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全力教室

あやかぜ 12月3日


  あやかぜ  12月3日(木)

 雨、雨、雨。
 今日は寒い。
 昨日飲み過ぎて、コンディションが悪い。

 ◆校門でのあいさつ
 雨の時は、響く。
 車が通らないときは、すごく響く。
 カエルの傘を差し、全力であいさつをする。
 かわいい傘と全力あいさつのコントラスト。

 今日も、好調。
 いいあいさつが続く。
 声を出す子が多い。


 ◆音楽朝会
 雨のため、入場が1コースしか使えない。
 全員そろうのに時間がかかる。
 早く来た子は、だんだんだれてくる。
 「自分たちで練習して待っている」
 という文化はない。
 6年生も練習していない。
 音楽の先生が声をかけ、歌の練習をさせる。
 それがいい。
 そろうのを待っていたら、時間がもったいない。
 だれるだけである。
 歌を歌って待っているのがよい。

 音楽朝会がはじまる。
 あいさつの子がミス。
 多くの学校でやっているあいさつををしてしまった。
 間延びあいさつである。
 しかし、全校は、いつものあいさつ。
 A小のあいさつは、素早い。
 間延びしない。

 わさわさしている。
 音楽会が終わってから、特に感じる ことだ。
 全校児童が集まると、増幅されくっきりと表に出る。
 集団としてのまとまりが崩れてきている。
 音楽集会が始まったのに、しゃべっている。
 ざわついた中、会が進む。
 一度止め、静かにさせた方がいいのではないか?
 ・注意する、叱る
 ・叱らないで、静かにさせる。
 方法は、いろいろある。
 ざわついているのをそのままにしておくのは、まずい。
 もっとまずいのは、「それでいい」と思っていることだ。
 私が担当なら、すぐ指導を入れる。
 歌わせる中、いい学年をほめる。
 その他いろいろ。
 時に、厳しく注意する。

 リズム遊びはおもしろかった。
 しかし…ざわつきが氣になる。

 歌『あの青い空のように』
 声が出ていない…
 900人近い声ではない。
 ・学年ごとに、ワンフレーズ歌わせる。
 声の出をチェック、評価する。
 などが必要。
 子どもたちは、「これでいい」と思ってしまう。
 6年生も、声を出さない。
 音楽会は、どこに行ってしまったのか?
 ・音楽会のときの声
 これを規準にすべきである。
 がた落ち。
 元に戻っている。
 うーん…
 いろいろ考えさせられた。

 ◆あいさつリレー&あいさつ

 ◆班学
 そろそろ指導を入れないといけない。
 流れがスムーズになってきている。
 メニューも、工夫している。
 しかし…ひたむきさが伝わってこない。
 息吹がない。
 いよいよ、私の出番だ。

 ◆算数
 『小数と分数の混ざった計算』
 苦手な子にとっては、難しい。
 例によって、仕掛ける。
 問題を小さく書いたり、かくしたり(笑)

 ◆国語
 ある子のおばあちゃんが参観。
 今日のねらい決定。
 いつも、母親に怒られてばかりいる子である。
 おばあちゃんから、活躍の様子が伝われば…
 今日は、怒られないかもしれない。
 家庭平和に貢献したい。

 保護者が来たとき、その子にスポットを当てる。
 活躍させる。
 当たり前のことだが、大切なことである。
 予定を変更。
 『ボランティアしあおうよ』→『きつねの窓』

 ★『きつねの窓』
 ・一斉音読
 全員で、その場面の前まで読む。
 音読だが、表現読みになってきている。
 その分、合わせるのが難しい。
 
 その場面が来た。
 どこからどこまでと、範囲を指定する。
 グループで音読させる。
 
 きつねは、とっぴょうしもなくかん高い声をあげました。
「そうそう、お指をお染めいたしましょう。」
「お指?」
ぼくはむっとしました。
「指なんか染められてたまるかい。」
 ところが、きつねは、にっこり笑って、
「ねえ、お客様、指を染めるのは、とてもすてきなことなん
 ですよ。」
と言うと、自分の両手を、ぼくの目の前に広げました。

