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全力教室

あやせん 7月8日


  あやせん 7月8日(木)

 Wカップも大詰め。
 準決勝が終わり、残すは決勝のみ。
 あの強いドイツが…
 スペイン相手だと、別人のようだった。
 相手による…
 教育と同じだ。
 勝負の場合、
 ・相手のよいところを出させない。
 ・自分のよいところを出す。
 教育の場合、
 ・自分のよいところを出す。
 ・相手のよいところを引き出す。

 昨夜は、家でもいろいろあった。
 久しぶりに、父親らしいことをした(笑)
 息子と話す。
 世の中の道理。
 「こういうものだ」
 ということを教える。

 私としては、意外な一面を見て、おもしろかった。
 家内には理解できない。
 驚いていた。
 私は、理解できる。
 息子に対しては、私から言う方が効果がある。

 朝は、教材づくり。
 プリントを印刷する。
 今日から、難しい問題に入る。
 レベルアップを図る。

 保護者会あり。

 ◆あいさつリレー&あいさつ
 8:30のチャイムと同時にはじまる、あいさつリレー。
 終わると、全員であいさつ。
 すぐに班学がスタート。

 ◆班学
 5分間班学。
 今日は、3班が一番時間がかかった。
 最後は、『COSMOS』を歌った。
 他の班は、静かに聴いていた。
 当たり前のことであるが…
 終わった班は、静かに待つ。
 やっている班は、全力を出す。
 1班になっても、堂々と歌っていた。
 よし。
 きれいな声が、教室に響いた。

 ◆ひと班学
 ・あいさつ
 ・返事
 「返事」が弱い。
 やはり、「はい、○○くん」
 エネルギーが分散される。
 一点集中し「はい」
 続けて、「○○くん」
 集中+集中の連続技
 2連続でも、難しい。
 「はい」と「○○くん」
 の場合、4つのことが要求される。

 1 「はい」   全力
 2 「○○くん」 全力
 3 「はい」と「○○くん」のつなぎ
 4 全体的なバランス トールバランス

 多くの子は、1~4全部ができていない。
 かなり高度。
 高度な認識力が要求される。

 前にも書いたが…
 「連続技」が難しい。
 できるようになったら、そうとう育ったということ。

 ◆同時班学
 ある班の発表のあと、同じことをやらせる。
 全班同時にスタート。

 ユニットとユニットの連続ができるか。
 これが、課題。
 まだまだ、甘い。
 それが、「返事」のユニットにあらわれている。

 ◆声出しと歌の練習
 ・一人ひとり 声を出す。
 ・班で歌う。
 ・全体で歌う。
 『COSMOS』は、いまいち。
 美しくない。
 声が出てきた分、そろわなくなっている。
 声の出も、いまいち。

 『翼をください』の方がよい。
 こちらは、ぐんとよくなってきた。
 今、一番よい。

 ◆移動
 音楽室に移動。
 今日は、2分前にスタートする。
 全員が並び終える前に、スタートする。
 廊下の歩行は、まあまあ。
 全員が入室したとき、チャイムが鳴った。
 どんぴしゃ。

 ◆音楽
 空き時間を有効活用。
 1年生のある学級へ。
 兄弟学級である。
 歌を教えてほしいというリクエストがあった。
 音読と歌を聴かせてもらう。
 なるほど。
 音読は、圧倒声音読。
 思いっきり声を出しているのがよい。
 歌、もろ地声(笑)

 指導開始。
 出張授業は、爆笑編が多い。
 大笑いしているうちに、うまくなる。
 知らないうちに上達する。
 クラスと違って、責任がない。
 思いっきりできる(笑)

 『けむりのきしゃ』
 の音読を指導する。
 内容は、秘密(笑)
 ・視線
 を意識させる。
 ・イメージ
 どんな「流れ星」か?
 昨日やっていた『プレデター』のまねをする。
 このような宇宙人が乗ってきた流れ星?
 きれいな流れ星。

 視線を意識、きれいな声で読ませる。
 私のまねをさせる。
 「朝のあいさつ」のダメージは、まだ抜けていない。
 まだ、十分声が出ない。
 見本はうまいのだが…声が出ない。

 歌は『ほしまつり』
 私の大好きな歌である。
 きれいな歌。
 「歌う声」に適した歌である。
 ちょっと教えると…
 すぐ、歌う声が出るようになった。
 リズム、歌い方を指導。
 先ほどとは別人。
 1年生でも、きれいな声で歌える。

 教育の可能性を感じた瞬間だった。

 教室に戻り、仕事をする。

 子どもたちが帰ってきた。
 今日は静か(笑)
 前回の「やりなおし」が効いている。
「ただいま帰りました」
「お帰りなさい」

 ◆国語
 「テスト」を活用した授業。
 今日から、難しい問題。
 普通のワークレベルは、簡単すぎる。
 刺激がない。

 ・問題を解く。
 基本的なことをしているか。
 基本をおろそかにしている子が多い。
 まだまだ。
 スペインのサッカーは、ほぼワンタッチ。
 基本ができていないと、こうはいかない。
 トラップとキックが一体化している。
 どこでトラップしてどう蹴るか。
 一瞬で判断、行動に移す。
 ちょっとでもずれると、ワンタッチのパスは難しい。
 「基本の徹底」
 自由自在になるまで、徹底している。
 だから、強い。

 間違えた子には、
 ・ヒントを出す。
 ・教える。
 どちらか。
 多くの場合、知識不足。
 言葉の意味がわかっていない。
 ボキャブラリー不足なのだ。
 言葉の意味を教える。

