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全力教室

あやせん 9月27日


  あやせん 9月27日(月)

 氣がつけば、9月下旬。
 猛暑急冷。
 夏が一氣に去り秋本番へ。
 あまりの温度変化に、体がついていかない。
 私も、コンディションがよくない。
 子どもは、なおさらだろう。

 高熱が流行っている。
 おそらく…今日、全員そろうことはないだろう。

 昨日から、雨、雨、雨。
 それにしても、よく降るね。

 朝風呂&読書。
 汗の出がよくない。
 コンディションがよくない証拠である。
 汗の出によって、コンディションがわかる。

 犬の散歩が大変。
 雨脚が弱まった時を狙って、散歩を決行。

 早めに家を出る。
 大雨の中、歩く。

 駅で、氣がつく。
「パスモがない」
 昨日鞄をかえたとき、パスモを入れた記憶がない。
 酔っぱらっていなかったのに…
 これで、今日は1500円ほど交通費がかかる。
 無駄な出費だ。
 朝から、大ポカ。
 普段の私には、ありえないことである。
 ※ときどきある。
 息子と娘もいろいろあったようだ。
 父親の行動が、すべての元凶だと思う。
 反省。

 今日は乗り換えず、鈍行で行く。
 座って教材研究。
 今後の構想を練る。
 前期終了&学校公開に向けて。
 さて、どうするか。

 学校到着。
 珈琲を入れるのが、私の日課。
 もう、アイスよりホットの方がいい。
 すぐ、「あゆみ」にかかる。
 今日から、本氣モード。
 朝の時間を有効活用。
 一番集中できる。
 所見を書く。
 本氣になったときは、すごい力を発揮する(笑)
 なかなか、本氣にならない。

 子どもたちがやってきた。
 杉渕学級では、教室入り口であいさつすることになっている。
 ・あいさつしない。
 ・声を出さない。
 場合は、やりなおさせる。
 その子よりも、私かが先にあいさつする。
 ほとんど、私が先。
 このへん、まだまだ育っていない。
「子どもが先にあいさつすべき」
 と考える人がいる。
 常識的には、その通り。
 私は、教師から先にと考えている。
 このへんは、森信三先生の教え。

 やり直しをさせられる子がいる。
 一発合格の子がいる。
 さまざま。

 朝一番、教室に入るときは素の状態。
 だから、子どもの実力がもろに出る。
 今日は、よーくわかった。

 例の子は、今日も定刻登校。
 このところ毎試合安打。
 ボランティアの方に感謝!
 ありがとうございます。

 欠席4人。
 ※そのうち1人は、遅刻だった。
 やはり、全員そろわなかった。
 残念。

 ◆朝会
 雨のため、放送朝会。
 起立して待つ。
 思いっきり、あいさつする。
 最初のあいさつ、校長先生とあいさつなど。
 終わりもきちんとあいさつ、礼をする。
 放送朝会でも、いつもどおりにする。

 ◆あいさつリレー
 朝きちんとあいさつをしている。
 朝会でも、おもいっきりあいさつしている。
 布石があると、「あいさつリレー」がよくなる。
 休み明けにしては、よい。

 ◆返事
 返事は、いまいち。
「はい」
「●●さん」
 これが、「はい●●さん」となる。
 つながってしまうのだ。
 だから、パワーが落ちる。

 連続するが、明確にわけなければならない。
 子どもにとっては、難しいのかもしれない。
 育ってきた子は、簡単にクリアできる。
 「育ち」の関門ともいえる実践だ。

 全力にも、レベルがある。
 私から見ると…まだまだ。

 ■3つの全力

 今回指導したのは、「3つの全力」
 ・個の全力
 ・班の全力
 ・クラス全体の全力

 これら3つが合わさって、はじめて「全力」となる。
 私がだめ出しする場合、どれかが欠けている。

 これからの課題は、「3つの全力」を出すこと。
 融合させること。

 ◆絶対的な基礎
 休み明け…
 どうして、こうも休みが多いのか。
 軌道に乗ってきた…と思うと、休み。
 また、休み。
 どうにかしてほしいものである。

 ・なんこれ!
 ・10マス計算
 今日は、かけ算・たし算・ひき算の連続。
 杉渕学級では、「トライアスロン」と呼ばれる計算である。
 制限時間は、4分30秒。
 驚異的なスタミナが要求される。
 「集中力の持続」がないと、まずできない。
 子どもたちはがんばったが…
 何せ、初めての体験。
 厳しかったようだ。
 トップの子は、3分を切る。
 すばらしい。
 歴代の記録は、2分27秒。

