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全力教室

あやせん 5月26日


  あやせん 5月25日(火)

 昨日は、ある企画会議。
 その中で印象深いことがあった。
 編集の方にいわれたこと。
「杉渕先生は、○○なのだから、自分を基準にしてはいけません」
「○○だということを、認識してください」
 自分では自覚がない。

 若手がいったこと。
「最近、セミナーとか講座に行かないようにしているんです」
 その理由は…
 情報過多になるからだという。
 なるほど。
 いいことを知っても…
 情報を処理できない。
 自分の実践に活かせなければ、あまり意味がない。
 若いのに、そのことがわかっている。
 すばらしい。

 編集の方の話を聴いて…
 もっと、自分を客観視する必要性を感じた。
 認識を変える必要があるかもしれない。
 認識を変えると…すごく楽になりそう。

 若手の話を聴いて…
 私が危惧していたことに、氣づいている若手もいる。
 ※ほとんどの人は、氣づいていない。
  いわれても、氣づかない。

 いろいろと、考えさせられた。


 昨日は、いつもの月曜日と違っていた。
 もちろん、休みぼけの子もいる。
 いつもの子(笑)
 しかし…全体の雰囲氣が違っていた。
 午後はスタミナが切れるのに、切れなかった。
 今まで、なかったことである。
 いつもしっかりできない子がいた。
 朝から帰るときまで、ずっとだれている子である。
 昨日は、違った。
 いい点もたくさんあった。
 給食準備中、ずっと漢字ドリルをやっていた。
 静かに待っていたのだ。
 今までの姿からは、考えられない。

 こんな感じで、一人ひとりを見た。
 うーん、だいぶ変わってきたな。
 多くは、微妙な変化である。
 しかし…「次元が変わった」
 前と近いのだが、確実に次元が変わった。
 そんな感じだった。
 学級の誕生間近を予感させる月曜日だった。

 ようやく雨が上がった。
 いい天氣である。
 今日は、運動会に向けて最終週2日目。
 校庭は…使える状態ではない。
 かわくのに時間がかかりそうである。

 教室へ。
 チャイムまで、10分ほどある。
 多くの子が遊んでいる。
 朝遊ぶというのは、どうなのか?
 外で体を動かすならわかるのだが…

 暑いせいか、昨日よりよくない。
 まだ、準備をしていない子がいる。
 チャイムが鳴ってから、準備を始めている。
 先週の火曜日の方が、ずっとよかった。
 あれっ、こんなはずではない…

 ◆あいさつリレー&あいさつ
 息吹が感じられない。
 無意識のブレーキが作動している。

 ◆班学
 こちらも同様。
 いまいち。

 ◆歌
 1校時が音楽なので、声出しをする。
 歌になって、子どもたちの状態がはっきりした。
 声はきれいなのだが…
 声量がない。
 表情がよくない。
 目がとろんとしている。
 月曜日より、悪くなっている。
 考えられない。
 蒸し暑いせいか?
 疲れている感じも受ける。

 ◆音楽室へ
 しかし、廊下への並びはよかった。
 ※一人以外。
 その子以外は、サッと並ぶことができた。
 間隔もきちんとしている。
 歩行もよし。
 しかし…音楽室に入るときのあいさつがよくない。
 あいさつしているが…声が小さいのだ。
 うーん。

 以前よりよくなったところと、昨日より落ちているところと…

 まあ、朝の様子を見て想像はついていた。
 ちぐはぐだ。

 空き時間を使って、教材研究。
 今日は、英語の講師の先生がくるのだ。
 ペアで授業をおこなう。
 一人でやる方が楽(笑)
 あまり変なことはできない(笑)

 子どもたちが帰ってきた。
 黙って入ってくる子もいる。
 「ただいま」という子も、声が小さすぎる。
 やり直させる。

 エネルギーが感じられない。

 2校時、修正をはかる。

 ◆ひと班学
 ひと班学から入る。
 まだ、様子見。
 ★あいさつ
 声は出ている。
 先ほどとは、別人。
 しかし…聴く態度がよくない班がある。
 「全力で聴く」ことを指導。

 ★返事
 返事はよい。
 ただし、まだ聴く態度ができていない班がある。

 ★表現読み
 『春の歌』
 大きな差がついてきた。
 2つの班が、がくんと落ちる。
 ※他の班のレベルが上がっている。

 全体的にはよい。
 一部の子の聴く態度をのぞいては…
 朝は、なぜエネルギーがなかったのだろう?

