人気ブログランキング | 話題のタグを見る

全力教室

ろくせん 11月2日


  ろくせん  11月2日(金)

 週末、空が泣き出しそうな天氣である。
 以前、このような日はパワーダウンしていた。
 しかも、ガクンと。
 今日はどうだろうか。

 今日は、そういうことがなかった。
 週末、天候に影響されなくなってきた。
 元氣のいいあいさつが響く。
 どんより天氣を吹き飛ばすあいさつである。

 先週同様、のどがいかれてしまった。
 子どものあいさつがいいという証拠である。

 ただし、今後はどうかというと?である。
 ある程度のレベルには達した。
 この上を目指すとなると…私だけでは難しい。
 時間がかかる。
 前の学校で軌道に乗ってきたのが、3年目だった。
 ものごとの結果を出すには、3年かかる。

 ◆あいさつ
 ★一人ひとりあいさつ
 女子のパワーアップが、著しい。
 あと一人。
 それ以外は、かなり声を出している。
 オーラ、発散するエネルギーが違う。
 いい感じである。
 全体だと、ものすごい声量、響き。
 初めて聴く人は、驚くだろう。
 毎日聴いている私が驚くのだから。

 ◆パワーアップタイム
 学習発表会の教材を音読する。
 前回学習したことを、思い出させる。
 この「認識力」がポイントである。
 ただ練習するのでは、絶対にうまくならない。
 ある程度いくと、進歩はストップ。
 マンネリになり、その後は下降線をたどる。
 しかし、考えながら練習するとそれはなくなる。
  最初の言葉  自分に向かっていう。
  次の言葉   友だちに向かっていう。
  三番目の言葉 お客さんに向かっていう。
 このようにすると、視線が変わる。
 いい方が変わる。
 今日は、昨日よりずっとよくなった。

 できるようになると、新しいことを入力する。
  最初の言葉  内に秘めて
  次の言葉   前を向いて
  三番目の言葉 叫ぶように
 強弱をつけるのである。

 次からの台詞。
 まだ覚えている段階。
 台本を見ない子をほめる。

 今日は、「サ行」のいい方を教える。
 ポイントがある。
 これができると、発音が明瞭になる。
 台詞がクリアになる。

 歌 2曲。
 ポイントとなるところを指導。
 ・口の開け方
 ・声を広げる、声を飛ばす
 ・リズム
 ・「サ行」の発音
 1つひとつ、意識して練習させる。

 ◆教室移動
 教室移動の際、ちょっと変わったことがある。
 以前は、無造作に立つ子が多かった。
 自分の机やいすを見ようとしない
 消しゴムのかすが乗っていても…
 いすが出しっぱなしでも…
 机が曲がっていても…
 氣づかないのである。
 だから、先進隊の男子が机を整頓するのに時間がかかった。
 
 まずは、自分のところをきちんとしよう。
 できるようになったら、近くの人の机やいすを見よう
 もっとできるようになったら、全体を見よう。
 見て→行動
 男子の半分が、行動するようになった。
 残りの子は、自分のことから。
 みんなが、自分のことをきちんとしたら…
 さっと見るだけでいい。
 ちょっとなおせばいい。
 あっという間に終わる。
 個の力がアップしないと、何事もうまくいかない。

 ◆図工
 1、2校時は図工。
 途中、見にいく。
 本立てをつくっていた。
 図工の先生が指示をしているとき、作業をしている子がいた。
 全体に注意。
 作業をやめさせる。
 手を膝において聴く。
 あまりにも、初歩的な指導(笑)
 しかし、作業途中での指示は、このようになりやすい。
 頭が、作業に行ってしまうので。
 いったんストップさせる。
 構えをつくってから、指示をするといい。

 1組が、練習していたのでサプライズ入場。
 練習を見せてもらった。
 最後に発表。
 コメントする。
 子どもたちのやる氣を感じた。
 口を開ける子が増えてきた。
 目が輝いてきた。
 いい感じである。
 そのことを告げた。
 私には、本番の姿が見えている。
 それを越えることができるか?

