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全力教室

せいふう 4月13日


  せいふう 4月13日(金)

 慌ただしい日々が続いている。
 新鮮さは、大きな刺激。
 反面、戸惑うことばかり。
 慣れることが必要。
 
 朝、遠回りして学区域巡りをしている。
 詳し住所が出ていないので、よくわからない。
 このへんも、区部にくらべてアバウト。

 昨日は、ある会合。
 授業の映像を持って行く。
 みなさん、驚いていた。
 3日目、4日目の映像である。
 同じ日でも、短時間に変容していく子どもたち。
 成長が早い。
 
 K先生が、次のように書いている。

 できないのではなく知らないのだということです。
 知らないので選択することもできません。

 同感である。
 「教えてほしい」という顔をしている。

 基礎がないだけに指導すべきことが山ほどありますが、
乾いたスポンジのように吸収していきます。
すごいです

 これまた、同感。
 成長が早い。

 「できない」のではない。
 「知らない」のだ。

 「考える」のではく、
 もっと「教えてほしい」のだ。

 多くの教師は、このことに氣づいていない。
 さすが、K先生。
 慧眼である。

 
 
 ◆1年生を迎える会
 朝、くす玉のセッティングをする。

 ひもを引っ張られないように、その場にいる。
 子どもたちは、自分たちで行動。
 きちんと並んで、体育館に入ってきた。
 よし。

 会が始まる。
 いきなり、くす玉。
 1年生代表、5年生代表が、ひもを引っ張る。
 成功。
「にゅうがくおめでとう」

 子どもたちの態度をみる。
 ・拍手をするか。
 ・相手をきちんとみているか。
 などなど。

 よーくわかる。
 進級の緊張がうすれ、地が出てきている。
 なるほど。
 校歌は、地声。
 前日、音楽の先生と話し合った。
 「歌う声」で歌わせたい。
 思いが実現するには、時間がかかる。
 
 教室に戻る。
 今日は、学力調査の日である。

 集会が延びた。

 ◆学力調査
 やりかたは、あまり変わらない。
 受験番号シールを貼るところは、違う。

 きちんと説明したのだが、解答用紙に記入していない子が4人(笑)
 個別に説明する。
 進みが遅い。
 鍛えがいがある。

 回収。
 番号を間違えた子が2人。
「●●くん」
「はい」
「27番」
 このように一人ずつ、言ったのだが…
 どうして間違えたのか?
 いずれも、男子。
 「聴く力」を鍛えよう。

 アンケート。
 なんと、138項目ある…
 ちょっと多すぎるのではないかな。
 サービス過剰…

 ようやく、学力調査終了。
 
 休み時間をとる(20分)。

 ◆表現読み
 『トゥーチカと飴』の会話文を取り上げる。
 ペアで学習。
 ・トゥーチカ役
 ・母親役
 相手がせりふを言っているときどうするか。
 「リアクション」

 ◆歌
 『翼をください』
 昨日、早くもブレイクしたのが歌。
 今日は、一人ずつ歌わせてみる。
 素質のある子が多い。
 1年後が楽しみ。

 ◆給食
 いつもと、違う配り方を試してみる。
 要領がよくないので、早くできなかった。

 ◆掃除
 食べ終わらない子がいたので、さっとスタートできず。
 食べやすい献立なのだが…
 その子の状態がよくないのだろう。

 教室をきれいにする。
 まだ、基本的ナ汚れがとれていない。
 もう少し、時間が必要。
 教室は…サボる子はいない。
 私は黙働。

 ◆算数
 ★10マス計算
 軌道に乗ってきている。
 学力調査のときと、顔が違う。
 難しいことより、簡単なことから。
 まずは、「絶対的な基礎」をつくること。
 ・たし算
 ・ひき算
 ・かけ算
 いろいろなパターンで行う。

 ★10マス計算リレー
 3班がいい。
 協力→強力になっている。
 ある班は、2つのトラブル。
 一人が泣いてしまう。
 失格!
「その子を責めて、よくなるんですか?」
 大切なことを教える。
 チームメイトを責めても、意味がない。
 自分がカバーする。
 チームとは、助け合うもの。

 ◆班学の導入
 班学を導入する。
 先輩たちの映像を見せる。
 わけがわからん(笑)
 説明する。
 今までやったユニットをつなげる。

 1 あいさつ
 2 返事
 3 表現読み 『はじめて小鳥がとんだとき』
 4 表現読み 『トゥーチカと飴』 会話文
 5 歌 『翼をください』 「この大空に~」

 1回目。
 あまり声が出ていない。
 声を出すようにいう。
 2回目、すでに形になっている。
 すばらしい。

 ◆漢字ドリル
 漢字ドリルを配る。
 「漢字歌」を6つ取り上げる。
 ★復唱読み
 一人が、読む→班全員で読む。
 このくり返し。
 声を出すようにいう。

 これまた、形になっている。
 進歩が早い。


 教室掃除。
 家庭訪問の計画
 時間割
 などなど。

 学力調査、なんのためにやるのだろう…
 調査しなくても、わかっているのだが…
 今回、子どもたちの弱点がはっきりわかった。
 1年後は、がらっと変わる予定。

 1週間終了。
 慣れない。
 いつもより全力。
 などで、ばてばて。
 疲れた…
 しかし、その分、子どもは伸びている。
 急成長している。

 班学は、初日から形になっている。
 しゃべる、やらない…
 こういうことが、ない。
 無駄がないのである。
 はじめから、5連続ユニットの班学ができた。

 復唱読みの導入。
 声を出す+漢字

 私を見る目が、変わってきたのがわかる。

 
by sugitecyan | 2012-04-13 23:33 | 清風
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