あやかぜ 12月14日あやかぜ 12月14日(月) あと2週間で、冬休み。 時のたつのは、早い。 師走とは、よくいったものだ。 もっとも、私の場合年中師走(笑) ◆校門でのあいさつ 出だしはよかったが… 休みの影響を受けている子がいる。 目の光が弱く、下を向いている。 当然のごとく、声は出ない。 一方、影響を受けていない子がいる。 いつもと変わらず、声を出す。 「いつも変わらず」→「オールウエイズ」 「いつも」というのは、すばらしいことだ。 環境に影響されない。 コンディションが悪くても、声を出す。 いつ、いかなる時にも、声を出す。 猪木イズムである(笑) 「最近の月曜」では、一番コンディションがいい。 ※最近は、ずっと疲れが残っていた。 あいさつしていると、調子が上がっていく。 体があたたまる。 のどがあたたまる。 声が出る。 後半、一人になってからは一番声が出た。 のどはいかれているが、声は出る。 このへんが、おもしろい。 声が出ないんじゃないかと思うのだが… 出るのである。 精神力? 肉体のパワーアップ? 「アウトプットする肉体」も、強くなっている。 ◆全校朝会 相変わらず、集まるのが遅い。 のろウイルスのせいかもしれない(笑) ・あいさつ ・表彰 表彰が多い。 持久走大会の練習があるのだが… ・看護当番の話 今週の目標は、「持久走記録会で、全力を出しきろう!」 ★持久走の練習 準備運動の時、動いている子がいる。 私と競争するつもりである。 このところ、「対決」が続いている。 交通整理の関係で、1周しか走らない。 1周対決である。 「教師が全力を出す」 杉渕学級では、まず教師がやってみせることが多い。 子どもにいう前に、教師がやってみせる。 基本中の基本である。 スタート。 ダッシュする。 今日は、前が詰まっていない。 どんどん前に進む。 私の前を走っているのは1人。 また、負けた。 そろそろ、引退か。 ◆あいさつリレー&あいさつ すでに1時間目は、始まっている。 少人数教室に行く、5人が抜けている。 休み明けのせいか、いまいち。 「オールウエイズ」は、難しい。 簡単なものほど、「いつも」を維持するのは難しい。 常に前進していないと、「いつも」維持はできない。 ◆班学 様子を見る。 最近は、曜日によって授業を変えている。 昔は、考えなかったことである。 ・週5日制の定着 ・子どもの弱体化 平成10年を過ぎてから、子どもが弱くなってきている。 レベルダウンしている。 それまでの、4~5倍時間がかかるという感じである。 高いレベルまで持って行くのが難しい… それくらい、スタートレベルが低くなっている。 ◆算数 ★先取り学習 ・「マイナスとプラス」 「マイナス」について、指導する。 ・方程式 といっても、簡単。 直感的にわかる。 休み明けなので、簡単な問題にする。 ◆国語 ユニット授業。 ・あいさつ ・圧倒声 ・復唱 ・表現読み『きつねのまど』 うーん、いまいち。 休みの影響を受けている。 微妙な違いであるが、根本的な違いがある。 表現読みを取り上げる。 1班から順番に、発表させる。 『きつねの窓』(P41) うーん、いまいち。 雑というか…細かい部分ができていない。 上手か下手かは、「微妙な違い」で決まる。 細かな部分を、ていねいにていねいに読んでいくか。 「これでいい」としてしまうか。 1年後、大きな違いが出てくる。 「細かなところをおろそかにしない」 「一つひとつ、ていねいに読んでいく」 ことが大切。 ★表現読みの指導 久しぶりに、細かな指導を入れる。 ・いつ、入れるか。 ・どのくらい、入れるか。 配分が難しい。 子どもたちは、やる氣がある。 自主的に練習している。 それは、すばらしいことだ。 しかし…子どもに任せているとレベルが上がらない。 低いレベルで終わってしまうことが多い。 私が見た学級… 若いころから、全国の実力ある実践家の授業を見に行った。 授業というより、学級を見に行ったのである。 例外なく、子どもが生き生きしている。 やる氣がすごい! しかし…「すごいレベルだ」と思ったことは少ない。 教師が指導すれば、レベルが上がる。 しかし…下手をすると子どものやる氣を奪ってしまう。 配分が難しい。 子どものやる氣、自主性を出させながら、指導を入れる。 言葉にすると、一般的なものになってしまう。 頃合いが難しい。 今日は、「指導を入れる」タイミングだ。 直感である。 法則化できない(笑) きつねは、ぱらりと両手を下ろして、うつむきました。 を読んだ子を、立たせる。 一人ずつ読ませる。 ある子は、大きな声で読んだ。 声が大きいのはよいが、ここは大きな声で読む場面ではない。 この「きつね」は、どんなきつねかを問う。 (例) 「ぼくから、鉄砲を取り上げようとしているきつねか」 「母親のことを思い出し、悲しくなったきつねか」 ただ「きつね」と読んでしまうと、どんなきつねかわからない。 