 ◆避難訓練
 休み時間中の避難訓練。
 すぐ校庭に出たのだが…
 おしゃべりの嵐。
 ※低学年。
 子どもが育ってくると、6年生が下級生を静かにさせる。
 まだそこまではいっていない。
 6年生は…と見ると、静かにしている。
 自分は、コントロールできるようになってきた。

 ◆総合(英語)
 どのグループも、発表の練習に入っている。
 これからが、総合的な能力が問われるときである。
 プレゼンの能力が要求される。
 ・相手を見ながら
 ・相手にあわせながら
 ・瞬間的に判断し切り替える
 などなど、総合的な力が要求される。
 総合力をつける絶好の機会である。

 避難訓練のため、休み時間延長。
 授業は、いつもより5分遅れて始まった。
 私が教室に入ったとき、すでに練習を始めていた。
 すばらしい。
 第1段階をクリアしていた。
 以前は、教師がいくまで遊んでいた。
 今は、自分たちで学習を始めている。
 この違いは、大きい。

 英語の先生が、英訳したもをのテープに吹き込んできてくださった。
 1グループずつ、聴きにくる。
 先生の読みを聴く。
 私と違って、いい発音だ。
 私のは英語らしい、しかし、発音はよくない(笑)
 フランス語ならいいのだが(うそ)。
 耳から入れる。
 そして、練習する。

 ミニ発表。
 1グループずつ発表していく。
 すべてが、あらわになる。
 前回よりは、ぐんとよくなっている。
 やる氣も感じられるようになった。
 英語に対する抵抗感もとれてきた。
 これからが本番。

 次回から、次のことをさせたいと思っている。
 ★兄弟グループ
 相互評価させる。
 ・よかった点
 ・こうするともっとよくなる点
 をお互いにいう。

 相互評価が機能してくると、学級が急成長する。
 ・相手のことを考えての評価。→思いやり、認め合い
 ・切り口→ポイントを見ることができるか、手だてを示すことができるか。

 評価というのは、その人の力量がもろに出る。
 評価する人は、評価されているのである。


 ◆国語
 ・音読 学習発表会の教材
 ナレーションの部分。
 違う役の部分。
 三連の台詞を3人組でリレー。
 自分の台詞だけではなく、つなぎを意識する必要がある。

 ・一文解釈『川とノリオ』
 「すすきがまた、銀色の旗をふり、父ちゃんが戦地から帰ってきた。
  父ちゃんは小さな箱だった。」
 を取り上げる。

 ◆給食
 8分。
 ご飯配りのスピードが、他のスピードについていかない。
 このへんが課題。

 ★振り返り
 今日の自分を振り返って書く。

 ★昼練
 3分間、歌の練習(2曲)。
 もう歌詞を覚えてしまった子が多い。
 
 ◆掃除
 教室掃除は、レベルが上がってきた。
 スピードが違う。
 ていねいさが違う。
 静かさが違う。
 私が効率のいい方法を伝授(笑)
 ・見通しがもてる
 ・何をやったらいいかがわかる
 子どもたちが集中する原則である。
 「きれいになるのが氣持ちいい」と思う子が増えてきたかな?
 かなりきれいにして、10分かかっていない。

 ◆算数
 「確かめの問題」、今日は体積。
 発展問題2つ。
 ・中学入試問題
 ・秘密(笑)超発展問題
 この「発展編」が杉渕流算数の1つ。
 ・「確かめの問題」
 ・発展問題
 ・超発展問題
 これからの算数は、三部構成でおこなう。

 ◆英語劇
 中学生による英語劇。
 中学生諸君は、お昼休みに到着。
 さっそく、体育館で準備。
 『北風と太陽』の劇だった。
 途中でクイズを入れるなど、飽きさせない工夫をしていた。
 よく練習してきたことが、わかった。
 子どもたちは、最後まで集中して聴いていた。

 その後、体育館でプチ練習。
 現段階で、どのくらいできるか。
 実力チェック。
 ・音読
 ・歌
 
 まずは、全員で。
 ・声を広げる。
 ・声を飛ばす。
 前教えたことを、思い出させる。
 これを意識するだけで、違ってくる。
 これができると、「ターボボイス」となる。
 声が飛んでくるのである。

 次は、男子、女子の順に。
 全員でやると、聴くことができない。
 次は、半分で音読する、歌う。
 半分は、聴く。
 自分を客観視する。
「ああ、これくらい声が出ているんだな」
「これくらい響くんだな」
 その次は、2組男子、1組男子、2組女子、1組女子の順に。
 最後は、全員。
 結果は…
 当日のお楽しみということにしておこう(笑)
 「ターボボイス」、奇跡の歌声が生まれるというかすかな予感が…
by sugitecyan | 2007-11-02 23:01 | Rokusen(ろくせん)
<< ろくせん 11月5日 ろくせん 11月1日 >>



実践の記録

by sugitecyan
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
以前の記事
ライフログ
フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