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全力教室

ろくせん 6月20日


  ろくせん  6月20日(水)

 ◆朝のあいさつ
 今日は、前理事長さんが飛び入り参加?
 いつものように、氣合を入れてあいさつする。
 無視して通り過ぎる子に
「先生があいさつしているのだから~」
 前理事長さんが声をかける。
「こういうことは、教えないと~」
 その通りである。
 しかし、私なりの考えがあり、そのようなことは一切いわない。
 予想以上に声が大きかったのだろう。
 前理事長さんは、びっくりしていた。
 しかし…
 登校時刻が終わり、ボランティアの方々が集まると…
「先生、今日どうしたの?声聞こえなかったよ」(お巡りさん)
「先生、今日休みかと思ったよ。聞こえなかったよ」
 全力を出したのだが…
 森進一状態だったので、いつものように響かなかったかもしれない。

 今日も、朝から参観者あり。
 前理事長さんも、杉渕学級参観。
 PTA会長さんも参観。
 知り合いの先生が参観。

 ◆パワーアップタイム
 学年パワーアップタイム。
 ・一人ひとりあいさつ。
 氣合が入っていなかったので、もう一度。
 ・全員であいさつ。
 ・発声練習
 ・音読
 『ひろがる言葉』
 『翼をください』 後半は歌
 『ビリーブ』   後半は歌

 約10分。
 後半は、学級のパワーアップタイム。
 ・漢字追い読み
 ・漢字超高速読み
 ・表現読み

 ◆国語
 ・一文解釈
 「ぼくは、自分からあいさつするようになった」
 ・前はあいさつしていない。
 ・だれにあいさつしていつのか。
 ・家族
 ・近所の人
 ・先生
 ・友だち
 ・ぼくは、最近自分からあいさつするようになった。
 ・「するようになった」だから、最近のこと。
 ・前ははずかしかったから、あいさつしなかった。
 ・はずかしい→勇気を持ってあいさつ と変わった。
 ・だんだん慣れてきて、あいさつするようになった。
 ・あいさつされて、自分もしようと思った。
 ・前は、あいさつされても無視していた。
 ・前、あいさつの声は小さかった。
 ・前は、下を向いてぼそっといっていた。
 ・前は、声が小さかった。
 ・前は、あいさつされても返さなかった。
 ・今は、あいさつの意味がわかった。
 ・あいさつの意味を先生に教えてもらった。
 ・あいさつの意味がわかったから、自分からするようになった。
 ・あいさつしたら気持ちよかった。
  だから、自分からしようと思うようになった。
 などなど、これ以外にもたくさんの意見が出された。

 ★解釈
 題検討
 『ぼくの世界、君の世界』について。
 書く→指名なし発言。
「世界」について
 ・頭の中で考えていること。
 ・見方・考え方。
 ・一人ひとり世界は違う。
 ・二つとして同じ世界はない。
 ・心の世界のこと
 ・行動にあらわれたこと
 ・感覚
 ・感じ方
 ・性格
 その他いろいろ

 心、頭、行動の3つに分類させる。


 ◆2校時 音楽

 ◆3校時 算数

 ★グループ学習
 グループで、学習。
 ・声を出して問題を読む(3回くらい)。
 ・大切なところに線を引く。
 ・ポイントになる言葉に線を引く。
 ・色を変える。
 ・式に単位をつける。

 昨日できが悪かった問題を、もう一度やらせる。

 上記のことをないがしろにすると、間違える。
 「わかった」と思った瞬間、思考が雑になる。
 ・慎重に
 ・ていねいに
 今、私の学級に決定的に不足していることである。
 
 いわれたことを素直にする。
 これが、「まねぶ」である。
 声をかけないとやらない子がいる。
 軽く考えているのである。

 そこで、若干説明する。
 ・声を出す。
 →口と耳を使う。口と耳で問題をとらえる。
 ・線を引く。
 →手を使う。 手で問題を認識。
 ・色を変える
 →目で、ポイントとなるところをとらえる。
 ・単位をつける。
 →目と手、読むことにより、口と耳を使う。

 Aさんは、自転車で5分間に1200メートル走ります。
 
 1 自転車の分速を求めましょう。

 昨日、できない子が3人いた。
 いずれも、上記の活動をしていない。

 1200÷5=240

 次のように書かせる

 1200m ÷ 5分=240m/分

 さらに、つけ加えて書く。
 
 1200m ÷ 5分= 240m/分
  道のり   時間   速さ
            (分速)
 ※現段階では。

 2 自転車で40分間走ると、何Km進みますか。

 できが悪かった問題である。
 9600mという答えならわかる。
 しかし…悲惨な答えが多かった…

 1はできても、ちょっと難しくなるとできない。
 つまり、本当は、1ができていないのである。

 次のようなステップを踏む。

 自転車で1分間走ると、何Km進みますか。
 すでに、答えは出ている。
 出ていても、もう一度書く。
 ・慎重さ
 ・ていねいさ
 ・素直さ
 を育てるトレーニングである。

 次は、2分間。

 自転車で2分間走ると、何Km進みますか。

 自転車で3分間走ると、何Km進みますか。
 自転車で4分間走ると、何Km進みますか。

 このように進めていくと、迷解答は出てこない。
 珍解答も出てこない。

 簡単なことをくり返す。
 (例)

  240×2=480
     ↓
  240m×2分=480m/分
     ↓
  240m×2分=480m/分
   速さ  時間  道のり
  (分速)

「えっ、やるんですか?」

 昨日間違えた子は、
「えっ、もう一度やるの?」
という資格がない。
 くり返しやることが大切。
 頭脳→身体脳で考えることができるように。

 1回では、すぐ忘れる。
 また同じミスをする。
 だから、無意識にできるようになるまでくり返す。
 これが必要である。

 このあと、教科書の問題をグループで解く。

 算数の時間、驚くべき事が起こった。
 全員がびっくりした。
 それは…

 
 ◆社会

 ・歌と音読
 社会をはじめる前に、歌と音読(それぞれ1つずつ)を披露する。
 都合により1校時来られなかった方がいたからである。

 ★「貴族のくらしと武士のくらしをくらべる」
 2回目。
 これも、1回で終わると意味がない。
 何度もくり返すと、少しずつわかってくる。
 見つけたら教師に見せにくるようにいう。
 持ってくる子、こない子に、はっきりわかれる。
 こない子のほとんどは、いまいち。
 くれば、アドバイスがもらえる。
 次書くときは、ちょっと違うのである。
 こないと、同レベルのことを書く。
 新しい発見もない。

 今日は、3つのことを教える。

 1 頭脳→身体脳
 ひたすら、見つける。
 量を見つける。
 「100見つけよう」と声をかけている。
 ランダムに100。
 100となると半端ではない。
 量をこなしていると、感覚が身についてくる。

 2 関連
 たとえば、服装に着目したとする。
 服装に関係あることを、つなげて書いていくのである。

 3 メタ
 ここでつかう「メタ」とは「高次」の意味。
 ※他にもあるけれど。
 一歩突っ込んで考えるということ。
 (例)
 ・堀がある。
  
 メタ
 ・堀がある。
  外的を防ぐために、屋敷の周りに堀がある。

 3つのアプローチを教える。
 自分は、どのアプローチをするか。
 考えながら書かせる。
 これも、「メタ」である。

 それにしても、暑い…
 教室内の温度は、軽く30度をこえている。
by sugitecyan | 2007-06-20 21:23 | Rokusen(ろくせん)
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