 全部できた子は、問題づくり。
 「問題づくり」は、圧倒的な実力を養成できるマル秘技。
 今後の中核になるだろう。
 育ってくると、教師以上の発問がつくれるようになる。

 音読。
 教材文を音読する。
 私が読んでみせる。
 まねさせる。
 解説を入れながら、音読の指導をする。
 ※表現読み。
 もっと、教える必要があることを感じる。

 今の教育。
 「考えさせる」に偏っている。
 もっと教えた方がよい。

 ・テストのやり方をマスターする。
 ・基礎・基本をマスターする。
 ・問題づくり
 ・音読→表現読み

 ★漢字100問テスト
 5分間の集中して取り組む。
 ハードなテスト。

 ◆20分休み
 お仕事。

 ◆算数

 ★なんこれ!
 いつものように、1分30秒制限。
 2セット行う。
「1分切り」する子が、増えてきた。
 「なんこれ!」は、なかなか1分切れない。
 ものすごい集中力が必要である。

 これをやっておくと、わり算ができるようになる。
 約数がよくわかるようになる。

 ★10マス計算
 トライアスロンを導入。
 新しい刺激を与える。
 かけ算→たし算→ひき算の連続。
 合計300題の計算。
 さて、どのくらいでできるか?

 スタミナが要求されるこの競技。
 集中力の持続が鍵を握る。
 子どもたちの育ちは、スタミナにあらわれる。

 おもしろかった。
 トップレベルの子は、3分10秒を切った。
 かなり速い。
 最初にしては、すばらしいタイム。
 杉渕学級の最高峰は、2分30秒台。
 めちゃくちゃ速い。

 ★どん難問だい!
 難しい問題に挑戦。
 今日は、「分数」。
 今までやってきた問題とは、桁違いに難しい。
 歯ごたえがある。
 しかも、数が多い。

 しかし…子どもは、引かない。
「やります!」
 挑戦する。
 わからないところは、
「教えてください」
 と聴きにくる。

 なんにでも挑戦とは、難にでも挑戦! ということだ。

 難しいことが楽しくなったら、育ってきた証拠。

 途中、教え合いが始まる。
 「教えることは学ぶこと」
 人に教えることが、一番の勉強になる。
 教えた方は、得をする。
 教わった方も、得をする。

 ◆百人一首
 札を増やす。
 2枚増やす。
 計16枚。
 百人一首、リーグ戦を行う。
 毎日、熱い戦いが繰り広げられている。

 家で練習する子も増えてきた。
 練習している子は、動きが違う。
 動作がプロっぽい(笑)
 今、一番いいのが百人一首。

 ◆漢字 2
 100問テストの続き。

 ◆理科
 復習。
 ・あたたくなると
 ・電気
 の復習。
 
 問題を解くスピードが、速くなってきている。

 ◆給食
 今日は、配るのに時間がかかる献立。
 セレクト給食。
 ・サーモン
 ・チキン
 どちらかを選ぶことができる。
 ※かなり前に、選択している。
 久しぶりに、10分近くかかってしまった。
 
 会食も、時間オーバー。
 「ごちそうさま」が遅れた。
 ぴったり終わるときとそうでないときは、大きな違いがある。
 時間云々ではない。
 雰囲氣が違うのだ。
 これが、あとに影響する。

 ◆掃除
 「ごちそうさま」が遅れると、掃除が遅れる。
 定刻に終わることはできず。
 5分遅れ。
 その後、私は掃除を続ける。

 ◆休み時間
 ちょっと、休憩。
 そのあと仕事。

 ◆読書タイム
 「読書 100冊」と板書。
 私が勧めているのが、「絵本100冊」。
 小学校5年生から、読書三昧。
 中学生の時は、図書室にある本をほとんど読んでしまった。
 勉強らしい勉強はしなくても、国語はよかった。
 読書のおかげである。

 ◆自習
 5校時は、自習。
 今日の復習、その他いろいろ…
 ・漢字
 ・算数
 ・「水」
 ・その他

 私は、研究授業を見に行く。
 1年生の算数。
 ・具体物→ブロック→式
 ブロックを使うことにより、混乱した。
 ブロックを使うのはどうなのだろう?
 有効とは、思えなかった。
 例題が、「違い」をあつかったもの。
 違いだと、ひき算っぽくない。
 「なくなる」方が、よくわかる。
 (例)8つのケーキがある。3つ食べた。
  など。

 最後まで同じパターン。
 ちょっと、変化させた方がよい。

 人の授業を見ると、考えさせられる。

 最近の授業を見て…
 授業そのものについては、いろいろある。
 しかし、いずれも、学級がそだっている。
 学習規律ができている。
 子どもたちの態度がいい。
 
 それだけに…授業が…
 もっと、教えた方がいいかな(笑)
 小さな親切、大きな迷惑かもしれない。

 研究授業というと、考えさせる場面が多い。
 もっと練習問題を解く。
 たくさん解く。
 こんな場面を見せてもいいのではないか?
 「わかる」より「できる」を優先した方がいいのではないか?

 ◆保護者会
 最初は3人。
 どうなることかと思ったが…
 たくさんの方が来てくださり、ほっとした。
 ・教育界の現状
 ・子どもたちの成長
 ・取り組み
 ・成果
 ・夏休みについて
   生活
   学習
   その他

 学年で、問題あり。
 ※他のクラス。
 明日、指導する。
by sugitecyan | 2010-07-08 21:25 | あやせん
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