あやせん 4月8日あやせん 4月8日(金) ◆あいさつリレー そろそろ、始動。 「あいさつリレー」形はできているが… 質は、まだまだ。 「伸びしろ」がたーくさんある。 子どもたちは、単に声を出しているだけ。 明確な意識はない。 「声の出」は、意識に左右される。 意識が高いと、目が違ってくる。 目を見開いている子は、少ない。 下を見ている子が多い。 声を当てるという意識もない。 誰に向かってあいさつしているのか。 これも、意識していない。 当たり前だ。 まだ、3日目なのだから。 そろそろ、指導。 「声を当てる」ことを教える。 挑戦したい子は、教室後ろに並ぶ。 黒板に声を当てる。 「おはようございます」 見るところ…まだ、声が当たっていない。 当たったかどうか、感覚的にわかる。 黒板の前にこさせる。 1メートルくらいの距離で、声を当てる。 これなら、当たる。 感覚をつかんだところで、教室の真ん中に移動。 ここから、声を当ててみる。 よし。 当たっている。 教室後ろに。 少し当たるようになった。 まだまだ、弱い。 次は、挑戦しなかった子。 前→真ん中→後ろ 声を当ててみる。 再び、あいさつリレー。 別人のように声が出てきた。 3日目のレベルではない。 ある程度の素地がある。 聴く耳ができている。 前担任からの贈り物である。 その基盤を強固にし、発展させるのが私の役目。 ◆あいさつリレー 2 班であいさつリレーをする。 「班学」の一つである。 やり方を教える。 「おはようございます」(一人ずつ) 「おはようございます」 「おはようございます」 「おはようございます」 「おはようございます」 「おはようございます」 「1班」 「おはようございます」(班全員) 練習させる。 わかれば、できる。 1班から発表。 次の班は、立って待っている。 「班ごとのあいさつリレー」がはじまる。 まあまあかな。 全体でやるより、かなり短い。 10秒かからない。 集中力が持続する。 ◆返事 あいさつにくらべると、10倍難しい。 「杉渕くん」 「はい、●●さん」 「はい」と「●●さん」を分離することができるか。 普通、続いてしまう。 出席調べで、陥りやすいパターンである。 「杉渕さん」 「はい、元氣です」 これが「ハイゲンキ」になってしまう。 新発売の飲料か(笑) 「はい」は、呼ばれた人の目を見る。 お互い目を合わせ会話をする。 「声のバトンをわたすよ」 「確かに、バトンを受け取ったよ」 それから、呼ぶ人を見る。 目を合わせてから、「●●さん」と名前を呼ぶ。 エネルギーを乗せて。 返事は高度。 昨年度の子どもたち。 一定レベルに達するまでに、半年以上かかっている。 前提がある今回の学級。 どのくらいの期間で、レベルに達するか? 楽しみである。 返事になると、ガクンと落ちる。 実力差が出るのは、返事。 指導を入れたが、すぐよくならない。 頭でわかっても、体が動かない。 50代でなくても、動かない(笑) ◆なんこれ! 「なんこれ!」の2回目。 子どもたちは、3年生の時にやっている。 なじみはあるが… 速くはできない。 さっと出てこないところがあるのだ。 たとえば、「27」「28」 ある子は、「28」でフリーズしてしまう。 4×7は、さっと答えを出せても…逆は難しいのだ。 速くなるためには、分析することが必要。 ・さっと出てくるところ ・出てこないところ に分類する。 「出てこないところ」を練習すればよい。 できない子は、分析しない。 なにもしないでいて、「できない」ということが多い。 ◆発育測定 1校時後半は、発育測定。 昨日指導したことが活きるか? ★着替え 「1分で着替える」ことを伝える。 最近の子は、スロー。 1分でできる子は、少ない。 2分かかってしまう。 今回は、最初から「1分」。 前提があるので、やや厳しくする。 ★整列 黙って並ぶことができるか。 教室後ろに整列。 しゃべる子がいる。 ★廊下歩行 歩き方を教える。 足音を立てないようにする。 おしゃべりをしない。 ★階段歩行 階段で音を出さないのは、かなり高度。 ★靴そろえ 保健室前で、きれいに靴をそろえる。 ★入室 あいさつをする。 ★態度 聴く態度。 あいさつ。 待っているときの態度。 立派だった。 全体的に、すばらしい。 3日目のレベルではない。 ◆音読 『やい、とかげ』 冒頭部分を読む。 いまいち。 今日は、指導は入れない。 メインは、発言。 冒頭部分を読み、自分の考えを発言する。 指名なし発言である。 いろいろな意見が出て、おもしろかった。 半数近くの子が、積極的に発言する。 ところどころ、私が突っ込む。 ところどころ、確認しみんなに広げる。 ・自転車は古いのか、新しいのか。 ・鍵をかけ忘れたのは今日だけか、いつもかけないのか。 ・店には駐輪場がないのか。 ・「なくした」ではなく「取られた」のではないのか。 などなど。 その後、書かせる。 昨年度は、重視しなかった「書く」活動。 今年度は、最初から「書く」を重視する。 ◆20分休み 机、いすそろっていない。 「終わり」の意識は、うすい。 当たり前。 ◆前期の目標 学年共通掲示。 前期の目標を書く。 一人だけ、 「『ない』と書いていいですか」 指導を入れる。 活きている限り、「ない」はない。 ・思いつかない。 なら、話はわかる ◆指名なし発言&書く ・発見する。 ・発言する。 ・書く。 ★理科 『春を探そう』 ・いつからいつまでが春。 ・何を見ると、春になったと思うか。 ・学校の春。 ・お店の春。 ★社会 『安全を守る仕事』 ・安全を守っているのは誰か。 ・教室の安全、学校の安全 ・家の中の安全 ・家から学校までの安全 ◆給食 大枠は、杉渕学級のシステムで。 ある部分は、子どもたちに任せる。 準備は、よくできている。 しゃべる子が少ない。 会食時に、「ぱくぱくタイム」がある。 黙って食べる時間である。 ずっとしゃべってる子がいる。 定刻に食べ終わらない。 A小にきてから、給食には苦戦している。 以前当たり前だったことが… 当たり前ではない。 さて、これからどうなるか。 かたづけ。 ★ゴミ→御美へ みかんの皮を太陽にして返す。 皮を破いてしまう子がいる。 牛乳パックをきちんと折る。 多くの子は、折れない。 食器… まだまだ。 これから、これから。 ◆掃除 今日は、教室掃除のみ。 掃除をしながら、子どもの様子を見る。 以前の学級のように… 意識的にサボる子はいない。 何かしらの仕事をしている。 なるほど。 ◆帰り ・諸連絡 ・書類配り ・「さようなら」
by sugitecyan
| 2011-04-08 19:37
| あやせん
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