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全力教室

あやせん 4月28日


  あやせん 4月28日(水)

 大雨。
 土砂降りである。
 本当に雨が多い春だ。
 雨乞いをしなくても、雨が降ってくれる。
 見方を変えれば、ありがたいことだ。
 「雨の日には、雨の日の過ごし方がある」
 なるほど。
 しかし…悟っていない私は、少々うんざりしている。
「また、雨か」

 水も滴るいい男状態。
 昨年度は、このあと30分間「校門でのあいさつ」。
 今年度は、「さらに水も滴るいい男」はなし。

 教材研究。
 まとめを書く。
 その他いろいろ。
 貴重な朝の時間を有効活用する。

 ◆朝の時間
 いろいろな朝の時間を使う。
 ・家
 ・駅まで
 ・車中
 ・学校まで
 ・学校
 頭の中は、ずっと教材研究状態。
 疲れたときは、寝る(車中)。
 教材研究以外は、読書。
 朝が一番使える。
 飲んでいないし(笑)

 教室へ。
 大雨なので、みんな教室にいる。
 始業チャイムと同時に、あいさつが始まる。

 ◆あいさつリレー&あいさつ
 まだ、準備ができていない子がいる。
 きちんと立ってあいさつしていない子がいる。
 育ってきた子は、準備ができている。
 声は出ているが、態度がまだまだ。
 心・頭・体、三位一体になって、はじめて「できた」といえる。
 声を出せばいいというものではない。
 そろそろ、グレードを上げていくか。

 ◆班学
 続いて、班学。
 途中までは、かなりよい。
 エネルギーを感じる。
 その一方、慣れを感じる。
 いい慣れではなく、だれの慣れである。
 もちろん、子どもたちは意識するはずもない。
 私にだけ、わかることである。
 同じことを続けていると、知らないうちにマンネリ化してくる。
 そろそろ、指導を入れよう。

 ◆ひと班学
 ・あいさつ
 あいさつは、すばらしい。
 どの班も、声が出ている。
 エネルギーがほとばしっている。
 
 ・返事
 あいさつにくらべると、返事はまだまだ。
 「はい」が難しい。
 なぜなら、それはね。
「ハイレベル」だから(笑)
 
 ・『春の歌』
 今日は、班ごとに音読させる。
 ・音読の声が出せるか。
 ・声がそろっているか。
 ・その他。
 いつもは、一斉に音読。
 今日は、班ごとに音読させる。
 班の実力をチェック。
 なるほど。
 声はきれいだが…
 口が開いていない。
 目が教科書から離れない。
 表情がない。

 このへんを、指導する。
 ★口
 ・指が3本入るか。
 ・口を開けたとき、耳の後ろに指が入るか。

 ★目
 教科書から、目を離しているか。
 などなど。
 指導を入れる。

 ★イメージ
 今回は、指導を入れない。

 ◆なんこれ!
 逆思考なので、できない子にとっては難しい問題。
 しかし…練習すればできる。
 「できないほど、伸び率が高い」のである。
 考え方を変えれば、おいしい。
 子どもも、おいしい。
 ぐんと伸びる。
 教師もおいしい。
 すごく伸ばせる。
 
 2回行う。
 制限時間は、3分。
 今まで5分だったが…
 長すぎると、だれてくる。
 「制限時間」設定の仕方は、重要である。

 子どもたちは、やる氣十分。
 できるようになってきたからだ。
 自信と意欲が出てきた。

 「2分切り」(合格)も、増えてきた。
 2回目は、多くの子が合格(2分切り)。
 「なんこれ!」に慣れてきたな。
 感覚的に、わかってきている。
 いい感じで、成長している。

 ◆両極10マス計算
 一人だけ、断トツで遅い子がいる。
 すべてにおいて、遅すぎるくらい遅い。
 給食、その他いろいろ。
 しかし、ていねい過ぎるくらいていねい。
 スピードがつけば、鬼に金棒。