 子どもの育ちが、もろにわかるのが、トライアスロン。

 ・あまりのあるわり算
 休み明けだが…
 かなり進歩していた。
 「熟成」してきた。
 休み明けでぼけているのだが、進歩している。
 このへんが、教育のおもしろさ。

 ・漢字100問テスト
 ・漢字の学習
 などなど。
 私は、個別指導。
 細かな点を教える。
 全然できなかったある子。
 8割はカンペキ。
 残り、おかしな点を教える。
 ある子には、プラスαの指導。
 熟語づくりを教える。

 ◆理科
 ・テスト
 ★プラネタリウム見学のまとめ
 今日は、たくさん書かせる。
 大量に書く。
 ビジュアルに書く。
 今日は、時間を取って書かせる。

 ◆追究
 これから、本格的な授業に入る。
 まずは、ベースづくり。
 指名なし発言の授業がメインになる。
 『いろいろな詩』を読む。
 「へび」という詩について、発言する。
 杉渕学級では、「発言しない」ことが認められない。
 ちょっと、考えればわかるはずである。
 掃除…
 その子だけ掃除をしなかったら?
 その子だけ、作品をつくらなかったら?
 他ではありえないことが、「発言」ではおこる。
 「発言しなくても」許されてしまうのである。
 ・発言しなければならない。
 ・全員が発言し、授業を創る。
 という認識はない。
「発言しなくてもよい」
 という誤った認識が、知らず知らずに植え付けられる。
 ・どんなことでもよいから発言する。
 まずは、これである。

 実践家なら、わかる。
 これだけでも、かなり難しい。
「発言すればいいんですか」
「レベルが低い」
 このように言う人は、全然わかっていない。
 実践もしていない。
 大変さを、実感していないからである。

 実践している人は、「今は、この段階だ」と思う。
 上記のようなことは言わない。
 というか、考えもしない。

 今の段階は、たくさん発言。
 たくさん発言→発言することに慣れる。
 これだけでよい。

 十分できる子には、違う課題を与える。
 ・レベルを上げる。
 ・みんなに広げる。
 ・みんなに考えさせる。
 などなど。

 ところどころ、切れ味鋭い意見が出る。
 なかなかよい。
 それを取り上げ、解説する。

 あるこの発言に、上乗せして発言の仕方を教える。
 などなど。
 少しずつ、鍛えていこう。

 いよいよ、追究の授業スタート。
 後期の柱となる学習である。

 ◆給食
 給食準備、会食まではスムーズ。
 しかし…
 食べるのが遅い。
 いつものように、しゃべっているわけではない。
 スローなのである。
 一生懸命やってもできないときは、何も言わない。
 今日は、それに当てはまった。
 サンマを食べるのが、難しいのだ。
 私は、魚を上手に食べることができる。
 子どもたちは、食べ慣れていないせいか…下手くそ。
 ものすごく下手な子がいる。
 今度、教えなければ…
 「魚の食べ方」
 きちんと教えることが必要。
 今日、教えればよかった。

 給食後、
「先生のクラス、食べ方がすごくきれいですね」
 栄養士の先生の、サンマの食べ方をほめられた。
 ※栄養士の先生は、毎日全学級の食管を見て回っている。
「あれできれいなのか?」
 まあ、きれいではあると思う。
 「食べ方」「食べ終わったとの食器」には、品が出る。
 子どもの育ちが、もろに出る場面である。

 ◆掃除
 一人だけ×。
 休み明けは、いつもダメな子である。
 今日も、朝からそうだった。
 他の子がよくなっているので、その子だけ目立つ。
 ものすごく差がある。
 ※2日目からは、元に戻る(笑)

 掃除は、子どもたちに任せる。
 ※30日まで。
 よろしく!

