人気ブログランキング | 話題のタグを見る

全力教室

あやかぜ 11月16日


  あやかぜ  11月16日(月)

 休み明け…
 このところ、寒くなってきた。
 さて、今日はどうだろうか。

 ◆校門でのあいさつ
 このところ、休み明けでもよかったあいさつ。
 今日は、違っていた。
 明らかに、レベルが落ちている。
 ・止まらない。
 ・きちんと止まらない。
 などなど、少しだが、ゆるみが見られる。
 そのままにしていくと、崩れる。
 明日は、様子を見ながら指導を入れよう。
 
 自主当番のあいさつ。
 惰性に走っている子がいる。
 つまり、全力ではない。
 全力を出したときは、空氣が違う。
 見る人が見れば、はっきりわかる。
 いまいちだな…
 2年生の自主当番も、いまいち。
 慣れると力を発揮できる。
 慣れるとだれる。
 どちらに行くかは、実力次第。
 今が分岐点。
 そろそろ、指導を入れたい。

 こういうときは、教師。
 教師ががんばる。
 すぐ、声が出なくなった。
 やはり、回復していない。
 2日間では無理だった。
 声が出ないが、投入するエネルギーは変わらない。
 子どもたちにエネルギーを送る。

 今日は、遅刻する子が多かった。
 今までにないくらい多い。

 ◆全校朝会
 集合が遅い。
 時間がかかっている。
 「校門でのあいさつ」から、想像できたことである。
 自分のクラスは、もちろん、すでに並んでいる。
 当然のことだ。
 5年生も、集合がはやい。
 低学年がのろい。
 担任が、教室に行って声をかけた方がいいだろう。
 子どものせいにしても、事態はかわらない。
 教室で子どもを待つ。
 外に行くように指示する。
 初期の初期の指導である。
 崩れたときは、ここからスタート。

 「よい歯」の表彰があった。
 全校児童がすわる。
 名前を呼ばれた子は、返事をして立ち上がる。
 これが、ひどかった…
 ほとんどが、返事をしない。
 おいおい…
 「子どもの育ちは、返事にあらわれる」
 もろにあらわれるのが、「返事」。
 私の学級は、返事をした。
 当たり前である。
 他は、ほとんどしない。

 こういうときは、大きな声で返事をするものだ。
 それがわかっていない…
 子どもの育ちがもろに出た瞬間だった。

 教室へ。
 少人数で抜けた子もいるが、あいさつから入る。

 ◆あいさつリレー
 落ちている。
 響かない。

 ◆あいさつ
 並の下(笑)

 寒くなり、動きが鈍くなってきた感じがする。

 ◆算数
 「校門でのあいさつ」、「あいさつリレー」、「あいさつ」
 を見る限り、休みの影響が残っている。

 プリントを配る。
 「名前を書く子がどのくらいいるか」
 休み明け、空氣が甘くなっている。
 この空氣では、名前を書かない子がいる。
 しかも、3つの班。

 はたして…予想通りになった。
 2班が持ってきた。
 名前のことを指摘する。
 2番目に持ってきたのは、1班。
 名前が書いていないので、丸つけしない。
「えっ、どうして…」
 名前を書いていないことに、氣がつかない。
 見えないのである。
 班に戻って話し合う。
 ようやく、見つけたようである。

 3、4番目に持ってきた班は、よい。
 
 5番目に持ってきた班は、名前を書いていなかった。
 もちろん、○をつけない。
「どうして…」
 しばらしたっても、氣がつかない。
 この鈍感さ。
 休みの影響が、もろに出ている。
 まだ、氣がつかない。
 
 ・名前を書かない
 プリントをもらったら、すぐ書くことになっている。
 それが、できていない。
 ・教師が丸つけしない
 何かあるということだ。
 指摘されても、氣づかない。
 ・話し合っても…
 話し合っても、氣づかない。
 あきれてしまった…
 信じられないくらい、レベルが落ちている。
 他の子に指摘され、ようやくわかった。

 授業は、班学。
 班で問題を解いていく。
 ・問題文を読む。
 ・説明する。
 ・問題を解く。
 ・教え合う。
 ・教師に見せに行く。
「○班できました。見てください」
「◆班全員できました。よろしくお願いいたします」
 超高速で丸つけする。

 13日にくらべると、動きが鈍い。
 今日は、途中で説明を入れる。
 一斉授業に切り替える。
 子どもたちに説明させようと思ったのだが…
 重たい。
 頭が回転していない。
 そこで、教師が説明。
 復唱させる。
「分数のたし算をします」
「分数のたし算をします」
「分数のたし算は、分母はたしません」
「分数のたし算は、分母はたしません」
 このように、こまかくやっていく。
 声を出すことは、大切である。
 適当にやると、分母をたす子が出てくる。
 通分を忘れる子が、出てくる。
 「分母」、「分子」という言葉さえ忘れる子が出てくる。
 いつも声を出していれば、そうならない。

