人気ブログランキング | 話題のタグを見る

全力教室

あやかぜ 2月4日


  あやかぜ 2月4日(木)

 立春。
 暦の上では、春である。
 しかし…寒さは厳しい。
 今までで一番寒いかもしれない。

 畑、木々、みんな、白白白。
 パウダーシュガーの化粧をしている。
 昨夜、雨が降ったのだろう。
 それが、凍り付いたのだろう。
 一面、白白白。
 そこは、氷点下の世界だった。

 ◆校門でのあいさつ
 校門には、ネットがかかっている。
 ボール飛び出し防止ネットである。
 それが動かない。
 思いっきり引っ張っても動かない。
 鉄棒にも、ジャングルジムにも…つららがある。
 ネットのワイヤーも同様。
 凍り付いている。
 しかたがないので、手動で開ける。
 こんなことは、はじめてである。

 あいさつ開始。
 寒さを吹き飛ばすあいさつ。
 マイナスの世界をプラスに変える。
 熱いあいさつ。

 今日はよくなかった。
 雑な子が増えている。
 門のところで、きちんと止まらない。
 おざなりになっている。
 雰囲氣が伝染する。
 状況的には、C状態。
 しかし、三分の二以上はきちんと止まる。
 ぴたっと止まってあいさつする。
 前が使えていれば、待っている。
 きちんとした子が多いので、C状態がえらく目立つ。
 あいさつせず、通り過ぎようとした1年生を止める。
 あいさつさせる。
 私は、本当は厳しいのだ(笑)
 子どもがなめている場合は、厳しくいく。
 ユーモアある厳しさである。

 あいさつを続ける。
 連続あいさつ。
 単独あいさつ。
 後半は、一対一が多い。
 氣合を入れてていねいにあいさつ。

 急いで、体育館へ。
 コートを脱ぐ時間がなかったので、脱ぎながらいく。
 歌舞伎の早変わり(笑)

 ◆集会
 音楽クラブの発表。
 歌と合奏。
 歌は、声が小さかった。
 残念…
 「発表」とは何か、考えさせられた。

 発表には、膨大な時間がかかる。
 ものすごいエネルギーが必要。
 それくらい、大変。
 だからこそ、子どもが伸びる。

 教室へ。
 すでに、班学が始まっている。
 私とて、かなり早く教室に行ったつもりである。
 圧倒的な速さである。

 班学をストップさせ、出欠をとる。
 8人が休み。
 ピークをすぎたとはいえ、休みが多い。
 7人が受験、1人が疲れで休み。

 ◆算数
 ★教科書の復習
 今日は、教科書の復習。
 いつもより、取りかかりが遅い。

 ★基礎・基本 第2段階
 ・10マス計算 かけ算編
  「5秒制限」に慣れてきた子どもたち。
  ここらで、新しいことを入れる。
  いつものように、おこなう。
  2回目は、ランダムに出す。
  私が、「×5」といったら、5の段。
  どの段がくるかわからない。
  次がわからない緊張感がある。

 ・パワーアップ10マス計算
 10×~19×
 完全制覇者6人。
 算数苦手な子が、18×までいっている。
 この子は、百人一首でも一部リーグ。
 驚異的な進歩。
 みんなが、驚いている。
 エネルギーが出てくると、別人になる。

「杉渕先生、サイード先生お待ちですよ」
 あっ、2校時は英語だった(汗)
 さっきまで覚えていなのだが…
 夢中になって授業していたら、忘れてしまった。
 10分遅れて、スマイルルームへ。
 お詫びする。
「アイムソーリー鳩山」
 と言ったとか、言わないとか…
 
 ◆英語
 あいさつ、今までの復習。
 声が出ている。
 以前とは、えらい違いである。
「すごくいいね」
 とほめられる。

 ★話
 ・イスラム教について
 ・コーランについて
 ・パキスタンの言語
  音であらわす。
 子どもたちの名前を、パキスタンの言葉で板書。
 おもしろかった。
 違う文化の話は、おもしろい。
 サイード先生は、聡明。
 説明が簡潔でわかりやすい。
 ■子どもたちへのメッセージ
 サイード先生は、独学でアラビア語を学んだ。
 ・みなさんも、好きなことを独学で学んでほしい。
  学校で教えてくれないから、先生がいないから…
  本があれば、学ぶことができる。
  いろいろな言語を学ぶと、幅が広がる。
  言語でなくてもいい。
  自分から、何かを学んでみよう。

 すばらしいメッセージだった。
 卒業文集に載せたい。

 ★復習 2
 感情の表現
 ・私は怒っている。
 ・私は幸せだ。
 ・私は疲れている。
 ・私は寂しい。
 など。

 ●英語で表現読み
 クラスで、表現読みをさせよう。
 「英語で表現読み」
 一番あっていると思う。
 ・言い方
 ・表情

 ★ゲーム

 サイード先生の授業は、おもしろい。
 テンポがいい。
 リズムがある。
 授業がよければ、子どもは積極的になる。
 教師次第…

 ◆20分休み
 校庭の状況をチェック。
 ちょっと歩いてみたら…田んぼ状態。
 内遊び決定。

 ★インタビュー
 広報部の方々から、「あいさつ」についてインタビューされる。
 応援、ありがとうございます。
 これからも、よろしくお願いいたします。

 ◆百人一首
 ★リーグ戦
 百に一首リーグ戦。
 順位の入れ替わりが激しい。
 苦手だった子が、1部リーグに入った。
 以前トップだった子が、4部リーグに落ちる。
 人生、これだからおもしろい。
 
