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全力教室

あやせん 10月5日


  あやせん 10月5日(火)

 前期最終週2日目。
 2日目は、がらっと変わる子どもたち。
 今朝の天氣のように、さわやかに進むことができるか…

 雨のため、ずっとできなかった長なわ朝会。
 今日は大丈夫だろう。

 4:00前に起きる。
 早速仕事にかかる。
 仕事は山のようにある。
 目の前の仕事から着手する。

 車中で教材研究&読書。

 学校到着。
 教材研究。

 ◆あいさつの指導
 看護当番。
 今日は、整列係。
 長なわの取り組みがあるので、チャイム前に入室させる。
 最近あいさつがよくない。
 今日は、止めてあいさつさせる。
 声を出さない子には、指導を入れる。
 「出ない」のではない。
 「出さない」のである。
 「出さなくてもいい」と思っている。
 その思いが顔に出ている。
 以前とは、目が違う。

 ある中学の話。
 転勤してきた生活指導主任が、荒れた学校を立て直した。
 毎日、校門に立ちあいさつを続けた。
 だんだん、生徒もあいさつするようになった。
 職員も、あいさつするようになった。
 その人が転勤。
「あいさつは、心でするものだ。形じゃない」
 という意見あり。
 その意見に流され、あいさつの取り組みをやめた。
 1年後…
 その中学は、再び荒れてしまった。

 「大きな声を出してあいさつする」
 大切さをわかっていない人は多い。
 根本的な問題である。
 
 子どもたちを止めて、あいさつをする。
 私からあいさつ。
 または、同時にあいさつ。
 声を出さない場合は、やり直しをさせる。
 厳しく行く。

 子どもたちは、声を出す。
 出るではないか。
 なぜ、全力を出さないのか。
 全力を出さなくても許される世界。
 わからない…

 自分の学級の子、4年生は声を出す子が多かった。
 周りに刺激を与えていた。

 たかが、あいさつ。
 されど、あいさつ。

 主任の先生、当番の子はがんばっている。
 それが報われないのが悲しい。


◆長なわ朝会
 久しぶりの長なわ朝会。
 リセットされてしまうか、熟成するか。
 「期間」がプラスに作用することがある。
 「期間」がマイナスに作用することになる。
 朝の練習を見ると…
 プラスに作用している。
 以前にくらべ、スムーズになってきた。
 くだらないミスが、少なくなってきている。
 少しだけアドバイスをする。
 できていない点を修正する。
 個人的にアドバイスする。
 ・後ろ足をもっと上げる。
 ・入る角度→まわし手にさわるように
 ・抜け方→まわし手のわきを、前方に駆け抜ける。
 跳ぶ順番を入れ替える。

 結果は…
  男子…212回
  女子…190回
 最高記録が出た。
 「最低ライン」の360(180×)を一氣に越えた。
 私は、ほとんど男子を見ていた。
 かなり、引っかかった。
 特定の子が、何度も引っかかる。
 10回近く、引っかかった。
 それ以外は、かなりスムーズ。
 流れがよくなっている。
 引っかかる回数が減れば、250回は楽に行くだろう。
 女子も、自己新。
 30回以上記録を伸ばした。
 男女とも盛り上がった。

 「できない」ということは、伸び率がすごいということだ(笑)
 
 男子は、もっと速く回しても大丈夫。
 女子も、まだまだ上達する。
 次は、450回が目標か?


 ◆音楽
 予定変更で、音楽なし。
 私が勘違いしていた。
 教室に戻る。
 ・長なわ朝会→教室へ。
 ・教室→さっと廊下に並ぶ。
 ・音楽室へ行く。
 いい練習になった。

 ◆あいさつリレー
 昨日とは別人。
 2日続けて参観したら…
 すごくおもしろい。
「えっ、1日でこんなに違うの」
 驚愕する。
 それくらい違う。
 私が驚くのだから。

 ◆班学

 ◆ひと班学
 ・あいさつ
 ・返事
 声が出ている。
 機能とは、別人…
 人間こうも違うものか…


 ◆絶対的な基礎
 
 ★なんのこれ式!(なんこれ!)
 今日は、やり方を変える。
 「刺激」を与える。
 表裏の連続をやらせる。
 「裏表連続 3分」。
 いつもは、
 ・分割
 ・通し
 ときどき、通し2セット。
 今回は、「ダブル」
 表が終わったら「はい」と返事をする。
 すぐ裏に入る。

 おもしろかった。
 人は、常に刺激を求める。
 同じことをしていると…マンネリ化する。
 刺激がなくなり、モチベーションが下がる。
 新しい刺激を与えると…
 モチベーションが上がる。
「裏表連続」は、初の試みである。
 子どもたちは、燃えた。
 「表だけ 1分30秒制限」より、熱がある。
 やる氣が違う。
 新記録続出。

