せいふう 4月12日(木) そろそろ、事務的な仕事をする(笑) いやなことは、あとまわし… ではない。 「子どもを伸ばす」ことを第一にしているのだ。 ・名簿(名前順、男女別) ・主要教材届け ・書類の整理(児童指導資料、保健関係、その他) ・家庭訪問について まったくわからない… 学区域が広い… 子どもたちに手伝ってもらおう。 教室へ。 ある保護者の方が来級。 お話を聴く。 子どもたちが、やってくる。 元氣よくあいさつする子もいれば、しない子もいる。 ◆朝の読書 木曜日は、読書タイム。 しゃべっている子に、声をかける。 ◆アップ アップが始まらない。 あっぷあっぷ? 「声出しをしましょう」 ◆あいさつリレー いまいち。 出す子は出すが、出さない子は出さない。 全員全力ではない。 「目の前に、校長先生がいると思ってやるのです」 校長先生に負けないように、声を出す。 だだ声を出すか、いめーじして声を出すか。 大きな違いである。 かなりよくなってきた。 「校長室まで届く声で」 3回目の「あいさつリレー」 1回目が、本当の実力である。 ◆ひと班学 班ごとに、「あいさつ」を行う。 いまいち。 昨日にくらべ、落ちている。 もう一度。 今度は、よくなった。 朝は、強くないな(笑) 続けて、返事。 返事は、弱い。 「はい」からの切り替え。 ダブルの全力。 ◆表現読み 『はじめて小鳥が飛んだとき』 ここから、同学年の先生が参観。 ・「音読の声」 ・表現 少しずつ指導を入れていく。 どんどん上達している。 声をコントロールできるようになってきている。 これから、楽しみ。 ◆歌 『翼をください』 歌わせてみる。 なるほど。 地声でなく、「歌う声」を出そうとしている。 よし。 ・インディアンの雄叫び の練習。 「この大空に」から、歌わせる。 アカペラで。 ・全員 ・班ごと ・男女 などなど。 素質のある子が多い。 元々声がいい。 これは、楽しみ。 かなり、いい声が出ている。 ◆音楽 音楽室へ、送っていく。 学年会。 教材研究。 杉渕学級の映像を見ていただく。 ・10ます計算 ・表現読み ・歌 など、いっしょに取り組むことになった。 ◆20分休み 看護当番の仕事。 見回り、最後にドアを閉める。 ◆図工 20分休み後… 4校時に、身体計測あり。 着替えのため、時間がかかった。 ◆身体計測 予定より、20分以上早まっている。 慌てて、保健室へ。 担任は、身長を慎重にはかる。 体育着を忘れた子が、けっこういる。 もっと、きちんというべきだった… ・入室するとき、あいさつする。→△ ・靴をそろえる→○ ・名前をいう→△ ・静かに待つ→○ 「静かに待つ」は、よかった。 最初しゃべっていたが… 注意されたら、静かになった。 「あいさつ」 ・お願いします。 ・ありがとうございました。 は、教えよう。 空き時間を使って、仕事をする。 家庭訪問について。 地図を見て、一人ひとりの家を確認する。 うーん、わからん。 ◆給食 子どもたちが、戻ってこない。 10分たたのだが…戻ってこない。 15分… 限界である。 今日は、私が準備をすることにした。 体操着が机の上にある。 それを、いすの上に移動する。 お盆を配る。 おかずを配る。 イカめしを配る。 子どもたちが、戻ってきた。 手伝ってもらう。 給食開始が、12:45を過ぎていた。 あと、20分。 いつものように、減らし。 イカめしを減らす子が多い。 考えられない現象である。 増やし。 豚汁は、大量に残っている。 時間の関係で、少なめに配った。 大量におかわりする子が多い。 具合が悪くて、少し残した子がいるが… ほとんど完食(昨日も)。 食べ始めるのは遅かったが、定刻までに「ごちそうさま」ができた。 ◆掃除 私は教室掃除。 きれいに掃く。 きれいに拭く。 子どもたちを指導することは、しない。 ひたすら、黙働。 ◆昼休み 看護当番の仕事。 ◆算数 ★10ます計算 いろいろなパターンで行う。 ◆委員会 私は、放送委員会担当になった。 #
by sugitecyan
| 2012-04-12 23:33
| 清風