 いろいろな読み方で読む。
 ・上の句と下の句
 ・上の句だけ
 ・上の句の最初だけ

 ★分析
 途中で、分析を入れる。
 昨日の続きである。
 次の3つに分類する。
 教師が読む。
 子どもたちは、下の句を言う。
  A さっと言うことができる。
  B 一瞬の間がある。
  C 時間がかかる、言うことができない。
 分類することにより、見えてくる。
 ・自分が得意な札
 ・苦手な札
 苦手を克服しないと、上達できない。
 ただ、覚えればいいことだ。
 
 1日で、全部クリアしようとすると失敗する。
 今日は、これをC→Bにしよう。
 など、ちょっとでいいから焦点化して練習する。
 焦点化しないと、意味がない。

 ◆基礎・基本 第2段階  その2
 ★あまりのあるわり算
 進歩している。
 完全制覇者が6人。
 あと少しの子も、多い。
 算数が苦手だった子が、伸びている。
 毎日、練習している。
 弱点分析→課題の焦点化→焦点化した練習
 これをくり返している。
 だから、少しずつ進歩している。
 まだ、ハッキリしない進歩である。
 もう少したつと…だれが見てもはっきりわかる。

 ★高速漢字テスト
 スタートして4日目。
 進歩が見られるようになった。
 ようやく、動き始めた。
 5分を切った子、6人。
 一番速い子は、3分28秒。
 次が、3分40秒。
 3番手が、4分。
 かなり速い。
 
 苦手な子も、進歩している。
 漢字は、努力すればできるようになる。
 努力しているかどうかが、問題なのだ。
 1日1列ずつ増やしていけば…
 10日でクリアできる。
 2日で1列でも、20日でクリアできる。
 自分のペースでいい。
 毎日、地道に努力することが大切なのである。
  表…漢字力をつける。
  裏…地道に努力する力、姿勢を身につける。

 終わったら分析。
 分析→練習。

 ●分析→練習
 あまりのあるわり算、百人一首とリンクしている。
 分析し、課題を明確にする。
 焦点化して練習。

 完全制覇者は、他の子を教えに行く。
 
 ★教師の挑戦
 子どもたちが練習している間、私が挑戦。
 前は、3分27秒。
 今回は…
 がんばるのだが、スピードがあがらない。
 字もいまいち…
 時間はどんどん過ぎていく。
 このままでは切れない…
 スパートをかける。
 字が……雑になる。
「できた」
「4分57秒」
 ぎりぎりで、5分切ることができた。
 あぶない、あぶない。
 1分30秒も遅くなっている。
 後半3列は、字が雑になってしまった。

 「5分で100問」は、ハードルが高いことを実感。


 ◆文集
「書いたら、声を出して読むこと」
 今の段階では、これだけ。
 声を出して読むと…いろいろなことがわかる。
 推敲で大切なのは、「声を出して読むこと」である。

 次の段階は、「短文にすること」。
 「言いたいことを一言でいう」
 難しいことである。
 かなりの力がないと、できることでない。
 まわりくどくなってしまう。
 短文にすると…
 ・リズム
 ・言葉
 ・内容
 を考えるようになる。
 ★リズム
 読んでいて心地よいか。
 リズミカルな文章は、頭や心に入っていく。

 ★言葉
 どの言葉を使うか、考える。
 究極は、俳句である。
 キャッチコピーもそうである。
 どの言葉を使うか、考えることが大切。
 子どもたちの多くは、月並みな言葉を選択する。
 だから、つまらない文章になる。
 その子ならではの文章が出にくい。

 ★内容
 短文なので、内容をしぼらなければならない。
 この一文で何を書くか、考えざるをえない。
 あれもこれもではく、一つにしぼる。
 これが大切。

 文集作成の取り組みで、いろいろなことを教えたい。

 ◆給食
 全世界が注目する、「完食プロジェクト」。
 昨日にくらべれば、人数が多い。
 食べやすいメニューである。
 チキンライス、じゃがいものポタージュ、サラダ、フルーツ。
 4日連続完食なるか?

 軽く完食!
 4日連続完食!

