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全力教室

こくせん 3月12日


  こくせん  3月12日(月)

 ◆朝会
 「あいさつ」の指導が続いている。
 継続的な指導は、とても大切だ。
 子どもたちも、少しずつ意識するようになってきている。
 今日は、先週と違った。
 だれが見られなかった。
 最初から、いい声を出している。
 課題は、声をそろえること。
 つまり、息をそろえることである。
 そろわないと、声は大きくならない。
 島の130人のあいさつは、圧倒的な声量だった。
 声がそろうと、人数が少なくても声が飛ぶ。
 
 一人ひとりのやる氣もかかわってくる。
 一人ひとりが全力を出すかどうか。


 ◆5年2組

 授業も残り少なくなってきた。
 5年生は、6年生に向けてのオリエンテーション。
 明確な意識を持って進級させたい。

 今日は、「あいさつ」から入る。
 「お願いします」のあいさつである。
 どのくらいできるようになったか。

 男子から、一人ひとり順番にいわせる。
 思ったより多くの子が合格。
 基準は、「全力を出したか」 どうかである。

 不合格の子は、再チャレンジさせる。
 2回目で男子全員が合格した。

 問題は、女子である。
 女子の場合、雰囲氣に左右される。
 まわりが全力を出せば、力を出す。
 そうでない場合は、力を出さない。
 環境に左右されるのである。

 トップバッターの子は、声を出さなかった。
「全力を出しましたか?」
 当人は、「出した」という。
 いやいや、この子の力はこんなものではない。
 体から、エネルギーが出ていない。
 氣を感じない。

 二番手からは、声を出した。
 今までになかったことである。
 エネルギーが出てきた子は、何度もやらせる。
 今がチャンスなのだ。

 こうなると、プレッシャーがかかる。
「みんな、声を出している」
「どうしよう」
「私も出そうか」
 子どもの意識が感じられる。

 今日は、開き直って声を出す子が多かった。
 いいことである。
 この場合の開き直りとは、自分の壁を壊すことである。
 自己変革への大きな一歩である。
 最後の子は、いつも出さない子である。
「出します」
 きっとわたしをにらみつけた。
「こわーっ」(爆笑)
「お願いします」
 すばらしい声だった。
「これから、逆らわないようにしよう」(爆笑)

 全員で、「お願いします」
 
 最初とは、比べものにならない声だった。
 6年生への第一歩を大きく踏み出した子どもたちに拍手!

 ★漢字画数づくし
 ・画数チャンピオンシップ
   自分の名前(氏名)の画数を数える。
   一番多い子が、チャンピオン。
   一番少ない子が、チャンピオン。
 ・覚えておくと得する漢字!
   1年生で、一番画数が少ない漢字。多い漢字。
   1~6年生まで調べる。
 ・30画!
   1  3画×10字
   2  5画×6
   3  6画×5
   4 10画×3
   5 15画×2
   6 30画×1
 ・ピッタリ100!
  班学習。
  一人ずつ漢字をいっていく。
  合計100画になるようにする。
  オーバーしたら負けである。
  ブラックジャックのようなもの。
  今日は、そのままやらせる。
  できるようになったら、カードを使う。
  見せないようにするのである。


  ★音読  『わたしと小鳥とすずと』
 時間の関係で、題名読みだけ。
 今日は、「いける」という感じがした。
 1回目は、地声。
「音読の声で」
 この指示だけで、2回目はぐんとよくなった。
 ・腹筋を使う。
 ・声を持ち上げる。
 ・響かせる。
 ことを指導する。

 3回目は、次元が違う音読だった。
 今後の可能性を示す音読だった。


 ◆1年2組

 1年生は、学年練習。
 入学式のアトラクションの練習である。
 ※「1年生歓迎の歌と言葉」
 内容は、てんこ盛りと(笑)
 こんなにやらなくてもいいのに…と思うくらいサービスしている。
 音読あり、歌あり、合奏あり。
 踊りあり、縄飛びあり。
 いやはや、すごい。

 最初は、並ぶのに時間がかかった。
 どうなることかと思ったら…
 思ったよりいい。
 練習に入ると集中してやっている。
 休みあけにしては、すばらしい。

 通しを見てから、指導に入る。
 
 ◆合奏『よろこびのうた』、『みんなともだち』
 鍵盤ハーモニカの指導。
 息の入れ方を教える。
 子どもたちは、無造作に息を入れている。
 だから、音がいまいち。
 「よろこびのうた」とう感じがしない。
 音の終わりが雑になる点も修正。
 だいぶ音が軽くなった。
 ちょっと意識して、ていねいに吹くようになった。

 ◆音読 『荒川土手探検隊』
 声は、まあまあそろっていた。
 音読の声になっている。
 ・語尾が下がる。
 ・言葉がはっきりしない。
 これらの点を修正。

 踊りと縄飛びは、指導を省略。
 時間がない。

 ◆音読 『にほんごであそぼ』
 題名の読み方を修正。
 エネルギーを前に出すように。

 指揮者が必要。
 ここだけでなく全体的に。

 ◆音読 『春のうた』
 ちょっと調整。
 これは授業でやっている分、すぐよくなる。
 かなりよい。
 いい方、響き、視線、表情などをワンポイント指導する。

 『がまのあぶら』の指導は省略。

 ◆歌 『うたってあそぼ』
 きれいな声を出している。
 響き、表情などを指導する。

 後半、さすがに集中が切れた子もいたが…
 全体的には、すばらしかった。
 休みあけで、よくここまでがんばった。


 ◆理事会
by sugitecyan | 2007-03-12 22:57 | こくせん
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