せいふう 4月11日(水) 昨日は、保護者会の後飲み会。 学年の先生と飲む。 途中から、サークルのメンバーが合流。 4日目。 ・楽習 ・「声を出す」 ・班学 ・説明 教室へ。 「おはようございます」 氣合を入れてあいさつする。 「ちょっと、手伝って」 声をかけたのだが、来たのは一人だけ。 その子と2人で、ランチルームにいすを並べる。 「先生、聴こえていないと思う」 なるほど。 「声をかけてきて」 なんと、全員が来た(笑) 全員で、いすを並べる。 「きれいな並べ方」を教える。 ◆アップ 授業に入る前に、アップさせる。 授業前の15分間は、遊びの時間? よくわからないので、アップと声出しをさせる。 ◆あいさつリレー あきらかに、全力でない子がいる。 「1回目」が大切。 1回だめだったら、二度目はない。 それがわかっていない子は、手を抜く。 「これくらいでいいや」 無意識のうちに、セーブしている。 もう一度行う。 こんどは、よくなった。 声出ししてきた子は、いい声が出ている。 ◆ひと班学 ・あいさつ ・返事 「はい、●●くん」 続けていってしまう子がいる。 「はい」も「●●くん」も弱くなる。 全力でなくなってしまう。 全力+全力だということを教える。 実際にやってみせる。 ある子は、花粉症のためC状態。 子どもは、コンディションに影響される。 ※環境にも。 昨日休んだ子がいたので、何回かくり返す。 「声を出す」これができないと、先に進めない。 いろいろやっても、あまり意味がない。 まずは、「声を出す」=エネルギーを出す が大切。 ◆表現&解釈 『わたしと小鳥とすずと』 声は、よくなった。 地声では、なくなった。 しかし…コントロールできていない。 ・少し高め ・響かせる ことを意識させる。 順番に、指導していく。 「森はしーんと」の言い方。 内緒話の声。 歯の間から「スーッ」と声を出す。 強弱、緩急をつける。 「手をさしのべた」 片手か、両手か。 ばっちり支えるのか、ふわっと支えるのか。 などなど。 一つずつ指導していく。 かなり細かい。 その部分だけを、練習させる。 発問し、考えさせる。 ◆20分休み 教材の印刷。 ◆10ます計算の導入 100ます計算をやったことがある子は、少数。 一からやり方を説明する。 ◆10ます計算 たし算 0からスタート。 9まですべて行う。 「トップレベルは、2秒で計算します」 「むーりーっ」 映像を見せる。 「速い!」 子どもたちびっくり。 世界が違う。 そのうち、その世界の入るのだが… 10秒制限で行う。 最初から、こつを教える。 「教えてほしい」という顔をしているのだ(笑) 出し惜しみせず、教える。 「3+」くらいになると、差が出てくる。 できない子は、できない。 子どもたちが考えている「できる」は、レベルが低い。 1年生レベルといえども、スピードという負荷をかけるとできなくなる。 そう甘くはない。 できるようになったら、超高速で。 たし算はできるが、引き算はできない… こういう話をよく聴く。 同時に教えればいい。 (例)13は、8と5 5と8で13。 8と5で13。 13は、5と8。 13は、8と5。 組み合わせを覚えればいい。 たし算、引き算同時にできるようになる。 「10-」ができない子がいる(笑) 「手が動かない」 答えが出ても、手が動かない。 回路ができていないのだ。 ◆サプライズ 4校時、突然校長先生が学級にいらした。 前の学校では、1年間一度も来たことがない(笑) えらい違いである。 ちょうど、「10ます計算」の引き算をやっているところだった。 「11ー」 子どもたちが、のってきたところである。 熱の入った授業を見ていただいた。 せっかくなので、「あいさつリレー」を見ていただく。 校長先生は、あいさつを重視している。 自ら、大きな声であいさつをする方である。 ★ひと班学のあいさつリレー 班(6人)ごとに、あいさつをする。 「おはようございます」 「おはようございます」 「おはようございます」 「おはようございます」 「おはようございます」 「おはようございます」 「一班」 「おはようございます」(班全員) 校長先生のおかげで、氣合が入っている。 「見られる」ことは、いいことだ。 ★あいさつリレー 全員で、あいさつリレーをする。 取り組みはじめて2日目。 まだまだであるが、最初にしてはかなりの水準。 