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全力教室

あやかぜ 3月17日


  あやかぜ 3月17日(水)

 ラスト2週間、3日目。
 コンディションは、少しよくなった。
 背後霊が離れたのか(笑)背中が軽くなった。
 そのかわり、咳が出る。
 まだ、完調にはほど遠い。

 ◆校門でのあいさつ
 無心になれる30分間。
 「無心になる」
 大切なことである。
 「子どもを伸ばそう」
 と思う。
 どこか、力が入っている。
 つまり、力んでいる。
 力んだパンチは、効かない。
 教育も同様。
 力んだ言葉は、子どもの上を通過する。
 力んだ指導は、入っていかない。

 しかし、力まない、無心で行う…のは難しい。
 私は、20年以上かかっている。
 それも、あることだけ。
 まだまだ、力んでいる。

 今日は、そんなことを考えながらあいさつした。

 ◆練習
 1、2校時は、卒業式の練習。
 5、6年生、2回目の合同練習である。
 その前に体育館へ。
 声出し、その他いろいろ。
 あるクラスは、来るのが早い。
 おかまいなしに練習する(笑)
 ・班で声出し。
 ・返事
 うーん、いまいち。

 全クラスそろったところで、練習開始。
 ・退場
 ・入場
 「間隔」を見る。
 さすがに、昨日よりよい。
 わがクラスは、歩き方もよい。
 下を見ないのがよい。
 ・証書授与
 ちょっと早めに通す。
 ・礼をするところ…礼の仕方を教える。
 子どもたちは、礼をして顔を上げると進行方向を向いてしまう。
 顔を上げ、相手を見ることが大切。
 1秒かからない。
 この微妙な間が、決定的な差を生み出す。
 ただの礼か、心のこもった礼か。
 「わずかな違い」を、子どもに教える。
 ・来賓に対して(壇上に上がる前)
 ・先生方に対して(下りてから)
 ・校長先生に対して
 ていねいに礼をする子が多い。
 これは、まあまあ。
 学年の先生は、軽く礼をするように指導。
 軽くすると…本番はもっと軽くなるのが常。
 深めでよい。

 壇上での返事は、課題山積み。
 もっと声が出るはず。
 ※わがクラス以外。

 5年生が入ってきた。
 そのまま、練習を続ける。
 イス並べ、楽器のセット。
 6年生の練習が終わるまで、3分ほど待ってもらった。

 ◆5、6年合同練習
 5年生の先生がメインの指導。
 今日は、通しのような練習をすると言う。
 2回目で通し。
 かなり仕上がりが早い。
 はたして?

 ★退場
 先ほど練習済み。
 スムーズに歩くことができる。
 ポイントは、「間隔」。
 意識すれば、車間距離は一定に保つことができる。
 できない子は、できないのではない。
 意識が抜けるだけだ。
 悪くない。
 5年生は、『蛍の光』の歌と合奏のくり返し。
 歌→合奏→歌→合奏。
 おもしろいエンディングだ。

 ★入場
 これも、先ほど練習している。
 「間隔」があきすぎる。
 このへんは、修正しなければ。

 ★通し
 ・開式の言葉
 ・国歌斉唱
 ・区歌斉唱
 ・卒業証書授与
 など、順番通りに行う。
 ※証書授与は、最初の5人のみ。
 途中で止めない。
 まるで、予行である。
 
 ★呼びかけと歌
 声が出ている。
 歌も悪くない。
 緊張のせいか、手が動く子がいる。
 このへんも、課題。

 終わってから、指導を入れる。
 ★5年生の歌
 『星の大地に』
 すばらしい歌である。
 「君は生まれてきた~」の部分が地声。
 冒頭と後半は、「歌う声」で歌っている。
 この部分だけ地声。
 私には、ものすごく氣になる。
 というか、もったいない。
 5年生の先生に指導していいかどうか、訪ねる。
 大切なことである。
 いくらいいことでも…
 相手が拒否していたら、有害になる。
 オーケーがでる。

 このへんの指導は、得意。
 「歌う声」の出し方を教える。
 6年生が見本をする。
 『星の大地に』の一部を歌う。
「えっ、歌うんですか」
「当たり前です」
 当然、傍観者的態度は許さない。
 人の練習を見ているときが、ホントの練習なのだ。
 さすがに6年生は、違う。
 「歌う声」で、きれいに歌う。
「違いがわかった人」
 5年生に問う。
 多くの子が手を挙げた。
 微妙は違いである。
 多くの人は、わからない。
 それがわかったのは、すごい。
 微妙ではあるが、決定的な違いである。

 『With You Smile』も指導。
 地声の部分を修正する。

 6年生とは、大きな差がある。
 当たり前であるが…

 5年生に聴く。
「6年生の歌は、すごいと思った人」
 7割くらいが手を挙げる。
「ぼくたちの方がうまいと思った人」
 さすがにいない。
 
 6年生にも聴く。

「6年生は、5年生が感動して泣くくらいの歌を~」
 深澤先生の言葉を無断借用(笑)

「5年生、今度の練習では、6年生を抜く」
 少数の子が、元氣よく挙手。
 その氣概よし!
 5年生は、6年生を超えてやろうと思う。
 6年生は、圧倒的な差を見せつけてやろうと思う。
 とても、大切なことだ。
 氣概なくば、感動は生まれない。
 もっともっと、よくなるはずである。
 今日は、布石を打つ。
 さて、次はどうなるか。
 楽しみである。

 学年の先生と打ち合わせ。
「返事と決意の言葉が弱い」
 とのこと。
 これは、合同練習で練習すべきものではない。
 各クラスで練習すべきものだ。
 次回、どうなるか?

 全体的には、よい。
 5年生の態度も、すばらしい。
 あまりに早い仕上がりに、見た人は驚くだろう。

 ぶっ通しの練習。
 文句を言わせない(笑)
 本番を想定していたら、途中で休憩など入れない。
 証書授与全員でないところをのぞけば、「予行」だった。
 今年度、A小の卒業式は期待できるかもしれない。

 ◆文集&絵手紙
 今日は、指導を入れていく。
 希望者のみ。
 私が手を入れると…絵ががらっと変わる。
「教えてください」
 教えてもらいたくなるのだ(笑)
 習字、絵は、直接教えるのがよい。
 目の前でがらっと変わるので、モチベーションがあがる。
 子どもは、現金だ。
 絵の質は、どんどん上がっている。

 ◆給食
 食べてから、仕事をする。

 ◆掃除
 私は仕事。

 ◆ゲーム集会
 ジャンケン列車。
 延び延びになっていた集会。

 ◆文集
 終わっていない子は、文集。
 1人は、書き直し。
 宇宙人の字だ。
 強者1人。
 文章になってない。
 周りの子がサポート。

 文集委員は、4時過ぎまで編集作業をしていた。

 私は、指導要録執筆。
 だいたいできあがった。
 あとは、出欠記入のみ。
 これが終わっても、終わりではない。
 中学に送る抄本づくり(コピーでいいそうだが)が待っている。

 体調は、イマイチ。
 だるさの次は、咳との戦い。
by sugitecyan | 2010-03-17 21:29 | あやかぜ
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