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全力教室

あやかぜ 2月16日


  あやかぜ 2月16日(火)

 このところ、寒い日が続いている。
 冬らしくていいのだが、動きが鈍くなる。
 冬眠寸前(笑)

 SFコラボまで、2週間を切った。
 今週から、いろいろな仕事が入ってくる。
 「卒業関係」の仕事である。
 すべてを、同時並行で進めなければならない。
 社会科見学終了し、今日から再スタート。

 ◆校門でのあいさつ
 最新の往復書簡で、「立ち位置」のことが話題になった。
 いいキーワードである。
 「立ち位置」には、いろいろな切り口がある。
 今日は、「立ち位置」を意識して授業しようと思う。

 校門でのあいさつ。
 ●立ち位置
 立ち位置を変える。
 いつもより、かなり前。
 前がかり、超攻撃モード(笑)
 いつもは、子どもを引きつけて(惹きつけて)から、あいさつする。
 今日は、先手必勝。
 自ら攻撃(笑)
 子どもとの距離が近くなる。
 「距離感」は、大事である。
 格闘技で大切なのが距離。
 相手の距離を封じ、自分の距離で戦う。
 鉄則である。

 ●距離
 教育においては、「子どもとの距離」が大切。
 本を読んでもダメ。
 聴いてもダメ。
 自分でつかむしかない。
 「微妙な距離」をつかめるかどうか。
 大きな差となってあらわれる。

 2月はいまいち。
 月曜日は、社会科見学のため8:25までしかできなかった。
 今日は、超攻撃的立ち位置であいさつ。
 借りを返す(笑)

 全力であいさつ。
 戸惑う子もいる。
 立ち位置の違いを感じているのだろう。
 どの子がどの位置であいさつするか、だいたい把握している。
 そのことの距離をどうするか。
 立ち位置は、前がかり。
 ちょっと前に出たり、下がったりはする。
 他の人にはわからないほど、微妙な違いである。

 ●心の距離
 心の距離を動かす。
 うんと近づいたり、離れたり。
 これがおもしろい。
 すべて、自分の感覚で行っている。
 かなりの部分、無意識。
 それを、意識化して書いている。

 おもしろかった。
 1日として、同じ日はない。
 子どもが違う。
 自分の思い、考えが違う。
 工夫が違う。
 あいさつは、おもしろい。

 教室へ。
 すでに、班学がスタートしている。
 欠席1人。
 昨日は、社会科見学。
 バス内でやったのは、百人一首の暗唱のみ。
 土日月と3日間、空いてしまっている。
 ペースを上げなくては…

 ◆ひと班学
 1班から。
 全班終わったところで、判定。
 1班不合格。
 その理由をいわせる(1班以外の子)。
 ・全力を出していないから。
 ・全力を出していない人がいるから。
 ・「あいさつをします」と言ってから、返事をするのが遅い。
 ・返事が、小さい。
 ・返事が、「はい」ではなく「はーい」となっている。
 ・立つのが遅い。
 ・立ってからの姿勢がよくない。
 などなど。
 私が思ったことと、同じことを指摘していた。
 見る目は、育ってきている。
「見本を見せましょう」
 他人について指摘する。
 評論家になってはいけない。
 やってみせることが、大切。
 教育において大切なのは、「言動一致」である。
 私のねらいは、このへんにある。
  表…1班の指導、見る目を鍛える。
  裏…1班以外の班の実力アップ。

 2班から、順番に見本を見せる。
 ただやるのと、見本とは、違う。
 言った以上、やらなくてはならない。
 これも、「追い込み」の1つである。
 実に巧妙(笑)

 1班を指導することで、全班レベルアップする。

 ・あいさつ
 ・返事
 ・圧倒声音読
 と続く。

 ◆基礎・基本 第2段階
 ・10マス計算 かけ算
 今日は、10列連続。
 制限時間は、1分。
 これができたら本物。
 10マス計算10列連続は、100マスより難しい。
 ・10×~19× 10マス計算
 完全制覇者が増えた。
 リーチの子も増えた。
 しかし…停滞している子がいる。
 努力していないのだ。
 3日間やらないと、もっとダメになる。
 この子たちの指導が必要。

 ◆高速漢字テスト
 同じことがいえる。
 伸びている子と停滞している子。
 はっきりわかれている。
 班で、教え合い。
 
 ●停滞している子の指導
 この子たちこそ、指導を求めている子どもたちである。
 自分から、「教えてください」とは来ない。
 ※全部が全部、停滞しているわけではない。

 ◆表現読み 『きつねの窓』
 ・発声練習
 ・声出し
 ・個人練習
 自分が読むところを、練習する。
 今日から、指導を入れていく。
 一人ずつ読ませる。
 ちょっと読ませて、ストップをかける。
 ワンポイントアドバイス。
 私らしい指導だと思う。
 「立ち位置」を変える。
 子どもとの距離を近くする。