 ★10マス計算
 新しい刺激を与える。
 杉渕学級伝統の「5秒制限」。
 いつもの半分。
 かなり強い負荷である。
 しかし…昨日、先輩たちの映像を見ている。
「実現可能」なことがわかった。
 手の動き、流れ、スピードを目の当たりにした。
 見ているのは、強い。
 はたして…
 予想以上に燃えていた。
 いつもより、オーラが出ている。
 ●10マスかけ算
 速い!
 いつもより速い。
 10秒制限では、絶対にえられない感じである。
 多くの子が、全段5秒を切った。

 ●10マスたし算
 前半は、「5秒制限」。
 後半は、制限時間を変える。
 ・3秒制限
 ・3秒制限
 ・2秒制限
 ・2秒制限
 ・5秒制限

 制限時間を変えると…おもしろい。
 実際にやった人しかわからない。
 キーワードは、「変化」。

 ●10マスたし算 2
 10マスたし算の2回目。
 今度は、10秒制限でやらせる。
 「5秒制限」→「10秒制限」に戻す。
 ただし、「5秒制限」の意識で取り組む。
 高度認識養成プログラム。
 子どもたちは、大笑い。
「長く感じる」
「(10秒が)長い」
 5秒制限→10秒制限になると…
 10秒が、やたら長く感じる。
 普通の時間感覚ではなくなる。

 時間には、2種類ある。
 ・物理的な時間
 ・精神的な時間

 精神的な時間
 ・長く感じる。
 ・短く感じる。

 この「精神的時間」を取り上げる。
 ・長く感じる。
「10秒は長い」ゆとりがある。
 と感じる。
 実力がないと、絶対に感じられない。
「えっ、もう授業が終わったの」
 楽しいとき、集中しているときは、短く感じる。
 「長く感じる」+「短く感じる」
 これらが合わさって「時間感覚」という。
 ※杉渕学級における「時間感覚」。

 ●あまりのあるわり算
 「プリント 2」を行う。
 「3」にくらべると、断然速い。
 なるほど。
 今日は、チェックのため「2」をやらせた。
 当分は、「3」に取り組ませる。
 ある程度慣れると…そのプリントは速くできるようになる。
 →違うプリントに変える。
 →遅い。
 →速くできるようになる。
 →次のプリントに入る。
 このようにしていくと、
 あるとき変化がある。
 初見のプリントでも、さっとできるようになるのである。
 「回路ができる」と、初見でも速い。
 まだまだ、回路はできていない。
 
 ●漢字100問テスト
 子どもによって、課題が違う。
 まだできていない子は、5分でできる数を増やす。
 違うプリントをする。
 100できた子は、ていねいに書く。
 などなど。
 意識して練習している。
 当然のことだが、大切なことである。
 すべてを意識して学習しているかどうか。
 1年たつと、大差がつく。
 ちょっとしたことが積み重なると、大きな差になる。
 ある番組で、「微差」を取り上げていた。
 「微差」は「美差」であるという。
 なるほど。
 ほんのちょっとの違いで、美しくなる。よくなる。
 最初から、「大差」を願うから、失敗する。
 すぐに、できるわけがない。
 教育は、「微差」の追究なのだ。
 だれでもできるが、だれもはできない。
「えっ、そんなこと」
 人は、「小さいこと」を軽視する傾向がある。
 伸びる人は、「小さいこと」を大切にする。

 以前より、できるようになってきている。


 ◆英語
 『おおきなかぶ』英語版の2回目。
 CDに合わせて練習。
 くり返しが多い教材。
 ひとつ表現を覚えると、他に使える。
 「波及」を教える。
 全部覚えようとすると…
 お腹がいっぱいになる。
 いくつかの表現を覚えると、応用がきく。
 そのことを、教材を通して教える。
 その教材を授業することで伝えていく。
 CDがあると便利。
 下手くそな発音を聞かせると、「なまりある英語」になる。
 助かる。
 フランス語なら得意なのだが(うそ)。

 台詞だけを取り上げる。
 ・おばあさん
 ・孫娘
 ・犬
 ・猫
 ・ねずみ
 共通する言葉が出てくる。
 感情表現の練習にもよい。

 ★圧倒声音読
 『いろいろな詩』
 教室中に響き渡る声で読む。

 ★表現読み
 『いろいろな詩』
 きれいな声で読むことができた。

 同じ教材を、読みわける。
 実におもしろい。
 これは、聴かないとわからない。
 聴きたい方は、見に来てくださいね。

 『雨ニモマケズ』を忘れてしまった…

 ★表現読み 2
 『ぞろぞろ』の会話文。
 状況を考えて、音読する。
 
 ★発言
 『ぞろぞろ』
 ・おじいさんの台詞で氣づいたこと。
 ・おばあさんの台詞で氣づいたこと。
 それぞれ、「全員発言」。

 その後、表現読み。

 ◆社会
 教科書のある箇所を取り上げる。
 ※写真、文章など。
 「5分間の話し合い」×3セット
 ・発言の仕方
 を教える。
 ここから先は、有料(笑)

