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全力教室

あやかぜ 6月26日


  あやかぜ  6月26日(金)

 「A小まつり」終了。
 力を使い果たした子どもたち。
 午後は、動きが鈍かった。

 今日は、どうだろうか。

 ◆校門でのあいさつ
 あいさつ当番の子が声を出さないので、お引き取り願う。
 ※他のクラス。
 しばらくすると…
「先生、やらせてください。今度は声を出します」
 自分たちの役割を自覚しているか。
 ・代表
 ・下級生のお手本
 ・A小のあいさつをよくする→A小をよくする
 このようなことが、わかっているのか?
 やる氣がない子、やらない子がくると困る。
 そこだけ、空氣が濁る。

 人間は、低きに流れる。
 当番の子が声を出さなければ、他の子は、もっと声を出さない。

 その子たちは、昇降口であいさつ。
 まだ、校門に立つ段階ではない。

 金曜日は、やはりパワーダウンする。
 週末で、疲れてくるのだろう。
 しかし…自主当番の子は声を出す。
 私も出す。

 今日は、ちょっと指導を入れる。
 6年生には、厳しく。
 関係ができているので、びしっという。

 声を出さない子は、やりなおしをさせる。
 無視して行こうとする子、声を出さない子。
 ストップさせ、やり直しをさせる。
「全力を出しなさい」
 なめている子に声をかける。
 
 ときどき刺激を与えることが必要である。
 成長させるためには、刺激が必要。

 教室へ。
 あいさつリレーが始まっていた。
 しかし…
 鞄が机の上にある子がいる。
 バッグがある子がいる。
 バスケの子が、まだこない。
 全員がそろうまでに、3分が経過していた。
 バスケの子を注意する。
 
 ◆あいさつリレー
 全員そろったところで、あいさつリレーを始める。
 課題を出す。
 「あいさつに○○をこめる」
 ただ声を出すのではない。
 (例)
 ・みんなを元氣にする。
 ・今日の自分の決意をあいさつであらわす。
 などなど。
 自分の思いを言葉にのせるのである。
 エネルギーと思いを言葉にのせる。
 これが、次の課題である。

 ◆あいさつ
 パワーを集める。
 協力は、強力。
 エネルギーと思いが加わると、次元が変わる。
 これが、次の課題。

 ◆出欠調べ
 のどの状態がよくないので、代表にやってもらう。
 もちろん、立候補制である。
 呼名は、かんたんそうで難しい。
 リズムとテンポが勝負である。
 今日は、Yくんが代表。
 私より上手かもしれない。
 リズムに乗っている。
 一人ひとりの返事がよい。
 呼名と返事の呼応。

 ◆班学
 次元を上げるべき活動。
 新しく加える活動。
 もう少し、考えさせる必要あり。

 ◆イニシアチブ
 音楽の先生から、頼まれたことがある。
 下級生に見本を見せてほしいとのこと。
 『ほしまつり』を聴かせるのである。
 4年生は、びっくりするだろう。
 自分たちの歌との違いに、驚くことだろう。
 刺激を与える。
 イメージを持たせる。
 いずれも、大切なことである。

 その練習。
 もちろん、一石○鳥をねらっている。
 この取り組みで、6年生の力を伸ばす。
 裏のメインである。
 ・短時間の練習で上達する。
 ・プライドと誇りを持つ。
 ・人の役に立つ。

 一人ずつ、チェックする。
「さあさ 楽しい星のまつり」
 の部分を歌わせる。
 
 全体ではいいが、一人ひとりとなると…
 弱点がよくわかる。
 うまく声が出ない場合は、
 ・練習不足
 ・アップ不足
 が、考えられる。
 しかし…ぐんと伸びている子がいる。
 今まで、目立っていなかった子である。
 声が出てきた。
 声が響くようになってきた。

 杉渕学級では、めまぐるしくトップが入れ替わる。
 固定していない。
 あっという間に、追い抜かれる。
「えっ、この子が…」
 という子が、トップに立つ。
 これが、おもしろい。
 「教師の予想を超える子が育つ」(師匠の言葉)
 これが、教育の成果だという。
 なっとく。

 ◆算数
 二年次研の研究授業があり。
 子どもたちに任せる。
 班学。
 スタートするのが、遅い。
 チャイムと同時にスタート。
 あいさつから入る。
 教科書を読む。
 このへんまでは、さっとできる。
 意識があれば。
 この「意識」をもつのが難しい。

 授業終了3分前に教室に戻る。
 静かに、班学を進めていた。
 このへんは、育ちを感じる。

 ◆二年次研の授業
 二年目の先生の授業。
 道徳の授業だった。
 いろいろな意味で、考えさせられた。
 私とは、あらゆる面で対極。
 「自分は、絶対にしないだろう」授業を見る。
 対岸から、自分の実践を振り返る機会だった。

 ◆振り返り
 「A小まつり」についての振り返り。
 ここが、勝負である。
 全力でぶつかる。
 きちんと振り返る。
 こうすると、次へ進むことができる。
 ・「10枚作文」
 ・指名なし発言
 子どもたちの意識、認識をチェックしながら聴く。
 ・「お笑い」で、大切なことは何か
 ・自信を持つためには
 ・練習について