 ちょっと練習させたあと、発表させる。
 プチ練習、ミニ発表の手法である。

 練習時間は、短くてよい。
 長いとだれる。
 もっと時間がほしいときは、子どもたちがいいにくる。
 すぐ発表させる。
 ただ練習するか。
 発表を前提に練習するか。
 意識が違ってくる。
 すぐ発表となれば、なおさらである。
 「ミニ発表」
 全部できての発表ではない。
 途中経過、「今はここまで」の発表である。
 「プチ練習、ミニ発表」は、驚くほどの効果がある。

 1班から発表させる。
 練習時間は、1分くらい(笑)
 しかし…うまい。
 かなりうまくなった。
 このところ、急成長している表現読み。
 杉渕学級らしい読みになってきた。
 最初の台詞を高い声で言った。
 「とっぴょうしもなくかん高い声を出しました」
 と言う記述を、表現している。
 6班も、まあまあ。
 あとの班は、いまいち。

「なぜ、1班だけ合格かわかりますか?」
 2人が正解。

 その台詞を言う子だけを立たせる。
 いう順番を指定する。
 うまい順である。
 学級が育ってくれば、順位をつけてもよい。
 最下位でも、落ち込んだりしない。
 一人ずつやらせる。
 読み方ががらっと変わる。
 順位が低い子ほど、変わる。
 教育とは…
 ・できない子ほど、変化する。
 これが、私の考える「逆転現象」である。
 6人とも、ぐんとよくなった。

 2回目の練習
 1分程度。
 
 ミニ発表。
 どの班も、悪くない。
 いや、かなりよい。

 今度は、ぼくの台詞を中心にする。
「指なんか染められてたまるかい。」
 を担当している子を立たせる。
「むっとしました」という記述がある。
 それは意識して読んでいる。
 そこで、次のことを問う。
 ・ちょっと冷静にいった。
 ・反射的にいった。
「お指をお染めいたしましょう。」
といわれ、反射的に答えたのか、どうか?
 1班の子だけが、反射的な表現だった。
 その子は、手を引っ込める動きをつけた。
 他の班の子は、それを意識していない。
 両方やらせてみる。
 「反射的かどうか」で、表現の仕方が変わってくる。

 こんな感じで、3セット。
 3回目のミニ発表は、ぐんとレベルアップしていた。

「今度は、1人で全部読んでもらいます」
 練習開始。
 30秒程度。

 ある子を指名。
 活躍する姿を、おばあちゃんに見せるためである。
 その子が読む。
 まあまあ。
「おばあちゃん、いかがですか」
「いいと思います」
 拍手が起きる。
 よかった。
 今日は、怒られない(笑)

 練習。
 また、その子を指名(笑)
 2回目は、かなり上達していた。
 いいぞ。
 おばあちゃんは、孫の活躍を喜んでいた。
 めでたし、めでたし。

 「参観者を活かす授業」
 ときどきおこなう。
 見る人が、参加する人になる。

「自信がある人」
 2人。
 そのあと、6人挙手。
 全員は無理(笑)
「読める人」
「読む人」
なら、手が挙がるだろう。
 あえて、「自信がある人」とした。

 3人を指名。
 読ませる。
 ある子は、抜群にうまい。
「○○くんは、センスがある」
 ※間の取り方が抜群にうまい。
 この子が練習したら、うまくなる。
 天分を活かさない手はない。

 表現読み、ようやくレベルが上がってきた。
 これからが、おもしろい。

 ◆租税教室
 税務署の方が来てくださる。
 たっぷり説明。
 ちょっと長い。
 子どもたちにとっては、1時間くらいが適当。
 1時間過ぎると…極端に集中力が落ちた。
 スエーデンの話がおもしろかった。
 消費税25パーセント。→福祉に使われる。
 教育費 1人年間100万円かかるという(東京都)。
 小学校を卒業するまでに、1人600万かかるということ。
 VTRもおもしろかった。
 「税金がない世界」を映像で示す。
 よくわかる。

 ◆給食

 ◆掃除

 ◆一斉下校
 通り魔事件のため、今週は一斉下校。

 子どもたちを送ってから、駅に向かう。

 ◆研究発表会
 ある学校の研究発表会に参加。
 ※全員。

 授業を見てから、学校に戻る。
 生活指導関係の仕事をする。
 今日が締め切り。
 資料を作成し、送信。
 これでよし。

 今日は、よくぬれた。
 すごい雨だった。
 冬本番の寒さだった。
by sugitecyan | 2009-12-03 23:51 | あやかぜ
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