 ◆算数
 ★『垂直と平行』
 できがよくないと思ったら…
 まだ、きちんと教えていなかったらしい(笑)
 教科書「プラス」の教材である。
 今日は、教科書の問題を解かせる。
 三角定規の使い方を教える。

 ★どん難問だい!
 後半は、難問。
 『分数と小数』の問題である。
 かなり難しい。
 学年レベルをこえている。

 よく言われたのが…
「1年生なのに、辞書を使わせている」
「3年生からでしょう」
「学年以上のことをしている」

「6年生なのに、辞書を使えないのはどうしてですか」
「5年生なのに、九九ができないのはどうしてですか」
 できないことは問題にされない。
 不思議である。
 先取りすると、いろいろ言われる。
 できなくても、言われない。
 おかしな世界である。

 前にも書いたが…
 知り合いの中学数学教師の言葉。
「九九だけは、覚えさせてください」
 冗談ではない。
 それくらいひどいということだ。

 話を元に戻す。
 難問に挑戦することにより、力が伸びる。
 育ってくると、難問に尻込みせず挑戦する。

 わからない子は、訊きにくる。
 私が、やり方を教える。
 次は、その子が他の子を教える。
 その子は、10人以上に教えていた。
 これも、システムのひとつ。
 
 もちろん、教え合いもある。
 班の中で教え合う。
 できた子が、教えに行く。
 いろいろある。

 ◆給食&掃除
 今日は、準備に時間がかかった。
 10分をこえてしまった。
 知らないうちに遅くなる。
 遅いという自覚がない状態である。

 会食もいまいちだった。。
 あと10分、あと5分コールをする。

 食べ終わった子は、「ごちそうま」をし少人数教室へ。
 私は、先に行き掃除をはじめていた。
 それにしても…
 きたない。
 消しゴムのカス、えんぴつの削りカスが散乱。
 もっときれいに使えないのだろうか?

 少人数教室をきれいにする。
 3階だいたい終わり。
 2階へ。
 だいたい終わり。
 子どもたちに任せて、教室へ。
 1:00近くなのだが…
 まだ、片づいていない。
 いつもはきれいなのだが…
 きたない。
 牛乳パックは、きちんと並んでいない。
 ありえないことである。
 一部の子が、かたまってしゃべっている。
 給食かたづけと掃除は、チームとして行う。
 個人がいくらがんばっても、機能しない。
 ・一部の子の全力
 ・チームとしては、×××。
 配膳題のところについている子がいない。
 ふだんは、考えられないことである。
 
 仕事をやめさせる。
 戻ってきた子どもたちと、教室掃除をする。
 杉渕学級では、やる氣のない子には掃除をさせない。
 掃除は義務ではなく、権利である。
 やりたくない子は、やらなくてよい。
 やる氣がない子が入ると迷惑。

 戻ってきた子といっしょに掃除。
 5分で終わらせる。

 ◆休み時間
 看護当番。
 校庭に立つ。
 まだ、外にいる子は少ない。
 だんだん、外遊びの子が増えてくる。
 長なわ、ドロケイをしている子が多い。

 ◆読書タイム
 先ほどの子どもたちに話をする。

 ◆掃除2
 先ほど掃除をさせてもらえなかった子どもたちが、掃除。
 次の段階のことを教える。
 「細かな部分」の掃除である。

 ◆総合
 ★英語 2
 『おおきなかぶ』の英語版。
 CDを聴いて、読む練習。
 まだ、覚えていない。
 発音が難しい…
 自信がないので、こえがちいさくなる。
 私が指導すると、「日本語英語」になってしまう。
 まあ、仕方がないか。

 ★百人一首
 ・一人百人一首
 札を置く位置を考えさせる。
 二段にするか四段にするか?
 得意札をどこに置くか。
 苦手札をどこに置くか。
 配置を考える。
 ・何かの配置
 ・人の配置
 などにつながる重要事項。

 ピンク札も、取るのが速くなってきた。

 ・リーグ戦
 ピンク札2回戦、青札1回戦行う。

 ★歌
 歌は…いまいち。
 まだ、どうのこうの言う段階ではない。
by sugitecyan | 2010-10-05 19:19 | あやせん
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実践の記録

by sugitecyan
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