 ◆掃除
 特定の子に声をかける。
 「次の一手」を教える。
 「こうしてごらん」

 いつも、子どもを見ている。
 その子の実態を把握している。
 そろそろいいかなと思ったとき、指導を入れる。
 (例)
 ・掃き方…どこを掃くか
 ・ぞうきんの使い方…1度拭き、2度拭き
 ・ハンディモップの使い方
 などなど。
 アドバイスされた子は、動きが変わる。
 やるべきことが、はっきりするのである。

 よく訊かれるのが…
「うちのクラス、掃除をしないんですけど…どうしたらいいですか」
 問題は、子どもたちの認識である。
 ・掃除は、適当にやってよい。
  先生が見ていなければ、さぼってよい。
 このように思うか。
 ・今日は、ここをきれいにしよう。
 きれいにすると氣持ちがいい。
 
 同じように掃除しても…中身は対極である。
 教師が、掃除の楽しさを教えているか。
 掃除の大切さを教えているか。
 言葉ではない、行動で教えているか。

 さぼりたくて、さぼろうとする子はない。
 掃除の大切さを知らないのだ。
 掃除したあとの爽快感を知らないのだ。

 教師が黙って掃除を続ければ、子どもは掃除をするようになる。

 ◆昼休み
 校庭は、まだ乾かない。
 内遊び。
 職員室へ。
 ちょっとした仕事があった。
 明日のセーフティー教室について、打ち合わせ。
 そのとき、校庭の話になった。
「なかなか、乾かないね」
「昨日、あれだけ雪が降りましたからね」
「えっ、雪が降ったの? 埼玉の方は、降らなかったよ」
「降ったと思いますよ」
 私が寝たのが、10:30。
 雪が降ったのは、1:00過ぎだという。
 はたして…
 電車から見る畑は、白だった。
 埼玉も、降ったのかもしれない。

 ◆読書タイム
 静の時間。
 静かに読書。

 ◆班学
 理科と社会。
 今日は、問題の出しっこをしている班が多かった。

 ◆発表に向けて
 表現読み『きつねの窓』の発表に向けて。
 取り組みスタート。
 本格的には、来週から。
 2月26日に、発表する予定である。
 ★分担
 ひと班2カ所にするか、1カ所にするか。
 →圧倒的多数で、「ひと班1カ所」になった。

 ★分担 2
 場面わりは、教師がおこなう。
 『きつねの窓』を6場面にわける。

 ★分担 3
 希望する箇所を決める。→発表。
 重なる場合は、話し合い、または、ジャンケンで決める。
 譲り合って決まっていく。
 2つの班だけが、第1場面がいいという。
 どちらも、譲らない。
 代表を立たせる。
 1班のTさんがいう。
「0くん、お願い、ゆずって」
 女の子らしく言う。
「ゆずれません」
 言葉の途中から、かぶせる0くん。
「ゆずる男って、かっこいいなー。
 こういう男がもてるんですよ」
「『おれ、絶対ゆずらない』という、せこい男はもてません」
「モテモテのかっこいい男になるか、もてないせこい男になるか」
「ゆずりません」(爆笑)
 そこで、1班の子にいわせる。
「0くん、かっこいい」(笑)
 5人が続けて言う。
「これだけ言われたんだから、ゆずりましょうよ」
 半ば強制(笑)
「最後は、トリといって、一番実力がある人がつとめるんですよ」
 強引にまとめる(笑)

 ★『きつねの窓』 表現読み 役割決定!

 第1場面  1班
 第2場面  2班
 第3場面  4班
 第4場面  2班
 第5場面  5班
 第6場面  6班


 早速、班ごとに読んでみる。
 同時並行で音読する。
 終わったら「はい」という。
 このようにすると、短時間で全部にかかる時間を把握できる。

 第1場面  2:05
 第2場面  2:25
 第3場面  1:30
 第4場面  2:15
 第5場面  1:45
 第6場面  2:30

  計  12:30(12分30秒)

 思ったより、短い。
 今は、班全体で読んでいる。
 これから、班ごとに読みを工夫する。
 さて、どうなるか。

 ◆卒業に向けて
 ソプラノ、アルト、パートごとにわかれる。
 ある子を指名し、仕切らせる。
 仕切ったことがない子である。
 やりながら、教える。
「ソプラノは、Tくんと、Oくんと~」
 やり直させる。
 このような言い方では、だめだ。
 聴いていない子も出てくる。
「ソプラノを発表します」
「はい」
「Tくん」
「はい」
「0くん」
「はい」
 このように、返事をさせる。

 「仕切り」は重要。
 司会同様、力量がもろに出る。
 うまくいくかどうかは、仕切りの力量にかかっている。

 ソプラノ、アルトにわかれる。
 『With You Smile』の練習。

 だれが仕切るか。
 ※仕切りが弱いのが、今のクラス。

 それぞれ、仕切る子が出て練習。
 音程チェック。

 合わせる。
 それぞれよくても、合わせると音が狂う。
 合唱は、難しい。
 アルトが主張してしまうとダメだ。
 マイルドに、ソプラノを立てるようにするとよくなる。
 3回目は、ぐんとよくなった。

 『旅立ちの日に』
 アルトを2つにわける。
 ・アルト
 ・第三声

 練習。
 うーん、前よりよくなったかな。

 放課後いろいろあり。
 生活指導主任として動く。
by sugitecyan | 2010-02-04 21:55 | あやかぜ
<< あやかぜ 2月5日 あやかぜ 2月3日 >>



実践の記録

by sugitecyan
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
以前の記事
ライフログ
フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