 13日の授業にくらべ、がくんと落ちていた。
 休みの影響が、もろに出た。

 ◆音楽
 今日は、特別授業。
 『鳥になれ!』の作詞・作曲者の先生が来てくださる。
 先生がくる前に、ウオーミングアップ。
 少し歌わせる。
 先生がいらした。
 筒井雅子先生である。
 詳しいことは、秘密。
 さすがである。
 ・作詞・作曲者
 ・教師
 2つの顔を持つ方である。

 ★作詞・作曲者として
 この曲を作った方である。
 ・歌は、「うったえる」からきている。
  「うったえる」とは、氣持ちを相手に伝えるためにすること。
  これが、歌の原点。
 ・前奏…鳥が、翼を広げていく様子をあらわしている。
  それをイメージして、歌ってほしい。
 などなど。
 つくった人でなければ、言えないことがばんばん出てくる。
 勉強になる。
 
 ★指導者として
 指導も、すばらしかった。
 ・子どもたちを見て、「次の一手」を打つ。
 ・子どもが伸びると、次に進む。
 ・できないときは、何度でも。
 ・実に細かい。
 ・言葉→語頭と語尾に注意。
 ・発音
 ・腹筋の支え
 などなど。
 プロの指導だった。

 部分部分を指導。
 ソプラノ、アルト、わかれて指導。

 見本がすばらしい。
 声楽をやっているのだろう。
 すばらしい声、すばらしい表現だ。
 先生の言葉、見本、実にわかりやすい。

 しかし…子どもが育っていないと意味がない。
 育っているからこそ、先生の言葉、見本がわかる。

 実におもしろかった。
 ・自分との共通点
 ・相違点
 ・絶対にかなわない点
 などなど、よーく見えた。

 子どもたちの歌は、どんどんよくなる。
「もうちょっといっっていい」
 先生は、妥協しない。
 どんどんレベルを上げていく。

 最後に通し。
 別人になった。
 よかった。
 ものすごく特をした1時間だった。
 音楽会まで、あと1週間。
 いいタイミングで、すばらしい指導を入れてくださった。
 
 この場を借りて、筒井先生に感謝したい。
 どうもありがとうございました。
 音楽会、がんばります。

 ◆20分休み
 教室へ戻る。
 参観者の方と、話をする。

 ◆班学
 13日後、考えたことを「形」にしていいく。
 班学の流れを考え、実行。

 「班学」
   ↓
 「外班学」  ※校庭で、班学。
   ↓
 「ひと班学」 ※ひと班ずつ、おこなう。
   ↓
 「課題班学」 ※共通テーマで、おこなう。

 今までなかった流れである。

 ★班学
 班ごとにメニューが違う。
 今日は、15分ほどおこなう。
 ・あいさつ
 ・出欠
 ・圧倒声音読
 ・漢字リピート
 ・超高速読み
 ・英語
 ・表現読み
 ・教科書音読
 ・歌
 ・鍵盤ハーモニカ
 ・その他いろいろ。

 ★外班学
 10分間乳ニットの授業。
 校庭で、音読と歌の練習。
 班ごとにおこなう。
 条件のよくないところで、練習。
 声を出さざるを得なくなる。

 ★ひと班学
 1班から順番に、班学。
 他の班は、それを見る。
 普通の班学は、同時並行。
 他の班を見ることはできない。
 ひと班学は、ひと班ずつおこなう。
 他の班の様子を見ることができる。
 ・見る
 ・比較する
 ・いい点を取り入れる

 ・あいさつ
 ・出欠
 ・圧倒声音読
 ・歌
 などをおこなう。

 ★課題班学
 表現読みをおこなう。
 『きつねの窓』P35 7行目~13行目。
 8文くらいである。
 6人で、役割分担して読む。
 ・分担する。
 ・練習する。
 すぐに分担することができるか。
 さっと、練習に取りかかることができるか。
 班の実力が、もろに出る。

 ◆斉学
 一斉授業のことを、斉学と読んでいる。
 班学は、班の力の集合体。
 斉学は、全員の力の集合体。
 
 ★高速漢字テスト
 「5分間100問」テスト。
 「静の授業」である。
 教室が、静まりかえる。
 5分切れる子が増えてきたが…
 遅い子がいる。
 のろい。
 まだ、レベルが戻っていない。
 ※遅かったのは、13日休んだ子。