 ◆斉学
 表現読み 『春の歌』
 歌 『翼をください』
 ※今音楽で習っている歌。

 ◆漢字ドリル
 5分1セットの学習。
 取りかかりがポイントである。
 はやい子は、「漢字ドリルをやります」
 という前に、スタートしている。
 私は、まず板書する。
 「漢字ドリル」と書く。
 それから、「漢字ドリルをやります」というのである。
 はやい子は、板書を見てスタートするのである。
 遅い子は、いわれても反応が鈍い。

 2セット行う。

 ◆発言→書く
 『やい、とかげ』

 「一か月たって」というところを取り上げる。

 ★発言
「この一ヶ月間のぼくについて」
 全員発言。
 指名なしで、全員発言させる。
 (例)
 ・自転車がなくてつまらなかった。
 ・のぶちゃんと野球できなくて、悲しかった。
 ・毎日つまらなかった。
 ・のぶちゃんと、遊ばなくなった。
 ・毎日、自転車のことを考えていた。
 ・自転車のことを、忘れかけた。
 ・自転車のことをあきらめた。
 ・お母さんは、ずっと怒っていた。
 ・ずっと、自転車を探していた。
 ・すごく長く感じた一か月だった。

 証拠を見つけさせる。
「25ページに、証拠があります」
 ページを限定する(ヒントになっている)。
 証拠
 ・「その日から」
 ・「学校から帰ってくると、すぐに自転車に乗って野球をしに行く
  ぼくになった」
 ・「一度遊びに行ったら夕方まで帰らない、自転車をなくす前のぼく
  になった」
 ・「一か月も二か月も、あっというまにすぎた」
 などなど。
 子どもたちは、証拠を挙げ発言した。
 自転車をなくす前のぼく、なくしてからのぼくを対比させる。

 ★書く
 まとめを書く。
 「書く」が軌道に乗ると、強い。
 まずは、トップレベルの子を伸ばすこと。
 伸びしろをたくさんつくること。

 校庭では、運動会の練習がはじまっていた。
 水たまりに砂を入れ、校庭を整備。
 1年生が、表現の練習をしていた。

 ◆20分休み
 子どもたちは、待機している。
 「内遊び」を示すカエルちゃんが出ているからである。
 体育主任が外にいたので、聴きに行った。
 ×とのことだ。
 当番ではないが、放送を入れる。
「校庭の状態がよくないので、20分休みは内遊びです」
 残念ながら、内遊び。

 となりの先生に、英語の授業のことを聴きに行く。
 3校時 となりの学級、5校時私の学級が授業予定。
「英語の授業、今日はないそうです」
「えっ」
 拍子抜けしてしまった。
 せっかく準備したのに…
 ちょっとほっとしたのも、事実(笑)

 教室に戻る。
「先生、腕相撲しよう」
 最近、はやっているのが腕相撲。
 女子に、ものすごく強い子がいる。
 最強だ。
 その子と勝負。
 強い。
「先生、私も」
 次々に挑戦者があらわれる。
 パフォーマンス腕相撲。
 わざと負けそうになり、手が着くか…
 というところで「まだまだ」と元に戻す。
 爆笑の連続。

 ◆応援練習
 3校時のはじめは、応援練習。
 応援団の子に頼まれた。
 昨日の集まりで、グッズをえたのではりきっている。
 グッズを身につけて応援。

 ◆先ほどの続き
 『やい、とかげ』
 「氣づきを書く」の続き。

 ◆英語
 講師の先生がこないので、担任だけで授業する。
 一人でする授業は得意。
 『私の好きなもの』
 I like~
 CDを使っての授業。
 班学を使う。
 リレーである。
「Do you like●●」
「Yes I do」
 これをリレーしていく。
 「●●」を替えていく。
 小学校英語、反復練習はいけないと言われている。
 どうしてなのか、よくわらない。
「コミュニケーション能力を養成する」
「中学英語の下請けではない」
 現場を知らない人の考えそうなことである。
 私は、この考えに反復している。
 いや、反発している。
 「楽しく反復」
 上達の基本である。
 くり返しのためのくり返しではない。
 上達のためのくり返しである。
 機械的くり返しではない。
 楽しいくり返しである。