 ある子は、計算が苦手。
 できないし、遅い。
 しかし…家で練習するようになった。
 このところ、急成長。
 今日は、「8×」までできた。
 あとは、「9×」だけである。

 10×~の計算。
 メインは、「13×」に戻ってしまった。
 まだ、全員10秒切れない。
 そろそろ、個別指導が必要。

 ◆発見→書く→ノートづくり
 教材は、『やい、とかげ』。
「先生、もう終わりました」
 最後までいった子が2人。
「2周目に入ります」
 といってから、アドバイス。
 1回やったら終わり…ではない。
 1回目が終わっただけである。
 2回目は、違うことを見つけることができる。
 多くの場合、「1回で終わり」となる。
 だから、伸びない。
 「同じことをくり返す」
 のは、ものすごく大切。
 意味がわかっていないから、「またーっ」という。
 同じことをくり返すと、発見がある。
 発見がないくり返しは、本当のくり返しではない。
 森光子さんの『放浪記』の舞台。
 あれが、くり返しである。

 『やい、とかげ』について、氣づいたことを書いていく。
 もう、30ページをこえた子もいる。
 いい感じである。
 一方で、進みが遅い子もいる。
 ※これが、普通。
 すでに、すごい差がついている。

 感覚的にわかってきた子は、どんどん進めることができる。
 詰まると…私に聴きにくる。
 自分で考えた末に聴きにくる。
 だから、アドバイスがすっと入っていく。
 ありがたみがわかるのだ。
 今、急成長している。

 ◆絵
 『帽子』の絵。
 毎日、少しずつ描かせている。
 10~15分くらい。
 かなり集中しないと、いい絵は描けない。
 すぐ雑になってしまう。
 心が乱れたら、いい絵は描けない。
 集中力をつけるには、最適の活動である。
 苦手な子、できない子には、マンツーマンで指導。
 私が描いてみせる。
 実際に見ることで、描き方を学ぶ。
 絵、習字などは、手を取って教えなければ、上達しない。
 ちょっと目を離すと…
 おおざっぱになる。
 性格もあるだろうが…
 時間にもよる。
 今の実力だと、5分が限界か。
 
 ◆社会 『安全』
 「119番」について。
 教科書を読み、氣づいたことを書く。
 ※見開き2ページ。
 「グラフの読み取り」と同じである。
 今は、基礎的な力をつけるとき。
 内容を学習しても、それは羅列に終わる。
 5月になっても、6月になっても~
 知識は増えるが、能力は高まらない。
 「発見力」をつければ、どんどんレベルが上がる。
 土台となる能力養成が、4~5月の課題。

 ◆20分休み
 大雨のため、内遊び。
 わがクラスは、教室で遊んでいる。
 反則すれすれの子もいるが、大目に見る。
 読書、UNO、ゲームなどなど。

 校内をまわる。
 走っている子、鬼ごっこをしている子を指導する。
 まだまだ、廊下で遊んでいる子がいる。

 
 ◆体育
 体育館体育。
 着替え→移動。
 着替えから、体育は始まっている。
 まだ、着替えるのが遅い。
 スピードがない。
 しゃべっているので、余計に遅くなる。
 時間の関係で、班ごとに移動。

 ★シュートゲーム
 前回行ったシュートゲーム。
 3セット行う。
 一番入って10本。
 ※30秒間に何本入るか。
 歴代の最高記録は、30本をこえている。
 まだまだ、話にならないレベルである。

 ★ボールコントロール
 私が見本を見せる。
 ●10秒間ドリル
 ドリブル 10秒間で何回できるか。
 トップレベルの子は、60回をこえた。
 何度も行う。
 反対の手でドリブル。
 交互にドリブル(V字)。
 その他。

 ★基礎的・基本的な運動
 杉渕学級定番の動き
 ・カエルの足打ち
 ・側転
 ・ブリッジ いろいろ
 ・三点倒立
 をやらせてみる。
 どのくらいできるかを見る。
 なるほど。
 思ったよりできる。

 ◆算数
 『わり算』
 昨日個別指導した子。
「先生、やり方がわかりません」
 といいにきた。
 自分からくるのはいいことだ。
 1日たつと、忘れている。
 まあ、こんなものだろう。
 一から教える。
 2題いっしょに解くと、
「あっ、わかった」
 思い出したようである。
「自分でできる」
 あとで見に行くと…
 できていた。
 復活!

