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全力教室

あやかぜ 4月16日


  あやかぜ 4月16日(水)

 第2週 3日目。

 朝の打ち合わせ。
 
 朝は、下駄箱を見てから教室へ。
 その子の状態がわかる。
 一人だけ上履き。
 遅刻である。
 その子が来るのを待つ。
「おはようございます」
 いっしょに教室へ。
 入るときに、あいさつをする。
 まだまだ、氣づかない子がいる。
「おはようございます」
「おはようございます」
 まだ、時間がある。
 配り当番の子に、配布物をわたす。
 昨日、尿を忘れた子に声をかける。
 フレッシュレモンジュース(笑)を保健室へもっていくように。
 「なんのこれ式!」「10マス計算」用紙を配る。
 全員そろったところで、授業に入る。
 今日から、ちょっとずつペースアップしていく。

 ◆くり返し学習(15)
 この15分をどう使うか。
 子どもたちが体験したことのないスピード…
 はたして、ついてこられるか。
 ★あいさつ…一人ひとりあいさつ、全員であいさつ
 今の段階では、とにかく声を出す。
 声の大きさ=やる氣である。
 元々声が小さい子がいる。
 全力を出しているうちに、だんだん声が出るようになる。

 全員のあいさつが終わった瞬間
「よーい」
「えっ」
「速すぎる」
 いろいろな声を軽くかわして、
「どん」
 何のこれ式!をスタートする。
 ユニットとユニットの間をあけると、だらける。
 すぐ次にはいるのがいい。
 そのうち、ついてこられるようになる。
 ★計算の基礎
 ・なんのこれ式!
 速い子は、1分4秒。
 すでに、1分が視野に入っている。
 すばらしいスピードである。
 全体的に、速くなっている。
 指が止まった子には、答えをいう。
 
 終わるとすぐ、10マス計算に入る。
「+0、よーい どん」
「速すぎるよ」
 の声あり。
 10秒制限なので、挽回のチャンスあり。
 文句をいった子は、3秒でフィニッシュ。
 続けて、+1、+2 テンポよくやっていく。
 終わると、10列連続。
「よーい、どん」

 ★歌
 『COSMOS』の後半部分を取り上げる。
 声出し。
「光の声が」
 何度も声を出させる。
 テンポよく。
 お題を出して。
 グループで練習。
 30秒間練習させる。
 あっという間に過ぎてしまう時間である。
 しかし、一生懸命やると6~7回は練習できる。
 何もやらずに終わってしまった班もある。
 一方、すぐ「全員で歌います」
 歌い始めた班もある。
「次は、一人ずつ」
「全員で」
 30秒をフルタイム、有効に使っている。
 班による差が大きい。
 ちょと指導。
 2回目。
 30秒間の練習。
 これを、4セットおこなう。
 最後は、だいぶできるようになった。
 2分間の練習である。
 たった2分であるが、かなり使える。
 ある班の練習は、密度が濃かった。
 ・日直が仕切る。
 ・すぐ次の指示を出す。
 ・メンバーがさっと動く。
 だから、30秒をフルタイム使うことができる。

 全体で練習。
 川(2列)ごとに歌わせる。
 窓側の川(これがほんとの、『窓がわ』)がうまい。
 声が出ている。
 ダントツである。
 廊下側もがんばる。
 厳しいのは、真ん中である。
 10分の1くらいしか声が出ない。
 声というより、意識の問題だろう。
 ※これくらいが普通。
 今の杉渕学級、進歩が早い。
 特に、昨年度にくらべると驚異的に早い。
 再び、全体で歌う。

 ここで、タイムアップ。
 スタートが遅れたので、正味13分というところか。

 ・あいさつ…一人ひとりあいさつ、全員であいさつ
 ・なんのこれ式!…3分制限 1セット
 ・10マス計算…1列ずつ、10列連続
 ・歌の練習…全体→グループ 30秒×4セット、川→全体

 ★音読
 グループ(班)ごとに練習。
 『広がる言葉』
 『うぐいす』
 『水平線』
 教科書P14
 『五月になれば』冒頭の会話文
 練習時間は1分(笑)
 どこまでできるか。
 これまた、躊躇しているとすぐ時間が過ぎてしまう。
 さっと入らないといけない。

 1分後、全体練習。
 『広がる言葉』
 今まで学んだことを使って音読するようにいう。
 声が大きくなった。
 表現しようとしている。
 「わくわく」と「どきどき」を使いわけている。
 「どんなこと」を意識している。
 ※自分に問いかけるか、友だちに問いかけるか。
 「言葉を さがしてみよう」からは、呼びかける感じが出てきた。
 今までにないこと。
 指導を入れる前の読みで。