 ◆昼休み
 教室で、遊んでいる…
 鬼ごっこしている学年もある。
 このへん、担任の指導が必要。
 仕事、仕事、仕事。

 ◆読書タイム
 私は仕事をする。

 ◆算数
 テスト4枚。
 5分1セット。
 終わらない場合は、残ってやることになる(笑)
 一生懸命やってもできない。
 この場合は、できなくてもよい。
 私が大切にするのは、密度。
 ただ時間を過ごしても、意味はない。
「3時間練習しました」
 時間ではない。
 密度なのだ。
 内容がない練習など、しない方がよい。

 終わった子は、答え合わせ。
 ・問題づくり
 ・説明
 ・わからない子に教える
 終わったら、やることが決まっている。
 「終わればよし」ではないのである。

 最近は、「教え合い」がおもしろい。
 人に教えることは、最大の学習である。
 それがわかった子は、教えることをいとわない。

 講師が一番勉強になるのと同じである。
 参加者の何十倍勉強するだろう。
 ある講座に向けて、私は4ヶ月間準備をした。
 ノート数冊。
 一体、どのくらい時間を使ったことだろう。
 ある講師は、考えずに会場入りしたという。
 私とは、スタンスが違う。
 その講座で…がっかりした。
 自分は、4ヶ月かけて入念に準備してきたのに…
 という思いがある。
 私一人が真剣すぎるのか?
 他が甘いのか?
 わからない。
 しかし…
 このようなところでは、二度と講師をしない。
 むなしさだけが残った。

 話を元に戻そう。
 子どもたちの「教え合い」は、楽しそうだ。
 以前とは、明らかに違っている。
 そこには、意識の違いがない。

 教える者、教わる者が、融合している。
 このへんが、おもしろい。

 ◆百人一首
 ・一人百人一首  17番を入れる。
 もうすぐ、20枚になる。

 ・リーグ戦
 3回戦おこなう。
 「振り向かないで百人一首」がおもしろい。
 緊張感がある。
 今日は、わりとゆっくり読んだ。
 ピンクの札も、かなり速く取れるようになってきた。

 ◆歌
 これから、本格的に歌に取り組む。
 今回は、宮崎駿特集。
  『いつも何度でも』(『千と千尋の神隠し』)
  『もののけ姫』
  『めぐる季節』(「魔女の宅急便」)
  『世界の約束』(『ハウルの動く城』)
  『君をのせて』(『天空の城ラピュタ』)
 を予定している。

 練習したのは、『いつも何度でも』。
 教えたのは、『もののけ姫』
 残りは、聴かせただけ。
 『君をのせて』
 以前教えたのだが、完全に忘れていた(笑)


 ◆帰り
 終わった子から、帰る。
 帰るとき、子どもたちは教師のところに来てあいさつする。
 このときも、子どもが出る。
 「全力」かどうか。
 あえて、やり直しはさせないが…
 子どもの様子を見る。
 ほぼ、予想通り。
 なるほど。

 一人を除き、休みの影響を受けなくなってきた。
 これは、すごいことである。
 後期に向け、着実に歩んでいる。
 あと一人が変わると、学級はがらっと変わる。
 まだ、その子が変なオーラを出す。
 それに同調してしまう子がいる。
 全員の意識がそろうと、そういうことがない。
 一氣に行くことができる。
 それを見るのが、楽しみである。

 ◆残り学習
 終わっていない子は、残って学習。
 今日から、厳しく行く。
 今までは、超あまちゃん(笑)
 歴代の子が見たら、
「先生、甘過ぎー」
 というだろう。
 孫ができると、甘くなる。
 ※いえいえ、まだ孫はいません。
 年を取ると、甘くなる。
 これは、本当。
 以前の自分からは考えられないくらい甘い。
 まあ、いいか。
 続・「教え合い」学習。

 子どもを帰してから、教室を掃除する。
 忙しくても、きちんと掃除をする。
 それほど、汚れていない。

 掃除のあとは、「あゆみ」の続き。
 その他いろいろな仕事。
 
 夕会後、学年の仕事。
 指導案の印刷。
 寵愛、いえいえ、丁合。
 研究授業の指導案完成。
 ※9月30日、若い先生が授業する。
by sugitecyan | 2010-09-27 23:17 | あやせん
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実践の記録

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