K8小の子どもたちは、すばらしい潜在能力がある。 途中、2人が校長先生のまねをしてあいさつ(爆笑) そっくり。 最後は、みんなで、校長先生のまねをしてあいさつ。 ◆10ます計算 引き算の続き 「11-」の続き。 組み合わせを、覚える。 これが、第一段階。 5と6(6と5) 4と7(7と4) 3と8(8と3) 2と9(9と2) 覚えれば、楽勝になる。 瞬間的に答えが出ないと、話にならない。 ◆10ます計算 かけ算 最後は、かけ算。 「九九」の習得法を教える。 ・難しい段から覚える。 ・他の段もいっしょに覚える。 (例)2×8をが覚えるとき、8×2も覚える。 ◆算数の学習 ・教科書音読(問題文を音読する)。 ・声を出す ◆給食 まだ、整っていない。 しばらく、待つ。 給食は、自主当番。 今日は、全員男子だった。 何を配るか、役割分担に時間がかかっている。 前半と後半にわけたらどうか。 などと、提案する。 優先順位が違っている。 野菜、うどんが大量に残っている。 食べられるか? おかわりする子が、たくさんいた。 はじめに、野菜がなくなった。 うどんもなくなった。 なんとか完食… と思ったが、ある子がちょっとだけ残した。 ※満腹で、これ以上食べられないとのこと。 残念ながら、完食ならず。 水曜日は、ゴミ拾い程度の簡単掃除だそうだ。 わがクラスの担当箇所は、 ・教室 ・ランチルーム ・プレイルーム ・手洗い場(週1回) である。 保護者会があるため、ランチ、プレイルームは、いすが並べてある。 ◆昼休み 子どもたちと談笑。 ◆説明 学校から家までの、地図を書かせる。 実力が出るところである。 「先生、住所がわからない」 最近、自分の家の住所を知らない子が出てきている。 「覚えなさい」 地図には、その子が出る。 ただ書く。 目印になるところを書く。 などなど。 相手に対する配慮も、あらわになる。 ・目印になるもの ・およその時間(徒歩●分) 終わった子は、学習。 ・10ます計算 ・漢字 ・教科書を読む などなど。 #
by sugitecyan
| 2012-04-11 22:32
| 清風
せいふう 4月10日(火) 学校到着。 教室へ。 朝食をとりながら、構想を練る。 保護者会がある。 スタートしてから、3日目(実質、2日目)。 ちょっと早すぎる。 子どものことを語るには、もう少し時間がほしい。 「郷にいれば郷に従え」 3日目、どうするか。 ・席を決める。 ・委員会を決める。 学級掲示は、まだ何もしていない。 今日あたりから、着手したい。 看護当番。 今日は、正門に立つ。 あいさつをする。 あいさつする子もいれば、しない子もいる。 さまざま。 少数ながら、自分からあいさつする子もいる。 新学期始まったばかりだというのに、遅刻者がいる。 教室へ。 あいさつしてから、入室する。 「おはようございます」 元氣な声が返ってきた。 火曜の朝は、読書タイム。 私は、連絡帳に返事を書く。 ◆声を出す 「声はエネルギー」 声を出すということは、エネルギーを出すということだ。 子どもの場合、直結している。 多くの場合… 力を出さない。 せっかく授かった力を、使わないのである。 いつから、こうなってしまうのか… 4年生後半あたりからだろうか。 一人ずつ、あいさつさせる。 「おはようございます」 ただ、これだけである。 席順に、あいさつさせる。 昨日より声を出す子が、多い。 ブレーキがはずれるのが、早いかもしれない。 声を出さない子は、一人だけ。 ※この子は、返事のときは声を出す。 慣れるまでに、時間がかかるのだろう。 これだけで、たっぷり1時間かかる。 ブレーキを外せるか? ◆先輩からのメッセージ 杉渕学級(2011)の映像を見せる。 ・あいさつリレー ・ひと班学(あいさつ、返事) 自分たちが、少しやってから見ると、違って見える。 やらない子には、簡単に見える。 やった子は、すごさがわかる。 20分休み 子どもたちが、よってくる。 トーク。 ◆席決め いつもの「ご対面」方式。 女子が教室を出る。 その間に、男子が席を決める。 今度は、男子が出る。 その間、女子が席を決める。 「ごたいめーん」 もちろん、ルールがある。 ・一人ぼっちをつくってはいけない。 ・一人になった子がいたら、誘う。 などなど。 ◆委員会決め 「人のために働くのが、委員会の仕事」 大前提については、昨日話した。 もめるときは、原点に戻る。 「人のために働く」が原点。 代表委員から決める。 5年生は、二期制。 1年間に、2つの委員会に入ることができる。 大人の方がゆずる。 希望者同士で集まり、決める。 話し合い、じゃんけんなどなど。 決め方は、任せる。 どうにか、決まる。 表だって、文句を言う子はいなかった。 ◆班学 ・あいさつリレー ・返事 をおこなう。 先ほど、先輩の映像を見ている。 イメージはできている。 やり方を教える。 班ごとに練習。 多くの子が、まじめに取り組んでいる… このへんも、K8小のいいところだ。 様子を撮影。 1年後、見せたいと思う。 「ビフォー、アフター」 しかし… 最初にしては、かなりレベルが高い。 素直さは、最大の素質である。 素直に聴き、すぐやってみる。 だから、結果が出る。 わずかな時間に、どんどん変化していく。 これがおもしろい。 ◆先輩からのメッセージ 2 ・表現読み ・歌 ・SOHRAN ◆給食 自主当番制。 子どもたちの様子を見ながら、動く。 教師が一番働く。 準備に、時間がかかった。 ・減らし ・増やし など、杉渕学級のシステムを教える。 ・完食 ・御美 についても、教える。 オレンジが出たので、ゴミを御美に変える。 「きれい!」 ◆掃除 班の中で、分担。 教室掃除。 今までまともに掃除をしていないので、きたない。 机、いすの脚(の裏)についているゴミを落とさないと… しばらくかかるだろう。 チャイムが鳴る。 掃除をやめさせる。 あとは、教師だけでおこなう。 ◆歌 先ほど、映像を見せた。 歌の指導をする。 「●●●第八小学校」 校歌最後の部分を歌わせる。 「歌う声」を教える。 発声を教える。 ◆音読→表現読み 『わたしと小鳥とすずと』について ◆一文解釈 指名なし発言 一文解釈&指名なし発言を導入する。 最初なので、子どもの発言を受けて話をする。 軽妙なトーク。 笑いの連続。 歌、一文解釈&指名なし発言を、導入した。 イメージがあるので、入りやすい。 わかっても、あの映像のようにはできない。 ◆保護者会 ・全体会 ・役員決め 全体会の後は、役員決め。 一時、中座する。 ・クラスごとに、保護者会。 方針その他を、お話しする。 ・役員会 #
by sugitecyan
| 2012-04-10 22:31
| 清風
4月9日(月) 7:20ころ、学校到着。 すぐに仕事を始める。 ・見通し 今週、今月の予定を確認。 提出物、期限の確認。 などなど。 新しい職場は新鮮だが、わからないことだらけ。 看護当番。 赴任したばかりなので、よくわからず。 今日の担当箇所は、中央門。 どこが中央門なのかも、はっきりせず。 門から、昇降口までが近い。 多くの子どもたちが集まっている。 保護者の方から、声をかけられた。 始業式の日、問題が起こった。 その訴えである。 早急に対処する必要あり。 かなり、ご立腹な様子だった。 ◆朝会 校長先生は、今日も肉声。 「行動で示す」なかなかできないことである。 「校長先生の目を見て、話を聴いていますか」 下を向いている子がいる。 「聴いている」 本人はそう思っても、相手には伝わらない。 「相手に伝わる聴き方」が求められる。 初日は15分くらいしか時間が取れなかった。 今日が、本格的にスタート… できない。 問題を解決することが、先決である。 問題に対処。 クラス全員で考える。 というか、指導する。 多くの子にとって、一見関係ないことだが… すごく関係がある。 ・問題に対して、教師がどう対処するか。 それを示す機会である。 当事者に指導しているようで、全体に指導している。 個別に、事情を聴く。聴く。 保護者の方の話とは、食い違うところあり。 誤解もある。 このへんは、伝える必要あり。 ・何が問題か。 ・どうすべきだったのか。 教える。 授業スタート。 ◆声を出す 始業式に布石を打った。 一人ずつ、あいさつさせる。 先ほどの4人を指名。 あいさつさせる。 4人中1人は、かなり声が出るようになった。 