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全力教室

あやかぜ 6月5日


  あやかぜ  6月5日(木)

 昨日は、群馬大にいった。
 講師を頼まれたのである。
 90分の授業を2コマ。
 雰囲氣を見て、予定をがらっと変えた。
 いつものように、楽習でいく。
「楽しかったです」
 といいにきた学生もいた。
 授業後の表情を見ていると、いったかいがあったかな?

 さて、杉渕学級は…
 担任不在でどうだっただろうか。
 ・担任不在で崩れる。
 ・がんばろうとする。
 ・先生が入ると崩れる。
 まあ、こんなところだろう。

 今の段階で、指揮官がいないのは厳しい。
 指揮系統は1つでないと、子どもが混乱する。

 今日は、日直&看護当番。
 ・登校した子どもを整列させる。
 ・入室の合図を出す。
 ・校門へ。
 途中、あいさつをしながら。
 A小の子は、よくあいさつをする。
 私から声をかけるのだが、あいさつが返ってくる。
 自分からあいさつする子も多い。
 声も大きい。
 
 6年生が出発するところだった。
 ※社会科見学。
 バスの中の子どもたちに手を振る。

 校門へ。
 あいさつをする。
 「校門でのあいさつ」は、得意(笑)
 昨年度は、毎日行っていた。
 久しぶりの感覚だ。
 前の学校と違うところは、
 ・目が合う。
 ・すすであいさつする子が多い。
 ・あいさつの声が大きい。
 というところである。

 学校の実力は、あいさつでわかる。
 A小の力をどう高めていくか…
 考えながらあいさつをした。

 門を閉める。
 施錠。
 教室へ。

 教室に入る。
 ものが落ちている。
 散らかっている。
 それに氣づかない…
 
 まずは、教室をきれいにすることから。
 全員で、自分の周りをきれいにする。
 終わった子は、教室をきれいにする。
 今の段階は…
 いわれれば、動く。
 いわれれば、できる。
 いわれないと、氣づかない。
 感覚的な問題である。
 意識の問題である。

 私としては、このような時期に教室をあけたくないのだが…
 まあ、そんなことをいっても仕方がない。
 「担任不在でどのくらいできるか」
 育ちのバロメーターでもある。

 昨日の課題をどのくらいやっているか。
 一人ひとりいわせる。
 子どもたちに与えられた時間は、3時間。
 3時間に見合う内容かどうかを見る。
 
 予定を変更して、昨日の続き。
 あまり進んでいない子がいるのである。
 3日の状況は、すべてつかんでいる。
 昨日1日でどのくらいやったか、ごまかしてもすぐわかる(笑)

 まあ、不在だとこんなものだろう。
 あれている学級だと、すさまじい。
 汚れ、乱れ…
 朝、1時間くらいかけて掃除したものである。
 それにくらべれば、かわいいもの。

 ◆新聞づくり
 3つの新聞をつくっている。
 きちんとやっていれば、昨日終わっているはず。
  1 米づくり …学年共通、廊下に掲示する。
  2 フリー
 2枚目の新聞は、何を書くかは自由。
 1枚目で学んだことをどのくらいいかせるか。
 それを見る。
  ・レイアウト
  ・余白
  ・色
  ・ていねいさ
  ・その他いろいろ
 よくわかる。

 内容については、別の授業で指導中。
 今、内容を求めると空中分解する。
 今は、外見。
 人間、まずは外見だ(笑)

 ◆算数
 『四角形をつくろう』
 平行の部分を取り上げる。
 今日は、自学自習形式。
 ・教師が机間巡視して、チェック、アドバイス。
 ・子どもたちが、質問しにくる。
 
 「次の一手」をアドバイスする。
 ・「平行」になっているものを探してみよう。
 ・「平行」になっている漢字を探してみよう。
 などなど。

 作図の練習
 ・縦…エレベーター
 ・横…包丁
 平行、垂直を書く練習。
 ※まだ、分度器を持ってこない子がいる。

 教科書の問題は、解いて終わりではない。
 説いて終わりにさせる。
 必ず、説明させる。
 ポイントを書かせる。

 ◆国語
 読解力養成講座(笑)
 『だからわるい』
 この教材は、1文ずつ提示している。
 いわゆる一読総合法の変形である。
 100マス計算を→10マス計算にしたようなもの。
 一文だと、そこを見ざるを得ない。
 証拠はある。
 根拠はある。
 それをどう解釈するか。
 古畑任三郎か、杉下右京か?
 ※昨日、群馬大の講座でものまねをした。
  爆笑だった。
 「見えているものから、見えないものを見る」
 ・裏読み(裏を見る)
 ・行間を読む。
 昔から行われいることだと思うが…
 それを、もっと意識化しておこなっている。
 センスがない子も、力が弱い子も、伸ばすシステム!
 ※現在、それをつくっている。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 男の子たちを叱りつけました。 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 ※前回の続き。
 ・怒ったのではない、叱った。
 ・怒ると叱るは違う。
 「怒る」と「叱る」の違いを分析している子もいた。
 ・「何ていって叱ったんだろう」
 女の人の台詞を考えている子もいた。
 ・男の子たちは、どうして叱られたのかわかっていない。
 ・これからどうなるのか。
 などなど。
 アドバイスなしでも、かなりシャープに考えている子もいる。
 持ってきたノートを読む。
 一人の意見を広げる。
 みんなに広げるときは、一人にいう。
 大原則である。
 その子と私の会話。
 多くの子が、耳ダンボ状態で聴いている。
 「聴け」といわれたとき、子どもは聴こうとしない。
 しかし、このようにすると「聴くな」といっても聴くのである。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃「あんたたち、はずかしくないの!」 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 ・女の人は、けんかを止めないことを恥ずかしいと思っている。
 ・女の人は、猫を助けないことを恥ずかしいことだと思っている。
 ・いじめを止めないことを、恥ずかしいことだと思っている。
 ・男の子は、恥ずかしいと思っているのか。
 ・男の子は、恥ずかしいと思っていないと思う。
 ・もしかしたら、止めたかったけど止められなかったのかも?
  犬が怖かったから。
 ・それはない。
 ・犬が怖かったら、近くで見ていないと思う。
 ・女の人と男の子たちの意識はずれている。
 ・考え方が違う。
 などなど。

 このあと、一文ずつ提示。
 最後までおこなう。
 ・書く子は、大量に書くようになってきた。
 慣れたというより、「感覚的につかんだ」という感じ。
 内部感覚をつかむと、それは一生の財産になる。
 ・切り口がシャープになってきた。
 土台はできつつある。

 授業の後半は、ちょっと自習。
 新採の先生の授業を見に行く。
 途中、7~8分ほど授業をさせてもらう。
 私が授業することで、何かが変わればいい…

 結果的にいうと、激変。
 大変だといわれている子が大活躍。
 意欲、態度がすばらしかった。
 発言もシャープでよかった。

 ◆社会
 「水産業」
 『だからわるい』で学んだことをもとにして、切り込む。
 ?をつくる。
 ・問題意識
 ・視点
 を鍛える。


 給食指導を手伝いに行く。
 ちょっと指導を入れると…
 静かに整然と準備することができた。
 もちろん、怒ったり叱ったししないで。
 こちらも、激変。

 どっちが本当の姿なのだろうか?

 ◆給食
 問題あり。
 今回は、本氣で対応する。

 ◆
by sugitecyan | 2008-06-05 23:08 | あやかぜ
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