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全力教室

あやせん 4月16日


  あやせん 4月16日(金)

 第2週、最終日。
 「金曜日の授業」を構想する。
 週末である。
 今週入力したことを確認。
 今週学習したことの総復習
 まとめの1日。
 「今週を振り返り」をする日でもある。

 まだ、育っていない。
 あれもこれもやると、パンクしてしまう。
 何をするか、何を捨てるか。
 取捨選択する必要あり。
 教師の感覚が命。

 今日は寒い。
 懐ではない。
 体感温度である。
 寒いと厳しいが、氣は引き締まる。

 学校へ。
 途中、電車が遅れる。
 東上線が遅れる。
 地下鉄は、車両故障のためもっと遅れる。
 いつもより、20分以上遅れて到着。

 今日は、職員健診がある。
 問診票の記入など。

 保護者会準備。
 
 本日の予定を確認。

 電車遅れのため、学年の先生が来ない。
 待っていると…8:15過ぎに到着。
 間に合った。
 よかった。

 教室へ。
「おはようございます」
 杉渕学級では、入室するときあいさつする。
 中にいる子も、あいさつする。
 人がいなくても、あいさつする。

 朝、遊んでいる子が多い。
 朝から遊ぶ。
 違和感あり。
 学校は、勉強するところである。
 朝遊ぶのはどうか?
 掃除をしたり、教室をきれいにしたり…
 学習準備をしたり…
 した方が、いいのではないか?

 8:30の1分まえに声をかける。
 チャイムが鳴るまで遊んでいたら、スタートすることはできない。
 これから、「朝の入り」を考えさせたい。

 ◆あいさつリレー
 チャイムと同時にはじめる。
 まだ、準備ができていない子がいる。
 鞄が、机の上にある。
 それでも、はじめてしまう。
「あいさつをします」(トップバッターの子)
「はい」(みんな)
 あいさつリレーが始まる。
 テンポはよくないが、声は出ている。
 まずは、「前向きにエネルギーを出す」ことが大切。
 いい感じで進んでいる。

 ◆あいさつ
 全員であいさつする。
 やる氣を感じるあいさつである。

 班学の準備をさせる。
 本来なら、すでに準備ができているはず。
 子どもたちの意識は、まだそこまで行っていない。
 教科書、地図帳などの準備をする。
 できた班から、班学をはじめる。
 1 あいさつ
 2 返事
 3 算数
 4 音読『あり』
 5 音読『春の歌』
 6 県名
 7 漢字 高速読み
 
 1つひとつ集中し、それを連続する。
 高密度な学習である。
 「7ユニット連続」は、なかなか見応えがある。

 同時並行で、進行する。
 圧倒的な迫力がある。
 ただし…後半失速する班も出てくる。
 最後まで、パワーが落ちない班もある。
 わずか5分だが、凝縮された時間である。

 この学習を通していろいろなことを学んでいく。

 ◆ひと班学
 1班から、順に発表させる。
 「あいさつ」のみ。
 氣合の入った声が響く。
 昨日よくなかった班も、今日はよい。

 続いて、音読『春の歌』

 ほっ まぶしいな
 ほっ うれしいな

 だけを読ませる。

 全班沈没。
 昨日習った「音読の声」ができていない。
 もろ、地声になってしまった。
 1日で元に戻ってしまった。
 全班だめ出し。
 子どもたちも、わかったようである。
 班で練習。
 今度は、音読の声になった班が多い。
 まだ、地声の班もある。
 声のコントロールは、難しいのだ。

 2回目。
 今度は、全班「音読の声」になった。

 全員で読む。
 きれいな声である。
 いい感じだ。

 ◆歌
 「音読の声」→「歌う声」につなげる。
 ・発声練習
 ・「せーかーいーじゅうーのー」
  を使って練習。
 ・『千の風になって』
 昨日のこと。
 帰りの会で、『千の風になって』を歌った。
 集中力が切れていたので、ひどいレベルだった。
 今日は、段違いによい。
 C状態とA状態、落差が大きい。
「千の風になって 千の風になって」の部分を変える。
 ・千の風になって、万の風になって
 ・億の風になって、兆の風になって
 こんな感じである。
 算数の学習とリンクさせる。

 歌は、かなりよくなってきている。


 ◆両極の授業
 10マス計算。
 表は、計算力アップ。
 裏は、総合力アップ。
 これに取り組むと…
 ものすごく力がつく。
 すべての土台になる力である。

 ★10マスかけ算
 プリントを配る。
「3班、6人です。プリントをください」
「はい」
「ありがとうございます」
 このような感じで、プリントを配る。
 今日は、6班が取りに来ない。
 来なくても、始める。

 「0×、よーい、どん」
 6班の子が、あわてて取りに来る。
 他の班でも、間に合わない子がいる。

 遅い子に合わせていると、だれる。
 すべてが、停滞する。
 一定の基準に合わせることが必要。
 きちんとすれば、追いつけるレベルである。

 「できたら進む方式」である。
 「2×が10秒でできなければ、もう一度おこなう」

 プリント配り遅れなどがあったので、もう一度おこなう。
 1回だと、失敗体験で終わる子が出てくる。
 朝だとよけいにそうだ。
 目覚めていないのだ。
 2回目になると、目覚めてくる。
 さっきできなかったことが、できるようになる。
 たとえば、ある子は…
 1回目、4でストップ。
 ※3×までしかできていない。