 一人ずついわせるので、その子のレベルがわかる。
 頭→言語化 どのくらい認識しているか。
 それを、表現できるか。
 お互いの発言を聴くことにより、刺激になる。
 思っていない子は、「ああ、そうか」
 刺激を受ける。
 うまく表現できない子は、「あのように言えばいいのか」
 刺激を受ける。
 教師がアドバイスしても、うまくいかないことがある。
 その子が育ってない場合。
 いくらいいアドバイスでも、受け取らなければ意味がない。
 簡単な話、理解できないのである。
 しかし、多くの子の発言を聴くうちに、だんだんわかってくる。
「ああ、そうか」
 認識を変えるためには、数が必要なのだ。
 一度でわかる子は、感性を持っている子。
 普通の場合、聴いているうちにわかってくる。
 「数のシャワー」は、杉渕実践の特徴である。

 さっと進んでしまうと、置いてきぼりされる子が出てくる。
 進みが遅くとも、全員が理解することが大切。

 ◆10枚作文
 「A小まつり」について、10枚作文。
 そろそろ、質を問う時期になった。

 ◆認識
 ★5分間練習について
 ・普段の練習との違い
 ・5分の持つ意味
 ・発表があるのとないのとでは?
 ・「発表」の意味
 ・その他いろいろ
 一人ずつ発言させる。

 ◆給食
 認識の授業後なので、静か(笑)
 準備時間は、7分程度。
 相変わらずスピードがない。
 しかし、ていねいではある。
 
 「いただきます」は、立候補制。
 今は、女子のみとしている。
 だいたいの日、女子全員の手が挙がる。

 「いただきます」のあとは、「減らし」
 量を少なくしたい子が前にくる。
 交渉しながら減らす(笑)
 次は、「増やし」
 もっとほしい子が前にくる。
 平等になるように、配る。

 会食。
 今日は、静かだった。

 ◆掃除
 12分くらい。
 一人ひとりが、進んで働く…
 まだまだ、全員がそうではない。
 一人ひとりが光り、、全体が光り輝く。
 そんな掃除を目指したい。

 ◆読書タイム
 5年生に、SOHRANを教える。
 5、6校時が水泳なので、1回通すだけ。
 やはり、少し練習してから通しの方が動きがよい。

 ◆イニシアチブ
 「下級生のために行動する」
 音楽の授業へ。
 4年生の前で歌う。
 いっしょに歌を歌う。
 6年女子。
 4年女子
 6年男子
 4年男子
 4、6年女子
 4、6年男子
 全員
 いろいろな形で、練習する。
 こうすると、自然と4年がよくなる。
 「自然と」というところが、みそである。
 6年はというと…
 教室ほどパワーが出ていない。
 エネルギーを感じない。
 まだまだだな。
 
 ◆班学
 社会の班学。
 ・年表読み
 ・前時の続き
 必ず、読むことから入る。
 年表、教科書、資料集。
 それから、話し合い。

 ◆新漢字テスト
 今日から、新しい漢字テストに取り組む。
 今までは、読み主体だった。
 これからは、書くことも重視する。
 初見で、どのくらいできるか。

 ◆振り返り

 教室掃除。
 金曜日なので、教室掃除をおこなう。
 ※毎日、少しおこなっている。
 しかし…
 しゃべる子がいる。
 すぐ取りかからない子がいる。
 ずっとしゃべっている班がある。
 
 今日は、
 ・5分間の使い方…集中、必死にやる
 ・下級生の見本となる…全力、びっくりさせる、
 ・自分の能力を伸ばす機会としてとらえる。

 これらのことを、活かしていない。
 それどころか、忘れている。

 途中でストップをかける。
 ストップをかけた理由を言わせたが…
 最初は、1年生レベルの意見ばかり。
「掃除中、しゃべっていたから」
 など。
 後半、3人が、これよりはいい発言をした。
 いずれも、今日学んだことにひっかけていった。
 ・見本になるはずが、掃除では見本になろうとしていない。
 ・5分間の練習でできたことが、掃除ではできていない。
 ・集中とか必死にやることが大切だと言ったのに、実行していない。
 など。
 まあまあのレベル。

 改めて、掃除。
 ◆5分間掃除
 班で打ち合わせをしてから、掃除開始。
 段違いによくなった。
 しかし…1回目が本当の姿。
 1回目でこれができないようでは、まだまだ育っていないということ。

 ◆帰り
 ときどき、何かをやらせている。
「グッバーイ」といわせる。
 表情、声の大きさなどを見る。
 不合格者は、後ろに並ぶ。
 合格した子から、帰ることができる。

 今日は、「握手勝負」
 私の手を思いっきり握る。
 どのくらい力がついたかを見る。
 一般的に、女子の方が強い(笑)
 憎しみを込めているから(笑)
 力だけではなく、その子のエネルギーを見る。
 なるほど、なるほど。
 おもしろかった。
by sugitecyan | 2009-06-26 20:27 | あやかぜ
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