「ぱらりと両手を下ろして、うつむいた」きつねである。 その「きつね」を、音読で表現しなければならない。 簡単なようで、難しい。 「ぱらりと両手を下ろして」 意図的に下ろしたのか、無意識に下ろしたのか。 さっと下ろしたのか、ゆっくり下ろしたのか。 自然に下りてしまったのか。 「うつむきました」との関係。 手を下ろしてから、うつむいたのか。 同時か? などなど。 次の子は、悲しそうに読んだ。 涙をこらえている感じが出ていた。 これは、これでよい。 一つの解釈である。 ・涙ぐんで ・だんだん涙が出てきた。 ・一氣に涙がこみ上げてきた。 ・頭がお母さんのことでいっぱいになった。 などなど。 次の子は、さらっと読んでしまった。 何も伝わってこない。 自分が思っても、聴き手に伝わらないと意味がない。 評価は、聴き手がするのである。 独りよがりになってはいけない。 一人ひとり指導していく。 ★指導 2 次の部分を読ませる。 「ぼくも、そんな窓がほしいなあ。」 この台詞の前後は、次のようになっている。 ぼくは、すっかり感激して、何度もうなずきました。実は、 ぼくも独りぽっちだったのです。 「ぼくも、そんな窓がほしいなあ。」 ぼくは、子供のような声をあげました。 ・無意識のうちに言葉が出てしまったのか。 ・意識していったのか。 ・独り言のようにいったのか。 ・きつねに向かっていったのか。 ・どのくらいほしいのか。 ちょっとほしい、ほしい、すごくほしい。 ・本当にほしいのか? などなど。 考えると、いろいろなことが見えてくる。 たった一文といえども、おろそかにできない。 前後の文、台詞から、その文や台詞をどう読むか考える。 総合的な力が必要である。 かなり高度な活動である。 ◆20分休み 生活指導関係の資料づくりと印刷。 ◆音楽 子どもたちといっしょに、音楽室へ。 遅れた子が一人。 『ふるさと』(歌)の冒頭部分を聴き、音楽室をあとにする。 よく響いていた。 ウサギ追いしが、「ウサギ美味しい」に聴こえた。 おなかが空いてきた。 今日の給食は、なんだろう(笑) 空き時間を使って、いろいろな仕事。 ほとんど事務処理。 受験関係の書類作成などなど。 ◆社会 資料を使っての調べ学習。 ◆『日本語の文字』 「平仮名と片仮名」の部分を取り上げる。 ・音読 ・発言 ◆『ボランティアしあおうよ』 ・音読 ・発言 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ボランティアの基本は、目の前の人やそれまで ┃ ┃知らなかった人とかかわって、応えんしたり手助 ┃ ┃けしたりすることだと思う。 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ この部分を取り上げる。 筆者の意見である。 班での発言のあと、一斉授業。 一人一言。 代表的な発言 ・これから、ボランティアを始める人に対して言っている。 ・初心者に向けて、言っている。 ・ボランティアのベテランは、基本以外のことをたくさんしている。 ・基本とは、一番大切なこと。 ・自分が知らない人にも、手をさしのべることが大切。 ・知っている人だけでなく、知らない人も助ける。 ・ボランティアだからといって、全部してあげてはいけない。 ・自分でできることは、できるだけ自分でさせる。 ・どうしてもできないことを、助ける。 ・「基本」とは、ボランティアの心構えのこと。 同じような意見が多い。 悪くはないが、よくもない。 広がりがたりない。 たとえば… ・「ボランティア」とは、初心者もベテランも含むのか。 ・誰を対象にしているのか。 まだ、ボランティアについて知らない人。 まだ、ボランティアをしたことがない人。 それとも、全部の人を対象に言っているのか。 ・「目の前の人」とは、たとえばどんな人か。 困っている人も、入るのか。 ・障害がある人だけを対象にしているのか。 ・ここでいう「かかわり」とは? どっちから、かかわるのか。 片方だけでいいのか。 両方か。 ・ふつうの「かかわり」とどう違うのか。 ・「応えん」とは、たとえばどんなことをするのか。 言葉をかけるだけなのか。 ちょっと手伝うのか。 ・進んでするのか、その人に聴いてからするのか。 などなど。 ・「応用」とは、どんなことか。 考えると、たくさん出てくる。 ◆給食 ◆連絡 ・午後は自習。 ※出張のため ・明日は、家庭科。 ・明日は、持久走大会がある。→ペアの確認。 ・5校時 算数 問題を解く。ノートをつくる。 ・6校時 新聞づくり。 ◆掃除 出張。
by sugitecyan
| 2009-12-14 19:57
| あやかぜ
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