 『うぐいす』
 透明感を出す。
 うぐいすの鳴き声を音読で表現するのである。
 地声では、ぶちこわしになる。
 ハゲタカだったらいいが(笑)
 美しい音読の声を指導するには、いい教材である。
 しかし、表現するのは難しい。
 美しい声とともに、メリハリをつける音読を指導している。
 教師のまねをさせる。

 うちゅうが 一しゅん
 しん、とする

 「うちゅう」、「一しゅん」、「しん、」、「とする」
 すべて読み方を変える。
 「うちゅう」
 宇宙の大きさを出す。
 広げる。
 「一しゅん」
 スピード感を出す。
 「しん、」
 ひそひそ話の声
 声を落とす。
 「とする」
 語尾を下げないように、腹筋で支える。

 『水平線』
 水平線をイメージさせる。
 頭の中のテレビをつける。
 映像を映し出す。
 それを見ながら読む。

 教科書 P14
 「今日のおやつはゼリーにする?」
 いろいろないい方をさせる。
 私から(今日)提示したもの
 ・電話で
 ・台所から(子どもを見ていない)
 ・となりの部屋から
 などなど。

 『五月になれば』
 「ひどいよ、そんなの。」というセリフ。
 いろいろないい方

 ◆総合&理科
 「一人一研究」
 簡単にいうと、自由研究。
 1年間を通して、自由研究をする。
 何を研究するかは、自由。
 ・ファーブルの話
 ・先輩たちの自由研究の話
 爆笑の連続。
 このへんの話はおもしろい。

 個人
 クラスで
 2本立てでいく。
 クラスで研究するのは、「たんぽぽ」。
 久しぶりに、見たこと作文に取り組もうと思っている。
 先輩たちの作文を読み聴かせる。
 ・「たんぽぽ」について、知っていることを書く。
 ・先輩たちの研究について、どう思ったか書く。
 ・自分は何を研究するか考える。

 ◆音楽
 休み時間終わりのチャイムが、45分に鳴る。
 3校時の開始時刻は、10:45である。
 移動の時間がない。
 今日は、全員が音楽室に入ったのが10:49。
 4分オーバーである。
 予鈴は鳴るのか?
 数分前に、放送で呼びかけるのか?
 どうにかしないと、移動時間がない。

 音楽の授業は4分遅れで始まったので、4分遅れで終わる。

 ◆国語
 漢字ドリルを配る。
 復習のところをやらせる(4年生の漢字)。
 多くの子が、まあまあ。
 全然書けない子はいない。
 苦手な子発見。
 ここでも、いろいろな指導を入れる。

 船が□□する。(けっこう)
 子どもたちは、「欠航」と書く。
 普通なら、これで終わりである。
 杉渕流の指導は、ここから始まる。
 同音異義語を探させるのである。
 「おかわりは、もうけっこう」
 「遠足は、雨天でもけっこう」
 「けっこういけるよ」
 「けっこうがよくない」
 などなど。
 決行、結構、血行
 大学だったら「欠講」もあるかな。
 けっこうあるな。
 さてこの「けっこう」は、どのけっこう?
 その他いろいろ、漢字楽習のヒントを出す。

 漢字パドル 1問。
 子どもたちが熱中すのが、この問題。
 簡単そうで、難しい。
 難しそうで、簡単。
 今日は、真ん中に「木」が入る問題。
  □魚
  大□
  □刀
  白□
  □工
  □馬
  □材
  植□

 読み方も多様。
 「もく」「ぼく」「き」

 ◆給食
 準備の指導をしようと思っていたら…
 保健の先生から連絡。
 具合が悪い子が、4校時保健室に行っていた。
 迎えを頼むとのこと。
 連絡する。
 ※しかし、連絡が取れなかった。
 そんなわけで、準備の様子は見られず。
 タイムもわからず。
 教室に戻ると、子どもたちはすでに食べていた。

 裏文化編。
 男の子たちが好きなものを見せる。
 あっという間に群がってくる。
「どうして持っているの?」
 コレクションを見せる。
 ものすごい視線。
 いつもこれくらい集中するといいんだけど(笑)
 この日だけは、私のコレクションを見せた。
 公にはできない(笑)

 ◆掃除
 ごちそうさまのあと、掃除。
 まだまだ、しゃべる子がいる。
 課題多し。
 
 区小研
 委員会の総会なので、欠席。
 新聞委員会の子どもたちと活動。
 終わったら、
 ・教材研究
 ・授業準備
 ・教室環境整理
 ・グッズの整理
 ・観葉植物の購入
 などなど。
by sugitecyan | 2008-04-16 20:20 | あやかぜ
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実践の記録

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