 総合、総合…
 あれだけ騒いで導入した総合。
 今は、見る影もない。
 英語、英語…
 もっとやることがあるだろう。

 と愚痴っても、はじまらない。
 やる以上は、「子どもが伸びる英語」の授業をする。

 英語の授業途中で、一喝した。
 授業中に、手いたずらをしているのである。
 他の授業ではしない子が…
 英語には、何かある。

 ◆算数
 「三層」の授業。
 ・復習
 ・先取り学習
 ・難問何問
 という構成になっている。
 基本的には、個人学習。
 知らないうちに、グループ学習となる。
 教え合いが始まる。
 このへんが、おもしろい。

 何問は、中学入試問題。
 といっても、4年生に解ける入試問題である。
 ポイントは、「計算の決まり」である。
 ×÷を先に計算する。
 これだけわかれば、解ける。
 (例)
 26+14÷2

 ◆給食
 最近よくなってきたのが、給食準備。
 昨日は、新記録。
 今日は、どうか。
 給食当番の配膳スピードが上がった。
 流れるように進んでいく。
 7分弱で終了。
 新記録である。
 連日の新記録。
 平凡な記録だが…
 今の学級としては、最高記録。
 それでよい。

 会食。
 「I like~」が流行っている。
 今日は、よく食べた。
 完食。

 食事中に、DVDがかかる。
 「わくわくA小体操」、「整理運動」のDVDである。
 このあと、教室が崩れる。
 違う時間に流す方がいいのではないか?
 たとえば、読書タイム。
 運動会前だけ、5分ほど時間を取って「体操タイム」にする。
 などなど。

 DVDが終わっても、雰囲氣が戻らない。
 さっと、切り替えることができない。
 ※育ってくると、さっと切り替えることができる。
 「いただきます」がはやかったのに、「ごちそうさま」は同じ時刻。
 
 この雰囲氣は、掃除まで続くことになる。

 ◆掃除
 一度崩れると、なかなか元に戻らない。
 掃除の途中で、ようやく元に戻った。

 学級がうまくいかない人は…
 こんな感じで学級を崩しているのではないか。
 しなくていいことを、しているのではないか?
 食事中のDVD試聴のように…

 掃除は、いつもていねいに行っている。
 給食のかたづけもていねい。
 ただし…牛乳パックのかたづけが1からになっている。
 以前は、食べ終わった子が前に立ちかたづけていた。
 だから、ごちそうさまのときには、半数以上がかたづいていた。
 こんへんは、考えないといけない。

 ◆読書タイム
 取りかかりが遅い子がいる。
 昨日も、遅かった子である。
 タイム中に補習をする。
 少人数教室にいっている子を見る。
 わり算がよくわからないという。
 それはそうだろう。
 最近、ようやく九九が速くなったのだから。
 個別指導。
 ちょっとわからないと、すぐ教える。
 このくり返し。
 おもったよりできる。
 もう一人が重傷。
「●●くん、全然できません」
 それはそうだろう。
 欠席、遅刻で、あまり授業を受けていないのだから。
 頭は悪くない。
 練習していないだけ。
 マンツーマンで教える。
 ポイントをノートに書く。

 立てて→かけて→引いて→おろす

 私が声を出す。
 まねさせる。
 それでも、間違う。
 間違ったら、最初から。
 声を出して、問題を解いていく。
 5問目くらいから、なんとなくわかってきたようだ。
 間違いが少なくなってきた。

 ◆社会
 『警察の人の仕事』
 ・教科書を音読する。
 ・読んで氣づいたことを書く。

 追究学習のベースをつくっている。
 ・必要な知識を得る。→覚える。
 ・発見する。
  資料、写真、記事の中から、何かを見つける。
 ・書く
  見つけたことを、ひたすら書く、書く、書く。

 ◆クラブ
 コンピュータクラブ担当。

 ◆応援練習
 校庭で、本番通りの応援練習。
 時間がないので、1回。
 最後に、明日までの課題を示す。
 まだ、「型」が決まっていない。
 外に出ると…
 崩れてしまう。
 クラブのあとで疲れているということもあるだろう。
 声の出も、いまいち。
 やはり、外は条件がよくない。
 相当出さないと、「声が出ている」という感じがしない。
by sugitecyan | 2010-05-26 21:01 | あやせん
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実践の記録

by sugitecyan
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