 2回目は、8までいった。
 ※7×まで合格。

 1回で終わったら、「あーあ」
「私はできない…」

 2回やると…
「1回目よりよくなった」
「私はできる」
 ・反復の意味
 ・くり返しの意味

 「反復は、成功体験させるためにする」

 教育においては、成功体験が必要。
 「できた」という体験が、子どもを伸ばす。

 ★10×~の計算
 次は、ハイレベル10マス計算。
 10×と11×は、簡単。
 ただし、10秒切れない子がいる。
 書くスピードが不足しているのである。
 ていねいだが、スピードがない。
「ていねいか、スピードか」
 2分法は、ナンセンス。
 両方大切である。
 ただし…子どもによって入り方は違う。
 ※1年生は、この限りにあらず。
 ・スピード→ていねい
 ・ていねい→スピード

 ていねいさのある子にスピードがついたら…
 鬼に金棒である。

 12×~
 1週間近くたった。
 練習している子は、10秒切れるようになった。
 切れる子は、どんどん増えている。
 切れない子は、練習していない。
「先生、練習しているんですけど切れません」
「大丈夫、切れますよ」
 練習していれば、あとは結果を待つだけ。
 そのうち、切れるようになる。
 練習しない子は、一生切れない。
 この違いは、大きい。

 13×を本格的に導入する。
「無理だよ…」
 という子がいる。
 やる前に、ギブアップしているのである。
 「無理」だと思ったら、できることもできなくなる。
 認識を変える必要あり。

 13×0=0
 13×1=13
 これは、簡単。
 だれでもできる。
 10問中2問はできるのだ。
 あと、8問マスターすればよい。
 13×2=26
 これも、覚えやすい。

 13×3=39
 これは、「サンキュー」と覚える。

 13×4=52
 13×5=65
 「565」と覚えてもよい。

 13×6=78
 これは、「678」と覚えればよい。
 続き番号である。

 13×7=91
 「くい」または、「キューイ」と覚えればよい。

 13×8=104
 13×9=117

 覚えやすいものから、覚えていけばよい。
 いっぺんに覚えようとするから、負担に感じる。
 まずは、0と1。
 続けて、覚えやすいものを選んで覚える。
 1つずつ覚えていけばよい。
 上達法は、いたってシンプル。
 分析→分類→選択→1つずつ覚える。

 表 計算力
 裏 上達法、覚え方

 ◆振り返り
 今週の「振り返り」を書かせる。
 歴代杉渕学級のノートを見せる。
 ていねい、きれい。
 
 いいノートを見ると、イメージができる。
 女子の多くは、あこがれを持つ。
 男子は…(笑)

 ◆20分休み
 当番ではないが、校内巡視。
 連日の雨で、外遊びできず。
 わがクラスの男子は…教室で反則すれすれの遊び(笑)
 大目に見る。

 ◆振り返り
 振り替えりの続き。
 先輩のノートを真剣に見ている。
 いいことだ。
 私は、職員健診。
 自習。
 女性優先なので、2番手だったのだが、待たされた。
 20分近くかかってしまった。
 腹囲は自己申告認められず。
 メタボ対策だそうだ。
 体重、腹囲は実測。
 体重が…まずい。
 最近、運動不足とつけ麺ツアーのため重たくなっている。
 しぼらなければ。
 芸能界にデビューできない(笑)
 視力は、1.0。
 昨年度は、1.2だった。
 聴力。
 調子が悪いと、右耳がダメ。
 今回は、よかった。
 採決。
「血の氣が多いので、たくさん採ってください」(笑)
 心電図。

 終了。

 子どもたちは、きちんと自習しているか。
 担任がいいないことをいいことに、騒いでいるか?
 興味深かった。
 はたして…

 氣づかれないように、そっと教室へ。
 元忍者なので(ウソ)、忍び足はおてのもの。
 おっ、静かに自習しているではないか。
 担任がいいのだろう。
 担任はだれかな(笑)

 今の時点できちんと自習ができる。
 すばらしい。

 先輩ノートは、ひっぱりだこ。
 いいものにあこがれるのだ。
 ※子どもたちと同学年。

 ◆漢字
 漢字の指導。
 曼荼羅的指導法。
 「必要」の「要」
 要点、要所
 「にしおんな」と覚える。

 「必」
 間違いやすい書き順第1位。
 書き順の覚え方。
 爆笑パフォーマンス。
 似ている字を覚える。
 「秘」「密」「蜜」など。

 その他いろいろ。

 ◆給食
 女子に任せる。
 男子は、体育館へ。
 保護者会(全体会)のため、イス出し。
 15分ほどイス出し。
 女子が手伝いに来てくれた。
「先生、終わりました」
「先に食べていいよ」
「もう食べてます」
 段取りがいい。

 ◆掃除
 少人数教室で、ある子が怒られた。
 ふざけたのだろう。
 
 教室は、静か。
 きちんと掃除する子が多い。
 ある子は、給食のかたづけ→掃除。
 まじめである。
 最初から最後まで、手を抜かない。
 こういう子が、ぐんと伸びる。
 すばらしい。

 ◆保護者会
 ★全体会
 ・学年経営方針   私
 ・4年生の心と体
 ・4年生の学習
 ・行事予定

 ★各学級で
 ・自己紹介(担任)
 ・経営方針
 ・いろいろ
 ・役員決め
 ※だいたい決まっていたので、助かった。

 ★役員顔合わせ

 終わってから、体育館へ。
 イス、長机のかたづけ。
 学年(4人)でおこなう。

 終了。
by sugitecyan | 2010-04-16 21:12 | あやせん
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