この子がこれだけ声を出す… 他の子どもたちは、驚いていた。 子どもとトークしながら、あいさつ指導。 男子は、けっこう声を出した。 女子は、まだ様子をうかがっている。 特定の子は、声を出す。 声を出さない子も、出そうである。 ◆楽習 ★漢字探し 「漢字探し」を、きちんとやってきた子が6人。 すばらしい。 「自ら学ぶ子」は、伸びる。 みんな、真剣に見つけていた。 ・学習態度 ・字のていねいさ などを、さりげなく見る。 途中、ヒントを出す。 漢字楽習スタート。 ◆20分休み ★口+2 口という漢字に、2画たして漢字をつくる。 たとえば、「田」。 30近くある。 ★漢字パドル 漢字パドルを出題。 ◆教科書 全員で、教科書を取りに行く。 残っていたのは、わがクラスだけ。 みなさん、行動が早い。 ・自分の分を取る。 名前を書く。 ◆音読 国語の教科書を使って、授業する。 冒頭の詩は、『わたしと小鳥とすずと』である。 読ませる。 よくわかった。 指導のしがいあり。 「声のコントロール」を教える。 少しよくなった。 ◆委員会決め 今日は、予告のみ。 どの委員会がどんな仕事をするか。 よくわからない。 ◆声を出す 2 大量に書類を配る。 保健関係は、個人名が入っている。 「●●くん」 「はい」 名前を呼び、返事をさせる。 合格者は、3人。 ◆対処 問題に対処。 関係する子を、校長室に集める。 指導する。 お昼… 関係した子の保護者と面談。 納得されない。 言い分をきちんと聴く。 前がある。 1年生の時から… 最終的には、納得してくださったようだが… 急いで、お昼を食べる。 主事さんと話をする。 ◆学年会 ・教材選びの続き。 ・保護者会準備 ・教材研究 前の学校から、電話あり。 春休み中に、起こったことについて。 とんでもないスタートとなった。 たたられているのかもしれない(笑) #
by sugitecyan
| 2012-04-09 22:31
| 清風
せいふう
いよいよ、始業式。 出会いの日である。 転勤し、氣分一新。 すべてが、新鮮である。 私は、ようやくA区を出ることができた。 K市に移動。 K8小が、新しい職場である。 とてもいい雰囲氣。 みんなが、声を出す。 明るい。 教材をつくる。 子どもたちが集まってきた。 転勤者は、待機。 始業式直前に、校庭に出る。 子どもが…少ない。 A小の半分。 こんなに少ないんだ… 転勤したことを、実感。 始業式の前に、着任式。 ・転勤、退職の職員の紹介 ・赴任した職員の紹介 ◆あいさつ 一人ずつあいさつ。 トップバッターは、私である。 あいさつは短く。 印象的に。 「私は、AKBのクラスをつくります」 「えっ」 「AKB」と書いた紙を見せる。 A…明るい K…賢い B…ベストを尽くす そんなクラスを創りたいと思います。 みなさんといっしょに、8小をさらにすばらしい学校にしてい きましょう。 ◆始業式 ★校長先生のお話 校長先生のあいさつ。 マイクを使わない。 肉声である。 すごい。 初めてである。 校長先生の氣が伝わってくる。 愛と情熱を感じた… ★担任発表 1年で、一番どきどきする瞬間。 子どもたちの期待が高まる。 私が担任だとわかると、男の子たちの一部は大喜び。 反応はさまざま。 なるほど。 ★職員紹介 ★校歌斉唱 低学年の子は、声を出している。 2年生は、声が出ている。 わがクラス(5年生)は… 口が開いていない。 声を出していない。 歌わない子もいる。 ずっとしゃべっている。 後で、対決しよう(笑) ◆学級指導 ★先生パンチ 始業式のあとは、学級指導。 最初が、肝心である。 「君、さっき校歌歌わなかったでしょう」 「…」 「歌わなくていいんだ」 「…」 「君、ずっとしゃべっていましたね。 最初の日に、話を聴かずしゃべっていていいの?」 「先生は、ずっとふざけている、校歌を歌わない子には、厳しいよ」 先生パンチ。 ※先制パンチ。 「ごめんなさい」 素直に謝るところがいい(笑) ・しっかり見ている。 ・すぐ指導を入れる。 この子たちは、まず「教える」ことが大切。 知らないから、やらない。 知らないから、できない。 そんな感じを受けた。 ★声出し 「●●です」 自分の名前をいわせる。 最初に当てたのは、ボス的存在の子。 