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全力教室

あやかぜ 12月2日


  あやかぜ  12月2日(水)

 昨日は、不審者が出て大騒ぎになった。
 すぐ対応。
 学校としての対応を決める。
 連絡網、メール配信システムで、保護者に連絡した。

 今朝、教師は所定の場所に立つ。
 子どもたちの登校を見守る。
 不審者が出た箇所には、3人が立つ。

 ◆校門でのあいさつ
 生活指導主任は、校門に立つ。
 いつものように、あいさつする。
 今日は、声が出ている。
 21日レベルになった。
 あるレベルに達すると、それ以上いかなくなる。
 最高レベルは、そうそう出るものではない。
 まぐれであるから。
 これが続くと、到達ラインが上がる。
 落ちなくなれば、実力。
 今のところ、21日のあいさつが最高だった。

 今日は、そのレベルに近い。
 氣合が入っている。


 ◆持久走の練習
 8:30までに整列していないクラスがある。
 みんなが、待つことになる。
 スタートするまでに、3分が過ぎていた。
 まあ、今日は仕方がない。
 登校指導で、教室に行くことができなかったのだから。
 しかし…明日も変わらなかったら…
 違う理由である。
 はたして?

 ・あいさつ
 ・準備運動
 ・持久走練習
 3分間走る。
 ゆずの『虹』に合わせて走る。
 ※昨年度は、同じくゆずの『栄光の架け橋』
 担任は、1周する。
 5周までだったら、まだまだ私の方が速い。
 スタミナがないので、それ以上は無理(笑)
 3分は、あっという間に終わる。

 ◆あいさつリレー&あいさつ
 びしっとさせるために、2回おこなう。
 全員が全力を出す。

 ◆班学
 いつものように班学。
 そろそろ、指導を入れるとき。

 ◆体育
 持久走の練習。
 3年生がトラックを使っている。
 外側のトラックを走らせることした。
 班の中でペアをつくる。
 A・前半…走る   B・前半…記録
  ・後半…記録    ・後半…走る

 持久走大会の決まりがある。
 100メートルトラックを走る。
 5分間走る。
 何周走ったか。
 タイムではなく、周回数で記録を取るのである。
 半端が出た場合
 ・半周以上は、切り上げ。
 ・半周以下は、切り捨て。

 外トラック、30秒で走れたら速い。
 学級トップの子は、このくらいだろう。
 一番行った子は、8周。
 普通は、7周。
 一番遅い子は、6周だった。
 これが規準になる。
 私の規準としては、トップが10周。
 普通は、8周。
 遅い子は、7周。
 ※外トラック

 規準には、2つある。
 ・一般的な規準
 ・自分の規準

 一般的な規準にも、いろいろある。
 世界水準、日本標準(笑)学級水準などなど。

 自分の規準は、その子によって違う。
 この場合、走るのが得意な子、苦手な子によっては違う。
 苦手な子は、自分の水準を上げ、一般的な水準に近づこうと努力する。
 これが大切。
 得意な子は、一般的な水準をはるかに超えることに挑戦する。
 「2つの規準」を持つ。
 大切なことだ。
 到達すると、規準が水準になる。

 持久走は、ペース配分が大切。
 たいていの場合、1周目飛ばしすぎる。
 すぐばてる。
 学級づくりと同じである。
 「飛ばしすぎると息切れする」のである。
 多くの場合、イーブンペースがよいだろう。
 自分にあったスピードで走る。
 分相応。
 無理するから、続かない。

 今日は、様子見。
 やはり、1周目飛ばす子が多かった。

 一番苦手な子、苦手な子に注目。
 マイペースで走っている。
 以前は…苦しそうな顔、いやそうな顔だった。
 今日は違う。
 成長したものだ。

 ◆国語
 参観者なし…
 ★圧倒声
 圧倒声による音読。
 全員で音読する。
 やはり、今週はよくない。
 音楽会、そして、先週はよかったのだが…
 落ちている。
 ★圧倒声 2
 もう一度。
 5班がいい。
 一番声が出るリーダーが休み。
 それなのに、いつもと変わらない。
 すばらしい。
 ★圧倒声 3
 『ペガスス』