 できたら、見せにくることになっている。
 ある程度できたら、見せにくる。
 1題解いたら、見せにくる。
 後者は、私が指定した。
 ※3人。
 苦手な子は、この方がよい。
 解いたら見せる。
 リズムができる。
 席を立つ、動くということがいいのだ。
 ずっと座りっぱなしだと、集中力が切れる。
 ※苦手なことだから、できたらやりたくないという意識が底にある。
 わからない場合も、見せにくることになっている。
 多くの場合、いっしょに解く。
 ・いっしょに解く。
 ・教える。
 ・ヒントを出す。
 粗くいうと、3つのパターンがある。

 残りの子は、机間巡視して指導する。
 間違っている子を教える。
 たいがいは、ひき算の計算ミスだった。

「先生、わからないんですけど」
 ・商を立てる位置
 ・0をつける
 など。
 基本的なことを、教える。
 子どもが問題意識を持って、聴きにくる。
 いいことだ。

 ◆給食
 3連続10分なるか?
 今日、10分でできれば、まぐれではない。
 入りはよくなかった。
 私が、個別指導の途中。
 さっと入ることができなかった。
 ある子に、配膳台を用意するように頼む。
「クラスの運命は、君にかかっているんだ」(笑)
 その子が、さっと準備してくれた。
 ここからが速い。
 あっという間に、挽回した。
 私は、まだ個別指導中。
 ・ストロー
 ・牛乳
 を取りにいかない班もある。
 心ある子が、その班に配っていた。
 給食準備で、フォローの行動が出てきた。
 
 準備完了。
 なんと、8分。
 後半の追い上げは、見事だった。
 3日連続で、10分達成。
 しかも、今日は世界新記録!

 会食。
 途中、しゃべりすぎの班に注意する。
 柑橘系のフルーツを食べたくないという子が多い。
 グレープフルーツのような果物だが、国産のなんとかというみかん。
「にがいんだもの」
 大人の味なのだ。
 今日は、私がちょっと工夫する。
 ある程度しぼってジュースにする。
 もちろん、おおもとも食べる。
 うまそうに、果汁を飲む。
 子どもたちが、やってくる。
「やってみたい!」
 10ほどあったみかんは、あっという間になくなった。
「おいしい」
 ジュースにすると、おいしいというのだ。
 もちろん、おおもとも食べる。

 ◆掃除
 掃除をする。
 教師が先頭に立って掃除をする。
 ある子に、仕事を頼む。
 もうすぐ仕事が終わりそうな子である。
 さぼるのではない。
 次の仕事が見つからないだけだ。
 今日頼んだ2人は、一生懸命机の上を拭いていた。
 窓枠の掃除をお願いした。
 全力清掃。

 水曜日は、すぐ5校時が始まる。
 変な時程だが、仕方がない。
 あわただしいこと、この上なし。

 ◆お別れ会準備
 お別れ会に向けて、準備。
 実行委員の子は、仕事をする。
 どんどん仕事を進めていた。
 残りの子は、
 ・読書
 ・今日の復習
 ・その他
 3種目以上することにした。

 ◆帰り
 今日は、班ごとに「さようなら」
 帰るとき、私のところにきて「さようなら」をする。

 終わるとすぐ、研究分科会。
 そのあと、学年会。

 いよいよ、連休突入。
by sugitecyan | 2010-04-28 22:06 | あやせん
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実践の記録

by sugitecyan
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