 ●不動と流動
 ただし、受け入れ体勢が整っていないと無駄になる。
 教育界には、無駄な指導が圧倒的に多い。
「指導しています」というポーズで終わっている。
「指導しました」
 子どもの受け入れ体勢ができていないのに…
 子どもとの関係ができていないのに…
 指導しても無駄。
 自分の立ち位置を考え、子どもとの距離を測る。
 失敗する場合、距離が遠すぎるか、近すぎる。
 タイミングと共に、距離が問題になる。
 距離を決めるということは、「立ち位置」を定めることである。
 この「立ち位置」には、2つある。
 ・不動
 ・流動
 動いていけない「立ち位置」がある。
 動かなければいけない「立ち位置」がある。

 個別指導。
 教師の力量があらわになる瞬間である。
 子どもが読んだ瞬間、何を指導するか考えなければならない。
 いや、考えたのではワンポイント遅くなる。
 浮かんでこないといけない。
 月並みな言葉は、子どもに入っていかない。
 「はっ」とさせる言葉でなくては…
 子どもの指導というより、自分との戦いなのだ。
 教師の成長なくして、子どもの成長はない。

 ただし…個の指導は細かい。
 「微妙な点」の指導である。
 わずかな違いを追究するかどうか。
 何十倍も時間がかかる道。

 ●個別指導
 究極の指導は、個別指導。
 マンツーマンでなければ、子どもは伸びない。
 ※レベルが上がってきてからの話。

 ◆家庭科
 2校時は、家庭科。
 休み時間、命がけで遊ぶ子どもたち。
 自主当番の子が、声をかける。
 机の上に余計な物がある班あり。
 廊下に出たのだが…しゃべる子あり。
 やり直し。
 3日間空いている。
 やはり、力が落ちている。
 
 机上整理をする。
 机をきちんと並べる。
 再度、廊下へ。
 今度は、オーケー。

 教育とは、地味な仕事だ。
 くり返し、くり返し、くり返し。
 安定しない仕事だ。
 レベルを上げても、すぐ下がる。
 「しつこさ」がないとできない。

 空き時間を使って、仕事をする。

 ◆20分休み
 子どもたちと会話。
 仕事。
 校内見回りなど。

 ◆体育
 体育館で授業。
 前半は、子どもたちの手で進める。

 終わったら、私の出番。
 ★なわとび
 学校全体で取り組んでいる。
 +αとして、「高速なわとび」。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 30秒間で何回跳べるか。 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ギネス記録は、160回。
 とてつもない記録である。
 さて、杉渕学級はどこまで迫れるか?
 挑戦スタート!

 子どもの様子を見て、組み立てを変える。
 一番跳んだ子で、106回。
 次の子が、102回。

 30秒は、かなり長い。
 スタミナを要求される。
 苦手な子にとって、ハードルが高い。
 そこで、「10秒」に変える。
 10秒で何回跳べるか?
 規準を示す。
 30回を規準とした。
 「1秒間に3回」である。
 2回だと簡単すぎる。
 4回だと難しすぎる。
 3回がちょうどいい。
 30秒に換算すれば、90回。
 まあまあのレベルである。
 「10秒間跳び」を何度も行う。
 30秒より集中する。
 トップの子は、47回。
 すごい。
 次は、44、42回だった。
 その子にやらせる。
「速い」
 ちょうど30回の子にやらせる。
「これが、規準のスピードです」
 なわの速さのイメージをつくる。
 40オーバーは、なわの音が違う。

 班ごとに行う。
 1班から。
 「ひと班学」のなわとび版である。
 見ることによって、刺激がある。
 イメージができる。
 「規準のスピードをイメージ」できないと、絶対向上しない。
 まずは、イメージをつくることだ。

 ★『バスケットボール』
 リーグ戦。
 
 ★体力百人一首
 班ごとに、百人一首(青札)をセットする。
 体育館のはしに置く。
「奥山に」
 わかったらスタート。
 走っていき、札を取る。
 行き帰りとも全力疾走。
 全部で20枚。
 一人3~4回まわってくる。
 百人一首+全力疾走。
 「札を探す」という作業が入る。
 足が速い子が勝つとは限らない。
 「体力百人一首」、かなり疲れるようである(笑)

 ★体育館班学
 体育館を使っての班学。
 教室とは、広さが違う。
 実際広いところで練習することも必要。
 短時間おこなう。
 
 ★歌
 歌の練習を少し。
 本番用の練習になる。
 今回は、『君をのせて』、『ビリーブ』、『旅立ちの日に』。
 『君をのせて』 まあまあ。
 『ビリーブ』 よい。
 『旅立ちの日に』合わない(笑)