 ★漢字リピート

 ★『ボランティアしあおうよ』
 「自分の力でできることがとても限られている。」
 の一文を取り上げる。
 音読2回。
 圧倒声で読む。

 読んで氣づいたことを発言する。
 指名なし発言。
 いい意見が出るようになってきた。
 ・「できる」というのは、すぐできることではない。
 ・「できる」とは、努力してできるということ。
 ・すごく努力してできるようになったこと。
 ・できるだけ、自分の力でやろうと思っている。
 ・本当は、自分の力だけでやりたい。
 ・「限られている」から、普通の人の半分くらい。
 ・いや、半分どころじゃない。
 ・「とても」だから、ほとんどできない。
 ・あとで出てくるけど、ても動かないし、歩くこともできない。
 ・車いすをこぐこともできない。

  とても限られている。
  限られている。

 比較させる。

 「とても」を抜いて、考えさせる。
 思考法の基本である。
 言葉を抜いてみると、見えてくることがある。

 「わたしが毎日をちゃんと生きて行く」
 この一文を取り上げる。
 ・ちゃんと生きて行く
 ・生きていく
 と板書。
 比較による認識。
 ・自分がしたいことをして生きていくこと。
 ・自分の生きがいを見つけて生きていくこと。
 ・そうではなく、普通の生活のこと。
 ・普通の生活だと思う。
 ・歩く、話をする、働くなど。
 ・努力して生きること。
 ・人間としての、最低限の生活。
 ・普通の人なら、だれもができること。
 ・「毎日」だから、1日だけではない。
 ・「毎日」その生活が、一生続くということ。
 ・朝、昼、晩、すべて。
 などなど。


 ◆ある大学の先生の授業
 アンケートに協力した大学から依頼。
 その結果をもとに、授業したいとのこと。

 「考え方と気持ちの関係」
 考え方で気分が変わる
 例をあげて説明。
 ・否定的な考え方  ネガティブ
 ・肯定的な考え方  ポジティブ
  中立的  〃

 ★考え方を変えるコツ
 例をあげて説明。

 しかし…大学の授業…
 小学生向きではない。
 ほとんど、教師がしゃべっている。
 どんどん進んでしまう。
 これでは、わからない子はわからない…
 いつも、ばんばん発言する子どもたちが…
 別人か?

 どっちの考え方をしているか。
 杉渕学級では、圧倒的に「肯定的な考え方」だった。
 子どもが育っている証拠か。
 担任がしょうもないので、あきらめの境地か。
 判断は、おまかせしたい。

 質問がアバウトなので、子どもたちは答えない。

 無視された子に対して、どう声をかけるか?
「…」
「誰かによって違う」
 昨日家庭科の時間ふざけて、めちゃ怒られた子がいう。ほ
 今日はよい。
 国語の時間も、いい考えを出す。
 続けて、大学の先生の授業でもいい発言をする。
 ・家庭科でふざけまくったのが、本当の姿か。
 ・今日いい発言を連発したのが、本当の姿か。
 
 本人にも、わからない。
 どちらも、本当の姿である。
 教育の場合…教師との関係による。
 関係ができているか、できていないか。
 ある意味では、決定的に重要である。

 助け船を出す。
 無視されたこと自分との関係
 ・仲良しの子
 ・同じ班の人
 ・クラスメイト
 ・それ以外

 大学の授業は、講義…
 抗議したい(笑)
 この手の授業は、わからない子が出てくる。
 ほとんどわからなかった子もいる。
「私が代わりに授業します」
 何度も、言葉を飲み込んだ。

 わからない子をつくる授業
 わからない子を置いてきぼりにする授業
 ※結果的に
 ものすごい違和感があった。

 人の授業を見ると、よくわかる。

 ◆続き
 予定を変更して、フォローの授業。
 ・よくわからなかった。
 ・わからなかった。
 という子がいたので、私が授業する。

 家に帰ってから、どう活かすか?
 死活問題である(笑)
 「自分が変われば、相手が変わる」
「君が変われば、かーちゃんも変わるよ」
「絶対変わらないと思います」
 おいおい、断言するなよ。
 人は、時に一瞬で変わる。
 さて、どうなるか。

 ◆給食

 ◆掃除

 ◆昼学

 ◆一斉下校
 不審者対応ということで、一斉下校。
 担当コースの子どもたちと下校。
 所定の位置で、下校の様子を見る。
by sugitecyan | 2009-12-02 23:50 | あやかぜ
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