 続いて、「動の授業」。

 ★漢字リピートバリエーション
 参観者に選んでもらう。
 「読み方 7」からスタート。
 復唱読み。

 ●復唱読み
 最初の子が、のろい。
 リズムがよくない。
 ※この子は、休み明けが厳しい子。
 しかし、2番手から持ち直す。
 すぐ修正するのは、さすが。

 ●一斉に読む
 大きな声で読む。

 ●表現読み
 表現して読む。
 個の指導である。
 ここで、指導を入れる。
 一人ずつ、言葉をかける。
 内容は、秘密(笑)
 「教師が、どれだけ言葉かけをできるか」
 がポイント。
 その子に対して、次の課題を出す。

 ★超高速読み
 
 ★超高速読み 2

 ●教科書音読
 ★国語
 私が指定したページを読ませる。
 1~2文。
 てきとうに、「78ページ」という。
 そこを開いて、音読する。
 さっと、開くことができるか。
 ※ものすごく大切な力。
 初見音読でもある。
 練習しないで、どのくらい読めるか。
 大切な力である。
 「初見」のトレーニングは、絶対に必要。

 ★社会
 今日は、憲法のところを読ませる。
 3セット。
 計6ページ。
 大きく響く声で、教科書を読む。
 当たり前のことである。
 しかし…どこでもおこなわれているのだろうか?
 皆無といってもいいだろう。

 「教科書音読」を提唱したい。
 読んで、読んで、読まれて、読んで(笑)
 読んで、読んで、読みまくる。

 「教科書音読」は、ものすごく大切。

 ◆給食&掃除
 「給食と掃除も見せてください」
 とのことだった。
 見ていただく。

 給食は…杉渕学級最弱(笑)
 掃除は、まだまだ。

 ◆表現
 表現の授業。
 
 ★班表現読み
 『きつねの窓』の続き。
 班ごとに練習。
 プチ練習ミニ発表の授業。
 最初の文を読む子を立たせる。
 1班から順番に読ませる。
 一人ひとりを指導する。
 その子に指導しながら、全員を指導している。
 表のねらい…その子を指導
 裏のねらい…全員を指導

 次の文を読む子を指導。
 こんな感じで進めていく。
 全部終わったところで、班で練習させる。

 1分をしないうちに、ストップをかける。
「参観している先生のところに行き、聴いてもらいなさい」
 ・子どもたち→聴き手を意識して練習できる。
 ・参観者→傍観者にならない。授業に参加できる。

 私のところにも、やってくる。
 命知らずがいる(笑)
 次の課題を伝える。

 教師の引き出しがないと…できない指導である。
 「次の一手」が打てるか?
 筒井先生の指導と同じ。

 本発表は、21日。
 けっこうおもしろかもしれない。
 ※チケットは、ぴあでお求めください。

 ★歌
 歌の指導をする。
 『地球の歌』より、「森よ-」の部分。
 一人ずつ歌わせる。
 リレーをする。
 『地球の歌』
 通して歌わせると…いまいち。
 
 ●発声練習、発音練習
 そこで、発声練習。
 バベビブベボバボ~スタート。
 おなかを動かして、声を出す。
 
 発音練習。
 母音だけをいう。
 「ちきゅうのうた」→「いいううおうあ」

 歌に戻る。
 驚くほど、クリアになる。
 やはり、発声練習、発音練習は毎日やる必要あり。

 ★鍵盤ハーモニカ
 細かい指導。
 「微細指導」をする。
 実に細かいと思う。
 どのような指導をするか…秘密(笑)
 21日に公開する。

 筒井先生の指導と共通している。
 筒井先生が指導すると、子どもの歌ががらっと変わる。
 私が指導すると、子どもの演奏ががらっと変わる。
 共通している。

 ◆音楽会に向けて
 6校時は、合同練習。
 楽器のセッティングに時間がかかった。
 まだ、完全には決まっていない。
 試行錯誤している段階。
「歌から練習します」
 ラッキー。
 歌を聴く。
 筒井先生に指導していただいてから…
 声が広がるようになってきた。
 いい感じである。
 『地球の歌』の伴奏が…
 
 合奏。
 まだ、メリハリがついていない。
 途中はいいのだが…前後半が×。
 強弱がついていない。
 雑な演奏。
 中間とエンディングは、まあまあ。

 生活指導主任研のため、途中で出る。
 後は、お任せ。

 ◆生活指導主任研
 遅刻して会場へ。
 ※遅れる連絡は、してある。

 今日は、音楽会最後の練習。
 次回は、リハーサル(木曜日)。


















by sugitecyan | 2009-11-16 19:36 | あやかぜ
<< あやかぜ 11月17日 あやかぜ 11月13日 >>



実践の記録

by sugitecyan
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
以前の記事
ライフログ
フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