読み深めの授業。
今日は、母親の心理を取り上げる。
「ある日、母はこんなふうに言うのだった。」
母親は、前からいっていたのか。
この日、急にいったのか。
「『おまえが、おとうの死んだ瀬にもぐると、いつ言いだすかと思うと、
わたしはおそろしくて夜もねむれないよ。おまえの心の中が見えるよ
うで。』」
お母さんは何を心配しているのか。
・父親が死んだところに太一が潜ること。
・クエと対決すること
・深くて潮の流れが速いから。
お母さんは、他のところに潜るのだったら心配しないのか。
太一以外だったら、心配しないのか。
潜ることが心配なのか。
クエと戦い死ぬことが心配なのか
などなど、つっこんでいく。
母親はどのくらい心配しているのか。
母親は、いつから心配しているのか。
太一が子どものころ
↓
父親が死んだとき
↓
与吉じいさの弟子になったとき
↓
一人前になったとき
↓
最近
「あらしさえもはね返す屈強な若者になっていた」
「そのたくましい背中に」
「母の悲しみさえも背負おうとしていた」など
昔の太一と今の太一をくらべよう。
「母が毎日見ている海」とは、どんな海か?
このような感じで授業を進めていく。