 焦点がぼけていた。
 ・体育館の工事
 ・家の工事  ※家を建てる
 ・スカイツリーをつくっている

 しかし…ここでいう「こうじ」は…
 ショベルカーを使った工事ではないのか?

 「ほったり」「けずったり」を動作化させる。

 映像を見せる。
 私なら、もっと前に見せる。

 ワークシートにまとめを書く。
 ・まとめ
 ・感想

 そのクラスの前は、給食室。
 昼前で、廊下がうるさい。
 扉を閉めても、音が入ってくる。
 その中、子どもたちは集中して書いていた。
 この集中力はすばらしい。
 だれている子がいない。
 ・やる氣がある。
 ・声を出す。
 ・集中して書く。
 ・学習規律ができている。
 ・学習態度がいい。
 学級ができている証拠である。

 まとめの発表。
 「つかいみち」「つくり」「はたらき」
 教科書通り。
 子どもの言葉で言わせたらどうだろう?
 感想発表
 いい感想もあったのだが…
 文を読んでしまう。
 下を向いている。
 聴き手を見ない。
 聴き手も、発表者を見ない。
 実にもったいない。

 最後は、ペア音読。
 相互評価する。

 学級ができているのが、なによりよかった。
 1年生らしい授業だった。

 教室に戻る。

 ◆給食&掃除
 すでに、給食準備が始まっていたが…
 スピードがない。
 準備に、9分かかった。
 会食。
 「増やし」に時間がかかった。
 私の食べる時間が、5分なくなってしまった。
 あわてて食べる。
 お腹が痛くなってしまった。
 定刻までに、完食できず。
 特定の班が遅い。
 ストローが6本落ちている。
 などなど。
 最近では、ワースト1。
 掃除も同様だった。
 きたない。
 ごみが多い。
 ひとことでいうと、雑。
 最近では、一番雑だった。

 休み時間になる。
 掃除を終わらせる。
 あとは、私が掃除する。
 子どもを注意するのは簡単。
 しかし…今日は「見るだけ」。
 後始末は、私がする。

 金曜日、用事があり最後の掃除ができなかった。
 その分、ごみがあった。
 きたない教室をきれいにした。
 つゆだくではなく、汗だくになった。
 これで、ビールがうまくなる(笑)

 ◆読書タイム

 ◆算数
 「5分×●セット」の学習。
 だいぶ、慣れてきた。
 5分1サイクル。
 有効だと思う。
 実力がついてくれば、この限りではない。
 多くの場合、長くなるとだれる。
 5分なら、だれない。

 後半は、テストの説明。
 『がい数』の説明。
 これが、難しい。
 多くの子の説明は、わからない。
 わかったかどうか挙手させると…
 ほとんど手が挙がらない。
 私が説明すると、
「わかる」
 さすが、プロ。
 どうだ(笑)
 説明の難しさを実感した。

 ◆百人一首の検定
 班ごとに、百人一首の検定。

 ◆札づくり
 黄札づくり。

 ◆英語
 『おおきなかぶ』の英語版。
 いよいよ、明日は発表。

 ◆社会
 前回の続き。

 三年次研の授業を見に行く。
 同学年、となりのクラス。
 道徳の授業である。

 途中、いい場面が2つあった。
 子どもたちから、多様な考えが出された。
 子どもの「育ち」がわかる瞬勘だった。
 思っているより、育っている。
 きれいごとをいわない。
 等身大の発言をしている。
 などなど。

 この部分を拡大していくといい。
 可能性を感じた授業だった。

 放課後は、協議会。
by sugitecyan | 2010-10-25 19:22 | あやせん
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