さっき、ずっとふざけていた&校歌を歌わなかった子。 その子が、名前を言う。 「声が小さいね」 私が見本を見せる。 まわりが振り返る。 「校長先生みたい」 ※絶好調先生なんだよ(笑) 「そんなに声を出すの?」 「校長先生が、声を出しているのだから、当然です」(笑) 2回くり返す。 「●●くんは、初日からやけくそになっています。 以上、現場からお伝えしました」 爆笑。 順番に、名前を言わせる。 ところどころ、突っ込む。 その子のあいさつをまねする。 ジョークを言う。 どんどん雰囲氣が、変わってくる。 教師が、雰囲氣をつくる。 ★楽習の導入 さっそく、授業する。 いろいろ言うのではなく、授業する。 実際にやれば、わかる。 三 三 三 3つの「三」を書いた紙を見せる。 それぞれ、色が違っている。 「どの『三』が正しいでしょう」 ・3本の線の長さが同じ ・上の線が長い。まん中、短い。下の線が一番長い。 ・上の線が一番長い。まん中、一番短い。下の線が長い。 正解は、「上の線が長い。まん中、短い。下の線が一番長い」。 全員が正解を当てた。 ここから、仕掛ける。 1回転して、紙を逆さにする。 「違います」 「きったねーっ」 「ずるい」 ●部首クイズ 「畑」…「火」と「田」どっちが部首か。 「全部当てるまで、帰れまてん」(笑) 正解はいわない。 「先生、どうして答えいわないの」 「はずれた人は、帰れないでしょう」 「そうか」 「安」の部首。 これは、すぐ「うかんむり」だとわかった。 「案」の部首。 紙には、「安」と「案」が書いてある。 「案」の木を指さしながら聴く。 わかった子は、すぐわかった。 先生は、正解を指している(笑) わからない子は、わからない。 「正解は、『木』です」 ●漢字成り立ちクイズ 古代文字を見せる。 ほとんどの子が、「川」と答えた。 「水かな?」 正解は、言わない。 次の問題を出す。 「虫」 「人を無視しては、いけません」 (笑) 正解は言わない。 爆笑。 ちん○に似ている。 「ちん○ではありません」 教えてほしいというリクエストあり。 正解は、「心」。 ●漢字探し 杉渕学級の定番。 ある図を見せる。 「この中にかくされている漢字を見つけましょう」 「田、日、木」 子どもたちが集中する。 どんどん答えを言っていく。 「150はあります」 「そんなにないよ」 「あるよ」 「漢字探し」を宿題にする。 ・家の人といっしょにやってみる。 ・辞書を見てもよい。 これも、仕掛けである。 ・月曜日の予定と持ち物。 ・下駄箱の位置。 ・「学校だより」配布。 「さようなら」 この後入学式があるので、教室には入らない。 15分ほどで、出会い終了。 ◆入学式 2年生の出し物が、よかった。 声が出ている。 何より、一生懸命。 すばらしかった。 写真撮影の補助が、私の仕事。 会場づくり。 1年生を呼びに行く。 終わってから、かたづけ。 会場のイスをかたづける。 ◆昼食会 ◆校内研 初日から、校内研。 今年度は、市の発表があるとのこと。 「形」を決めていく。 私も、ばんばん意見を述べる。 もちろん、建設的な意見である。 ◆学年会 ・保護者会に向けて 資料をつくる。 ・学級づくりについて 相方は、若い先生。 いろいろな話をする。 「御美」の話も。 5:30ころ、退勤。 玄関で、用務主事さんに声をかけられる。 私の近くのホームセンターに行くという。 「よかったら、乗っていきませんか」 「ありがとうございます」 車の中で、いろいろな話をする。 話が弾んだ。 お互い、ラーメン好きだということがわかった。 盛り上がる。 ホームセンター近くには、美味しいラーメン屋が3軒ある。 ホームセンターに行く前に、「ここです」と伝える。 「ここですか。平日でも行列ができていましたよ」 ホームセンターでお別れ。 「ゆっくり休んでくださいね」 お心遣い、ありがとうございます。 家まで、歩いて5分。 疲れたが… 氣分は、さわやか。 いよいよ、2012 杉渕学級スタート。 #
by sugitecyan
| 2012-04-06 23:29
| 清風
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