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全力教室

ろくせん 7月5日


  ろくせん  7月5日(木)

 ◆朝のあいさつ

 木曜日。
 いつも、パワーダウンする日である。
 しかし、今日は違っていた。
 ダウンどころか、パワーアップしている。
 どうして?
 ボランティアのKさんが、校門に立ってくださった。
 少しお話しした。
 「あいさつは呼応する」ということ。
 教師が声を出せば、子どもも声を出す。
「おはよう」といえば「おはよう」という。
「おはようございます」といえば「おはようございます」
 つまり、子どものあいさつは、教師のあいさつの反映なのである。
 鏡の原理 である。
 子ども云々ではない。
 教師のあいさつが問題なのである。
 全力を出しているか。
 この一点にかかっている。

 すぐ声が出なくなった。
 ※ふつうの声。
 あいさつの声は出る。

 ◆七夕集会
 集会委員による七夕の劇。
 おもしろかった。
 よく練習したのだろう。
 演技もよかった。

 ◆朝の会で
 「サイレント」でいくことを告げる。
 今日は、日生劇場にいく。
 劇団四季の『ユタと不思議な仲間たち』を見にいくのである。
 電車の中では、「サイレント」
 ある国では、常識である。
 モラルである。


 ◆算数

 文章題。
 子どもたちが苦手な分野である。
 何算かわからない。
 立式ができない。
 出てくる数が分数だと、こんがらがる。

 方法を教える。
 簡単な数に置き換える。
 
 ★置き換え法

 簡単な数にすると、イメージしやすい。

 4分の5メートルが2分の5キログラムの木の棒があります。
 この木の棒1メートルは、何キログラムですか。

 分数だとわかりにくい。
 簡単な整数になおす。
 (例)
 4分の5→2
 2分の5→4

 問題は、次のようになる。
 2メートルが4キログラムの木の棒があります。
 この木の棒1メートルは、何キログラムですか。

 子どもたちに聴く。
「1メートルは何キログラムですか?」
 直感的にわかる。
「2キログラム」
 「半分にする」は、生活の中でよく使う。
 2で割るということがわかる。
「そうか、わり算か」
 4÷2

 先ほどの分数に戻す。
  2→4分の5
  4→2分の5

 2分の5÷4分の5

 しかし…
 教わっても、やらない子がいる。
 水を飲むのは、その子である。
 伸びない子は、すぐやらない。

 分数の計算を忘れてしまった子がいる。
 ・教科書、ノートを見る。
 ・教師に聴く。
 ・何もしない。
 問題は、最後の子である。
 できないのに、アクションを起こさない。
 このような子には、教師から働きかける。

 できた子は、教える側に回る。
 まずは、班の仲間。
 次は、教えてほしい子。

 教えることが、一番勉強になる。
 講師をすると、受講者より講師自身が勉強になる。
 「教えると得する」
 自分の力がつく。
 自分の弱点がわかる。
 「教えると徳する」
 相手が喜ぶ。
 他の子のために行動するのはいいことだ。
 相手が喜ぶと、うれしくなる。
 人の役に立つのは、うれしいことだ。

 教え合いがはじまる。
 なごやかなムードである。

 ◆給食
 3校時終了後、すぐに給食。

 出発。
 日生劇場へ。

 
by sugitecyan | 2007-07-05 21:03 | Rokusen(ろくせん)
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