 ■今、練習している歌
 ・6年生を送る会…『さよならは言わない』、『ビリーブ』
          (『地球の歌』)
 ・卒業を祝い感謝する会…『手紙』
 ・卒業式…『旅立ちの日に』、『With You Smile』
      ※まだ練習していない歌
      『仰げば尊し』、区歌、校歌
 ・SFコラボ…『君をのせて』、(『語りあおう』)
 ・音楽集会…『エーデルワイス』
       『ジョイ・トゥ・ザ・ワールド』

 ◆文集
 文集づくりも、佳境に入った。
 おもしろくなってきたのだろう。
 文章がよくなってきている。
 感覚をつかみつつある子が、増えてきた。

 ◆算数
 基礎・基本の第2段階
 あまりのあるわり算。
 練習をしている子は伸びている。
 していない子は、成長していない。
 3日間空くと、差が顕著になる。
 このへんも、そろそろ指導。
 「立ち位置」を変え、距離を縮める。
 傍観者(笑)→指導者へ。

 ◆給食
 相変わらずスロー。
 大量配膳は、よい。

 ◆昼学
 10分ほど、昼学。
 「隙間の時間」をいかに生み出すか。
 いかに有効活用するか。
 昔と違って、今は忙しい社会。
 「時間活用術」をマスターすることが大切。
 1日の時間は、だれでも同じ。
 しかし、使い方によって変わってくる。
 「密度」が関係してくるからだ。

 内容は、子どもによって違う。
 基本的には、何をやってもよい。
 文集、漢字、計算、その他いろいろ。

 「ごちそうさま」の前に、役割分担→確認。

 ◆掃除
 今日は、制限時間を設ける。
 「10分間」で掃除。
 廊下がうるさい…
 流しの子が、厳しい状態。
 うるさい中、淡々と作業できるようになったら一人前。

 ◆昼休み
 今日は、5分ほど(笑)

 事件あり。
 あるクラスの子が、DSを持ってきて休み時間やっていた。
 担任に報告。
 私がゲームをあずかる。
 このところ、ちょこちょこ問題が起こっている。
 「流動論」でいえば、C状態。
 2月は、揺れるときなのか?
 
 ◆歌
 クラブがあるので、昼休み後の時間を使って練習。
 『君をのせて』
 『With You Smile』
 いずれもよい。
 ぐんとよくなった。
 3日間やっていないにもかかわらず、よい。
 以前に戻った感じがする。
 『旅立ちの日に』
 チェックする。
 A ソプラノ、アルト、第3声
 B ソプラノ、アルト、オブリガード
  ※オブリガード(第3声より1オクターブ高い)
 家内に聴いたら、声が出るのならA案。
 声が出ないのなら、B案。
 ただし、オブリガードのパートは音程がいい子にする。
 少人数でよい。

 歌わせたが…Aでいける。
 一人、抜群に音程がいい子がいる。
 この子中心に展開すればよい。
 見通しが立ってきた。

 歌に時間をかけたので、百人一首リーグ戦できず。


 ◆英語
 講師の先生が来る日である。
 私がメイン(笑)
 こう見えても、留学したので英語は得意(うそ)。
 英語については…いろいろあるが…

 かつての総合。
 鳴り物入りで登場した「総合的な学習」。
 今は、どうなったのだろうか?
 英語も、そうなるかもしれない。
 英語は、表現活動と結びつけるとおもしろい。
 ※ただし、育っている学級でないと厳しい。

 ★英語の歌
 『エーデルワイス』と『ジョイ・トゥ・ザ・ワールド』
 の練習。
 18日の音楽集会で、歌う。
 『エーデルワイス』…全校児童で歌う。
 『ジョイ・トゥ・ザ・ワールド』…5、6年生が歌う。
 ようやく、歌になってきた。
 講師の先生がびっくりしていた。

 ★あいさつ
 初めてあったときのあいさつ。
 ・はずかしがらない。
 ・表現力
 がポイント。
 男子は、だいたいオーケー。
 女子は、表現力不足。

 ★ジャンケン
 英語でジャンケン。
 講師の先生とジャンケン。
 「ロック、ペーパー、シザース ゴー」
 負けた子は、座る。
 最後まで残った子が、チャンピオン。
 2回戦おこなう。

 ★読み聴かせ
 おもしろい絵本の読み聴かせ。
 2回目は、子どもたちが復唱。
 3回目は、子ども役、オウム役をつけておこなう。

 英語の歌、可能性あり。
 今日も感じた、英語のよさ。
 これを活かしていきたい。
 
 ◆クラブ
 今日は、クラブ見学の日。
 3年生が見学。


 揺れる2月…
 いろいろな事件が起きている。
 わがクラスは、ようやく安定してきた。
 ※進路もほぼ決まった。
 最近では、今日が一番よかった。

 歌がよくなった。
 3日間の空白があるにもかかわらず、急上昇。
 元に戻った。
 これから、積み上げることができる。
 明日からが、楽しみ。

 
by sugitecyan | 2010-02-16 19:09 | あやかぜ
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実践の記録

by sugitecyan
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